増やすときはまとめて!コンセントを増やすメリットはなに?

2021.4.30

増やすときはまとめて!コンセントを増やすメリットはなに?

電化製品を使うためには、コンセントが必要になるものも多いです。また、日常的に使用する携帯電話も、充電を必要とします。

必要なものが増えると、コンセントもたくさん必要になるのが一般的な考えです。しかしコンセントの数が足りない、ほしい場所にないと、お困りの方も多いのではないでしょうか。

そんなときには、コンセントを新しく増設する手段をお考えだと思います。あまりにも離れた場所で設置するときは、延長コードだけでは不十分になりがちです。

今回は、コンセントの数を増やす手段について説明していきます。増やすのはいつがいいのかということについても触れていきますので、ぜひお役立てください。

コンセントはなぜ増やす必要があるの?

お部屋にコンセントを増やすことで、生活環境の便利さが向上すると考えることができます。主にどのようなメリットがあるのかを理解することで、コンセントを増やす必要性も見えてくるはずです。

電化製品の設置が容易になる

希望の場所に電化製品を設置したい、しかしコンセントの場所が遠いなどの理由で断念していた方もいると思います。

コンセントを増設することで、これまで設置できなかった場所に電化製品を置きやすくなるでしょう。結果的に配置の自由度が増し、生活がこれまでより便利になる可能性があります。

コンセントを伸ばす距離も、電化製品によっては限界があります。これまで無理につないで方、延長コードを使用して接続していた方も不便さを解消できるはずです。

あまり住宅内にコードが散乱していると、景観を損ねてしまうこともあります。改善することで、住宅内をすっきり見せることができるというメリットもあるのです。

不便さを解消したいという方も必要性はありますが、住宅環境を整えたいという方も、高い必要性があると言えます。

使用を制限されにくい

別の電化製品が必要になったときに、コンセントの数が足りないといずれかの電源を抜く必要があります。

そのため電化製品の使用が制限されがちだという欠点がありました。とくに充電に使用すると、長時間かかり制限される時間も長くなるおそれがあります。

次の電化製品を使うまで長時間待たなければならず、生活がより不便に感じてしまうかもしれません。

コンセントを増設することで、不便さを解消でき多くの電化製品を同時に使用することが可能になるのです。

しかし、一度に多くの電化製品を使用することで、ブレーカーが落ちてしまう心配もあります。ご自宅の限界がどのくらいなのかをしっかり把握し、支障が出ない範囲でコンセントを使用するようにしましょう。

生活が快適になる

各部屋の電化製品の使い勝手が良くなることで、お部屋が快適に利用できるようになるというメリットがあります。これまで同時に使用できなかった電化製品を一緒に活用することができ、生活を改善させる効果が期待でるのです。

ただ、少し電気代が高くおそれがあり、不要な電化製品を使用するようになるという懸念もあります。便利になるからといって、あまりむやみに使用するのはおすすめできません。

増設するのは、本当に必要としている場所のみに絞り、不必要なものはなるべく使わない。環境のことにも配慮して、生活空間を改善しましょう。
      コンセントはなぜ増やす必要があるの?

ここにコンセントを増やすと便利

具体的にどんな場所にコンセントを増やすのがいいのか、例を挙げて見ていきましょう。家中にコンセントを開けるわけにはいかず、増設の際は、どこにあったら便利なのかを見極めてから依頼することが大事です。

枕元

ベッドや就寝スペースなどにコンセントを設置することで、スマホの充電や照明などの設置も可能になります。加湿器などを顔付近に置きたいとお考えの方も、便利に使えるはずです。

基本的に寝室にある程度コンセントが設置されているならば、不便も少ない傾向にあります。しかし、枕元など自分の手が届きやすい場所に増設すれば、生活空間が快適になるのではないでしょうか。

寝室

寝室全般にコンセント自体が少ない場合は、様々な不便が生まれるおそれがあります。冬の時期では、暖房器具の使用を困難にし、電気毛布やその他の防寒具が使いにくいといった事態になりかねません。

寝室で寝苦しいと感じる原因となることもあるため、費用な分のコンセントがあれば快適さを得られるはずです。
      ここにコンセントを増やすと便利

収納スペース

掃除器具や衣類の手入れに使う機材が、収納スペース付近にあることでも便利になるのではないでしょうか。

気になった部分をすぐに掃除できるようになり、生活空間の手入れを楽にしてくれるはずです。使用後にその場でコンセントを抜き、元の場所に収納するのも手間がかかりにくいため便利に活用できると考えることもできます。

キッチン

キッチン家電やその他の調理器などを使用する際、キッチンとの距離が離れていると不便になりがちです。料理の作業効率が悪くなるおそれもあります。

炊飯器やポットなど、多くの家電を利用するのであれば、多くのコンセントが必要になるでしょう。必要な分を用意するだけでなく、これから増えていくことを想定して増設することが重要です。
      ここにコンセントを増やすと便利

コンセントを増やすのに最適なタイミング

必要なときにコンセントが足りないと感じたときには、増設を考えるかと思います。しかし、コンセントを増やすためには最適なタイミングを見極めることが重要です。

おすすめのタイミングは、リフォームと同時のタイミングとされています。住宅環境を見直す時期であり、家具の移動など、状況が大きく変わるタイミングでもあるのです。

その際にコンセントの増設も行えば、二度手間にならず希望をしっかり叶えることが可能ではないでしょうか。現在の住宅でコンセントの数が足りないと感じているなら、一度整理してどのくらいの数が必要なのかを明確にしておくことが大切です。

増設をする前に、どの場所にどういった家電を配置するかも計算しておいたほうがいいでしょう。消費電力が高いものを使用する場合は、とくに安全性や消費電力を把握しておかなければなりません。

事前に相談するときに明確な希望が伝えることができれば、快適な環境を作りやすくなるはずです。
      コンセントを増やすのに最適なタイミング

新しい場所にコンセントを増やすには

今までコンセントがなかった場所に増やすときは、増設作業を依頼する必要があります。延長コードを活用して、別の部屋から持ってくることも可能ではありますが、邪魔になりがちです。

コンセントの数を増やすときは場所や目的によって費用が変動することが考えられます。

消費電力が小さいものを使用する場合

部屋の間取りや周りの状況に応じて費用が変動し、工事の工程も変わることがあります。壁に穴を開け、壁越しにあるコンセントなどを活用することで完了できる可能性があるのです。

希望の場所に増設するのが不可能であった場合費用も高くなるおそれがあるため注意が必要になります。

消費電力が大きいものを使用する場合

そのまま増設すると、容量を超えてしまうおそれがあります。そのため近くのコンセントを利用して工事するのが難しく、分電盤から新しく配線を行わなければなりません。

比較的手間と時間がかかることが想定できますので、ある程度高額な費用がかかると予想しておいたほうがいいでしょう。

ただ、暖房器具など消費電力が大きいものを使用するためには、容量不足や火災のリスクを避ける必要があるため、安全性を考慮して作業してもらうことをおすすめします。
      新しい場所にコンセントを増やすには

コンセントの口数を増やすには

コンセントを新しい場所に増設するのではなく、既存のものの口数を増やしたいという場合は、たこ足配線や口数増設工事を依頼する方法があります。一度にたくさんの口を増やすことができ、多くの電化製品に接続することを可能とします。

ただし、たこ足配線活用する際は、電力の容量に十分注意が必要です。一度に大量の電化製品が接続可能になったことで、容量を超えてしまう可能性が高くなる場合もあります。

あまりにも容量を超えてしまうと、熱を帯びて発火、火災といった事態に発展するおそれがあるのです。

延長コードを活用して、別の場所から引っ張ってくるなど別の手段を用いた方が賢明ではないでしょうか。たこ足配線を利用すると、ホコリが溜まりやすいという欠点もあるためあまりおすすめはできません。

もし本格的に口数を増設するのであれば、配線の依頼をするのも一つの手段ではないでしょうか。比較的短時間で済む場合があり、費用もコンセント増設に比べて安価なケースもあります。

しかし、分電盤から新しく配線を行う必要がある場合は、費用も高くなる可能性があるので事前に確認はとったほうが賢明です。

口数を増やす手段は豊富にありますが、電力消費が上がることや火災のリスクを考慮し安全な方法を選択しましょう。
      コンセントの口数を増やすには

コンセントを増やす必要がない場合も

お部屋のコンセントを増やすことは、これまでより多くの電化製品を使用する場合は、分電盤のボルト数を変更しなくてはなりません。

そのまま使うと、容量不足になりすぐにブレーカーが落ちてしまう原因になるおそれがあるのです。しかし、住宅のタイプによっては自分で手軽にボルト数が変更できることもあります。その場合は、あまりコンセントの増設の必要性がないと言えるでしょう。

電圧を自在に切り替えることができれば、家電の稼働率への影響が少ないです。ただ、設置場所などでお困りの場合は、増設の検討をされるのがおすすめです。

コンセント自体が届きにくい位置に設置されている場合は、生活が不便になることもあります。分電気のボルトを変更できないタイプの場合は、コンセント設置費用に加え別途料金がかかることもあるため注意しましょう。
      コンセントを増やす必要がない場合も

コンセントを増やすときはどうすればいいの?

ご自宅のコンセントが足りないというときは、業者に連絡するのが一般的な手段となります。しかし、具体的にどういった業者、お店に連絡するのが適切か分からない方もいるのではないでしょうか。

基本的には、家電量販店や電気工事店に連絡します。近所に馴染みの業者が存在する場合は探すのにもあまり苦労はしないはずです。

ご自分で最良な業者を見つける場合は、ネット検索などを活用して電気工事店を見つけましょう。コンセントを増やす工事は、電気工事、配線修理に含まれる作業と言われています。

施工には電気工事士の資格が必要になり、ご自分だけで作業することができません。家電量販店や電気工事店では、適切な資格を有した技術者が存在し、比較的安心して任せることができます。

簡単なコンセントであっても、適切な知識がなければ、感電や火災などのリスクがあるのです。依頼する際は、資格を持っているだけではなく経験豊富な電気工事士が在籍する業者にまかせることが大切ではないでしょうか。
      コンセントを増やすときはどうすればいいの?

安くコンセントを増やすためには

お部屋にコンセントを増やすときは、なるべく他の工事と同時に行うのが効果的です。壁や床、内装の工事を一緒に依頼することで、料金をまとめることが可能になります。

コンセントの増設だけで依頼するのも有効ですが、配線が壁の外に出てしまうなどのトラブルが起こることも考えられます。その際は、別途追加で修復作業が必要になってしまうかもしれません。

また、業者選びも費用を抑えるために重要です。適切な見積りを提示してくれるところはもちろんですが、出張費がどのくらいかかるかなど、細かい内訳を知る必要があります。

後から追加料金がかかってしまうと、金銭トラブルに発展することもあるため、事前に詳しい料金を明確にすることが重要です。

業者によって施工費用は様々に変動します。そのため見積りを得た後すぐに依頼するのはおすすめできません。なるべく多くの業者の料金を比較することが大切です。自分がしっかり納得して任せられる業者を選択することができれば、工事後のトラブルも少なく費用を効果的に抑えられるはずです。
            安くコンセントを増やすためには

まとめ

コンセントの増設は、資格が必要になるため、自分だけで行うのは不可能です。安全性に配慮できるプロに相談するのが適切な手段となります。

増やすときは、なるべく他の工事とまとめて依頼する方が費用も安く済むはずです。ただし、依頼する前にどの場所でどのような目的があるのかをはっきりさせておくことが大切です。

希望のコンセントを増設することができたなら、これまでより住宅が快適になるのではないでしょうか。

コンセント工事・取替・増設を業者に依頼する際は

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事・取替・増設」をご覧ください。

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