コンセントが焦げた!正しい対処で被害を最小限に抑えましょう

2021.4.30

コンセントが焦げた!正しい対処で被害を最小限に抑えましょう

私たちが生活する中で欠かせない電化製品。関わらずに生きていけるか?と聞かれたら無理と答える人が9割を超えるのではないでしょうか。
そんな電化製品に電気を送って動かしているのがコンセントです。

ごくまれに発火してしまいコンセントを焦がしてしまうことがあります。コンセントが焦げたときどのような対応をしたらいいのでしょうか?よくわからないからと放置してしまっても大丈夫なのでしょうか?

コンセントが焦げてしまった場合の原因や対処法について紹介いたします。

コンセントが焦げてしまう7つの原因

コンセントが焦げてしまったとき原因となる出来事があるはずです。何か心辺りはありませんか?

電源スイッチをオンにした状態でコンセントを挿した

どうせすぐ使うからと電源スイッチをオンにした状態でコンセントに挿してしまうと突然大量の電流が流れショートを起こしてしまい火花が出ることがあります。

ゆっくりコンセントを挿した・抜けかけた状態で使用した

以前にコンセントから火花を出したことがある人が恐怖心でやりがちになってしまうのがコンセントに電源プラグをゆっくり慎重にさす行為。これは火花を出すことがあります。
また、とりあえず抜けない程度にコンセントプラグをさしてコンセントプラグが動いてしまうような状況で家電を使用することも危険です。

電気が流れたり途切れたりと不安定な状況を作ってしまうためです。

コンセントに電気を通す異物が入った

コンセントにシャーペンの芯やホチキスの針などが入ってしまうと電気が異物に流れショートしてしまうことがあります。髪の毛なども電気を通すものなので髪の毛がプラグとコンセントの間に挟まりショートすることもあるため、気がつかないで理由が不明になってしまうこともありえます。

コンセントを挿すタイミング

コンセントは交換電流です。そのため、電圧が低い高いというタイミングがあり、挿した時がたまたま高いこともあります。こればかりは運です。

たこ足配線

たこ足配線をしていると電流限度を超えてしまい温度があがり発火することがあります。
あまりコンセントが足らないからと言って電源タップを増やし過ぎることは考え物です。

トラッキング現象

長年さしっぱなしで手入れを怠っていると、コンセント周辺にほこりが溜まり、そこに湿気などの水分があると、そこに電気が帯電してしまい熱を帯び発火ショートしてしまいます。
これは大変危険です。火はほこりに引火し周りの可燃物に移り火事になることも十分に考えられます。

年数劣化

延長コードや電源タップが年数劣化し、接触不良をおこしてしまいショートする可能性があります。
あまり長い間使っている電源タップや、延長コードがある場合買い替えましょう。

      コンセントが焦げてしまう7つの原因

コンセントが焦げやすい家電

コンセントを焦がしてしまいやすい家電がいくつかあります。それは充電器など熱を帯びやすいものやドライヤーなど熱を発生させる家電です。
また、暖房器具なども熱を発生させるものなので注意が必要です。
いきなり大きな電力がかかるパソコンもショートすることがあります。生活に身近な家電こそコンセントが焦げる可能性があるので注意して使いましょう。

コンセントが焦げてしまったときの対処法

コンセントが焦げたとき驚いて、まっ大丈夫かなと心配になってしまいますが、しばらくすると気持ちも落ち着きます。

その時にやりがちになってしまうのが「自分では直せないから放置してしまおう。」と放置してしまったり、もう1度挿してみたら火花も出ないし、通常通りに使えるのでそのまま使い続けてしまおうという人もいたりしますが絶対に放置してはいけません。
必ず、早急に直してもらいましょう。

1度焦げたことでそのコンセントは熱が起きやすい状態になっています。そのまま使い続けていたら、再度発火する可能性が十分にあるのです。

そして、変形するほど焦がしてしまったときはさらに注意が必要になります。外見だけでなく内部も変形している可能性が高く、コンセントを使っていない状態でも熱を帯び知らないときに急に発火する可能性も十分に考えられるからです。

コンセントが焦げたときの修理は必ず免許を持った人間が行う必要があるので絶対に個人で行ってはいけません。

個人で行ってしまうと感電の危険性が非常に高くなるうえ整備不良を起こしてしまう可能性が高くショートする原因や漏電させてしまう可能性も高くなってしまうからです。
更にはそのような自己や不備がおこらないように法律で免許を持たない人がコンセントなどを修理や交換はしてはならないということもはっきりと決められているので破ってしまうと法律違反により罰せられてしまうことも考慮しなくてはなりません。

そして思っているよりも業者によるコンセントの修理、交換はお手頃なので必ず依頼しましょう。

      コンセントプレート交換手順

コンセントが焦げるのを防ぐ対策

コンセントはどうしたら焦がさずに生活できるのでしょうか?
それは原因から対策をたてることが大切です。
コンセントが焦げる理由としてあげた条件が7つありましたがその中でも1つは運の問題だったので除外し、6つの理由からひも解きましょう。

コンセントを挿すときの注意点

火花を出す可能性がある原因

・電源スイッチをオンにした状態でコンセントを挿した
・ゆっくりコンセントを挿した・抜けかけた状態で使用した
・コンセントに電気を通す異物が入った

対策

コンセントにプラグを挿すときは必ず電源スイッチをオフになっているか確認し、異物が近くにないか髪の毛などが絡まっていないかを確認してから、さっと挿すようにしましょう。
そして必ず奥まで差し込み抜けかけた状態にならないかを確認してから電源をつけましょう。

コンセントを使用する環境

火花を出す可能性がある原因

・年数劣化

対策

延長コードや電源タップは寿命が決められています。およそ5年で中の配線が脆くなりやすくなるためです。中の配線が切れてしまったり、劣化することで接触不良がおこり使えなくなったり、発火の可能性があるので長く使っている電源タップは買い替えを検討した方がよさそうです。

火花を出す可能性がある原因

・たこ足配線
・年数劣化

対策

過電流により熱を帯び発火するとこがあるのでたこ足配線は危険です。
そのため過電流にならないように壁コンセントの限界、電源タップの限界を知っておく必要があります。
1つの壁コンセントの限界が1500Wなのでそれを超えないように計算して使用するようにしましょう。
どう考えても1500Wを超えてしまうようならばコンセントの増設を検討してたこ足配線しなくても済むようにしてみることがいいでしょう。

まとめ

ちょっとした不注意でコンセントはショートや発熱をおこし焦げでしまうことがあるのでちょっとしたことと気をつけて使用するようにすることが大切です。
ショートしてしまうとその使っていた家電も壊れてしまうかもしれませんから注意が必要といえます。
コンセントが焦げたとき電源が足らないと感じたら工事を検討することが大切です。
かならず業者に依頼し安全安心のコンセントの環境を整えましょう。

コンセント工事・取替・増設を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事・取替・増設」をご覧ください。

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