赤ちゃんが電気コードに絡まった!事故の原因を作らないための対策

2021.4.30

赤ちゃんが電気コードに絡まった!事故の原因を作らないための対策

赤ちゃんが産まれてからしばらく寝返りをして、そしてはいはいができるようになります。この時期に注意したいのがコンセントです。

触ると感電し、首に巻き付き窒息する恐れもあります。このような事故を防止するためには、コンセントが赤ちゃんの手に届かないところにあればいいですが、全部高い位置にあるとは限りません。原因をつくらないためにどのような対策をしたらよいのか紹介していきます。

家の中には危険がいっぱい!

赤ちゃんの事故の原因が家の中にあるもので起こっています。
少しだけ目を離した瞬間に起こることが多く、身の周りにある危険なポイントを考え、事故を防止して安全対策していくことが大切です。危険な場所を確認していきましょう。

寝室

寝室では、敷き布団にうつぶせになり窒息し、寝返りをしたときに布団に埋まってしまうことがあります。ぬいぐるみやまくらなどの顔のそばに置かないようにしましょう。
ベビーベッドも柵から転落することも考えられるので、柵をしっかり取り付けるようにしましょう。

リビング

床の上や机の上にあるものをなんでも口に入れてしまうおそれがあります。
たばこや薬類も誤って飲み込んでしまうと危険です。お茶やコーヒーなどの暖かい飲み物もこぼしてやけどの原因になりかねません。

机の角や柱も頭をぶつけてしまうと大きな事故につながる場合もあります。
電化製品などの扇風機もファンの部分に触れてしまって、けがをしてしまう危険があります。赤ちゃんが電気コードで遊んでいるうちに首の絡まり、窒息してしまう事故も起きています。

階段

赤ちゃんがひとりで移動できるようになると階段からの転落も考えられます。
ひとりで階段を登れるようになると、目を離したすきに転落することもあるので危険です。

お風呂場や洗面所

お風呂の浴槽に浸かっていて、目を離したすきに落ちて溺れる事故が多く発生しています。
タイルも滑りやすく、転んでしまう可能性もあります。

ベランダやバルコニー

外を見ようとしてベランダに身を乗り出した赤ちゃんが転落してしまう危険があります。
このように家の中には、事故原因が考えられる場所がたくさんあるので注意が必要です。

      家の中には危険がいっぱい!

電源コードが凶器に!

事故の原因は色々考えられますが、赤ちゃんが電気コードを触って引き起こす事故が増えてきています。
動き出すころには赤ちゃんも好奇心が旺盛になり、いろんなものに興味を持ちます。
赤ちゃんが寝返りをしたときにそばに置いてあった電気コードが首に巻きついてしまうことや
伝い歩きでコードにつまずいたところに本体が落下することが考えられます。

今は電化製品のコードが長くなってきているのでリビングのテレビ周辺や電話器、パソコン周辺は危険な場所になります。
事故を防止するためには、コンセントやコード事故防止のために家庭内の電気コードを必要最低限に整理し、使っていない電化製品のコードは抜いて保管しておきましょう。
たこ足配線も複雑になっていて絡まりやすいのでなるべく使わないようにしましょう。

コンセントは感電・誤飲に要注意!

コンセントによる事故は、電気コードが原因だけではありません。私たちが想像する事故は、感電による事故だけではなくコンセントキャップによる事故まで起きています。
赤ちゃんが電気コードを引き抜いたり、濡れた手で触ったりするだけではなくコンセントに物を詰め込んだり、鍵を差し込んでしまうこともあるのです。
これら原因で、感電してヤケドや心臓まひにつながってしまいます。

事故を防ぐために防止グッズがありますが、赤ちゃんがコンセントキャップを誤飲してしまう事故も起きています。
コンセントキャップは弱い力でも意外と外しやすいので赤ちゃんが触って取れてしまう可能性があります。
赤ちゃんが電気コードを引き抜いて起こる事故を防止するためにもコンセントカバーをしておくことで予防できます。
コンセントカバーも選ぶ際に派手なデザインにすると赤ちゃんが興味を示して触ってしまうのでシンプルなカバーのものを選択しましょう。

開閉しやすいカバーも赤ちゃんが自分で開けてしまう可能性があるので注意が必要です。
コンセントカバーをしない場合は、重くて動かせない棚やゲートをコンセントの前に置き、赤ちゃんがコンセントに触れることができない環境をつくってあげましょう。
コードが長いものを使用する場合は、手の届かない高い位置のコンセントを使用するのも事故防止になります。

      コンセントは感電・誤飲に要注意!

コンセントの移動・増設が役に立つかも…

電化製品が日常生活で非常に多くなってきている中、赤ちゃんが電気コードに巻き込まれてしまう事故が増えており、事故防止の方法も紹介しましたが、コンセントの移動や増設も効果的です。
家の中で電化製品が多く使われているので、コンセントが足りなくなって、たこ足配線を使用してしまいます。この場合、赤ちゃんの手に届いてしまうたこ足配線は、なるべく使わずにコンセントの増設も視野に入れていきましょう。

コンセントの位置が低く赤ちゃんの手が届きやすい位置にある場合は、手の届かない高い位置に移動もできます。
このように増設や移動することにより事故防止につながってくるので、業者に相談して見積りを出してもらうことも可能です。

まとめ

コンセントが赤ちゃんの事故につながる大きな原因となります。赤ちゃんに電気コードが絡まり窒息や濡れた手でコンセント部分を触って感電してしまう様々なケースが考えられます。事故を起こさないためにも防止対策をしっかりしておくことや日頃から赤ちゃんを注意して見ておくことが大切です。
コンセントについて専門の業者に相談したい場合は検索することもいいでしょう。

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