注文住宅のコンセント計画!対応方法からおすすめの位置までご紹介

2021.4.30

注文住宅のコンセント計画!対応方法からおすすめの位置までご紹介

生活するうえで、なくてはならないのがコンセントです。テレビや冷蔵庫など、電化製品はコンセントがなければ使うことができません。

ではみなさんは、コンセントをどうやって家の中に設置したらいいかご存知ですか?今回は、コンセントの設置位置や数など、注文住宅でコンセントを設置するときに知っておくべき内容を見ていきたいと思います。

注文住宅の新築を考える際に

注文住宅で新築を考えるときには、実際に暮らしていくときの家具の配置や部屋割り考えると思います。コンセントの配置は、それにあわせて進めていくことが大切です。

注文住宅のコンセントの基本設置位置と高さ

基本的には、コンセントの高さは床からセンターまでの距離を25cmになるように設置します。
他には、家具や設置する家電の高さを見越して設置していくとよいでしょう。注文住宅でコンセントを設置する場合、家の場所別に考えていきましょう。具体的には、以下の位置や高さに設置します。

・玄関:照明用スイッチの直下(できれば下駄箱置き場側)、飾り棚などがある場合はその壁側

・洗面所:洗面コーナーでタオル側と反対側の壁側、ランドリースペースの洗濯機で隠れない部分

・キッチン:冷蔵庫の設置場所に近い所、火元と反対側の壁面、水のかからない幅40cm以上の調理台壁、家事コーナー

・リビング:ダイニング:室内照明用スイッチの直下、コーナーから家具などで隠れない程度に離れたところ、出窓や腰窓の下、暖房使用ストーブやテレビアンテナ端子などに近いところ

・廊下:中央に近いところ(T字型やL字型の廊下はコーナー部分にも)

・階段:昇降口の照明用スイッチの直下(近くに廊下用コンセントがある場合はどちらか一方)

・トイレ:排水縦管の反対側側面の奥、換気扇用のコンセントも考慮

・個室:室内照明用スイッチの直下、コーナーから家具などで隠れない程度に離れたところ、出窓や腰窓の下、暖房機用ストーブやテレビアンテナ端子などに近いところ、壁面が長い場合はその中間点(一番近いコンセントまでの距離が3m以下になるとよい)

コンセントの位置は指定できるの?

注文住宅のコンセントの位置は指定することができます。
住む前にどんな家具を置いたり、どこに置くかなどに考えを巡らせるのは難しいかもしれませんが、ここをしっかりとシミュレートしておかなければいざ住み始めたときに不便に感じることが出てきてしまうかもしれません。

たとえば、家具を置いて隠れてしまう場所にコンセントがあったら、使えないのでコンセントを作った意味がなくなってしまいます。住宅を建てるときには、しっかりと考えてコンセントが必要な位置を指定してください。

営業や現場の人におすすめの位置を聞いておくことが大切

実際に住むとしても、自身で住宅を建てるわけではないので位置や高さを考えるのは難しいかもしれません。
そんなときは、営業スタッフや実際に作業する現場の人におすすめの位置を聞いてみてください。毎日いろいろな住宅を扱っているプロですから、的確な答えを出してくれます。

分電盤の配電の確認を

住宅では、分電盤を使って各部屋のコンセントに電気を配電しています。部屋によって必要になる電気の量は変わってくるので、コンセントの位置と同時に分電盤の配電の確認も行ってください。
      注文住宅の新築を考える際に

コンセントがあると便利なおすすめの位置

注文住宅でコンセントの位置を決めるときには、おすすめの位置を教えて欲しかったりしますよね。そんなおすすめの位置を紹介したいと思います。

・洗面所やトイレの床近く:冬場の寒いときに暖房器具などを繋ぐのに便利です。

・オーディオやパソコン周辺:パソコンなどを使うスペースは、気付いたら周辺機器が増えているものです。多めに作っておくといいでしょう。

・ダイニングテーブルの高さに合わせる:ホットプレートや電気鍋を使うときに最適です。

・寝室の枕元やベッドの足元:寝るときに、充電や足元の暖房器具用のために設置しておくと便利です。

・階段の踊り場:掃除機のコードが届かなかったりするときに大活躍してくれます。
      コンセントがあると便利なおすすめの位置

コンセントのお手入れ方法も

注文住宅でコンセントの位置を決めて作ったら、しっかり手入れをして長持ちさせることも大切です。コンセントから火が出て火事になってしまったという事例もあります。
コンセントの手入れの方法を紹介させていただきますので、コンセントの手入れをしましょう。

コンセントには差し込み口がありますので、そこにどうしてもホコリが溜まりやすくなっています。そのホコリを掃除機で吸い取ったり、エアダスターを使って吹き飛ばしてください。綿棒を使ってホコリを取り除くのも効果的です。
差し込み口が汚れているときは、濡らして絞った布でふいてください。

コンセントのお手入れは難しくはありません。火事対策にもなりますので、こまめに行うことをおすすめします。
         コンセントのお手入れ方法も

まとめ

今回は注文住宅でコンセントを作るときの豆知識をご紹介させていただきました。生活していくなかで必ず使うコンセントなので、使いやすいようにしっかりと計画立てて位置や高さ、数を決めなければなりません。

コンセントの位置、高さは自由に指定できるので、プロと相談しながら決めてください。せっかく考えてコンセントを設置したのですから、こまめにお手入れをして長く快適に使ってください。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事・取替・増設」をご覧ください。

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