カーポートにコンセントを増設しよう!方法と注意点を解説します

2021.4.30

カーポートにコンセントを増設しよう!方法と注意点を解説します

車をお持ちの方のなかには、ご自宅にカーポートがあるという方も多いでしょう。夜にカーポートへ駐車をするときに、暗くて駐車位置に迷った経験はありませんか?そんなとき、車から降りずに自動で点灯してくれる照明がカーポートにあれば便利ですよね。しかし、カーポートに照明をつけようと思っても、そもそもコンセントがないかもしれません。

このコラムでは、カーポートにコンセントを増設する方法や増設するうえで知っておきたいポイントをお教えします。カーポートで使用するのにおすすめの照明もご紹介しますので、照明を設置する際の参考となれば幸いです。

カーポートに照明をつけるときには目的を確認

カーポートの種類にもよる!配線は隠すべき?
カーポートは、大切な車やバイクを雨風から守るために欠かせないです。しかし、その下は夜になるとかなり暗くなってしまいます。カーポートのコンセント増設と同時に、照明を設置したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

たとえば、夜に自宅に帰ってきたとき、カーポートが暗いと駐車が難しいですよね。車が近づくと自動で点灯するようなセンサー式の照明をつけておけば、夜間の車庫入れでも安心です。

またセンサー式の照明なら、不審者が近づいても自動で点灯してくれるので、防犯の面でも役立ちます。防犯を重視する場合は、通常の点灯と点滅を切り替えられる照明もおすすめです。

車やバイクをカスタムする方は、夜間もカーポートで作業するかもしれません。そのような場合は、LED投光器の設置をおすすめします。LED投光器であれば、カーポート全体をまんべんなく照らしてくれます。作業中の手元から愛車を全体的に、しっかりと確認できるでしょう。

照明を選ぶときには点灯色を考えることも大切です。白色の照明であれば、細かな作業をする手元まではっきりと照らしてくれます。夜遅くの点灯で近所迷惑になるのが心配な方は、やわらかな電球色の照明を設置しましょう。

カーポートに照明をつけたいと思っても、照明にはさまざまな種類があります。なぜ照明をつけたいのかを考えて、目的にあった照明を選びましょう。

カーポートの種類にもよる!配線は隠すべき?

カーポートの種類にもよる!配線は隠すべき?
照明をつける目的が定まったら、カーポートにどうコンセントを増設するかを考えましょう。コンセントを設置する場所や配線の方法は、カーポートの種類によっても異なってきます。

カーポートの種類は、屋根を支える柱が片側だけについているか、両側についているかで大きく分けることができます。片側タイプのカーポートは、狭いスペースでも設置が可能です。自家用車が1台だけの方は、片側タイプを使っている方が多いのではないでしょうか。

片側タイプと比べて、両側タイプには広い設置スペースが必要です。しかし柱の数が多いので、片側タイプよりも丈夫で安定感があるといえます。複数の車を所有している方や車による来客の多い方は、両側タイプをお使いではないでしょうか。

カーポートにコンセントを増設するときには、柱に設置することがほとんどです。設置場所を決めるために、ご家庭のカーポートが片側タイプか両側タイプかを把握しておきましょう。また、カーポートのタイプの違いはコンセントの増設位置だけでなく、電源からの配線方法にも関係します。

カーポートにコンセントを増設するには電源が必要ですよね。家の外壁にコンセントがついていれば、このコンセントを電源として利用できます。カーポートに新たなコンセントを設置したら、外壁のコンセントとつないで電気を通しましょう。

このとき、ふたつのコンセントをつなぐ配線を地面に垂らしたままにすることは避けましょう。足を引っかけて転ぶか危険だけでなく、車のタイヤに巻き込んでしまうおそれもあります。

カーポートが両側タイプなら、外壁のコンセントにもっとも近い柱から配線をあわせましょう。片側タイプの場合には、柱が外壁のコンセントから遠いことがあるかもしれません。

カーポートとコンセントの設置を同時におこなう場合には、柱のなかに配線を隠すこともできます。配線が見えずにスッキリしますし、雨風でコードが傷むこともないのでおすすめです。

カーポートにおすすめの照明

カーポートの種類や特徴は、カーポートのコンセント増設だけでなく照明選びにも関わってきます。ここでは、カーポートで使うのにおすすめの照明をいくつかご紹介します。目的にあった照明を探すうえで参考になれば幸いです。


ELPA 防雨センサーライト ESL-RH150(BK)

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こちらは車や人の接近をセンサーで感知し、自動で点灯してくれる照明です。ハロゲン電球を使用しているので、LEDと比べてやわらかい光で駐車スペースを照らしてくれます。もちろん防雨構造なので、雨風の吹き込むカーポートでの使用も安心ですよ。


ムサシ RITEX 7W×2 LED多機能型センサーライト 「コンセント式」 LED-AC514

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照明を防犯の面で役立てたい方には、通常の点灯だけでなく点滅もできる照明がおすすめです。こちらの商品は、2つの白色LEDで幅広く照らすことができます。また、本体の赤色LEDもつねに点灯しているので、不審者の接近を抑止できるでしょう。


高儀 EARTH MAN センサーライト 録画機能付 SLT-6LWVA

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さらに防犯機能を充実させたければ、カメラ付きの照明もおすすめです。こちらの商品は、8GBのマイクロSDカードで約3時間の録画ができます。古いデータから上書きされるので、こまめにSDカードを入れ替える必要もありません。


WEIMALL LED投光器 10W

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夜間にカーポートで作業をする方はLED投光器の設置をおすすめします。昼白色のLEDであれば、10W規格でも十分な明るさでしょう。カーポートの屋根から下へ向けて照らすようにつければ、全体をしっかりと照らしてくれます。


GOODGOODS LED 投光器 50W LDT-5F

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広いカーポートをしっかりと照らしたい場合には、50WのLED投光器をつけるのもいいでしょう。50Wであれば、催事やアウトドアでも使用できるレベルの明るさです。大人数でホームパーティーやバーベキューを楽しむときにも役立つでしょう。

カーポートの電源工事とは

照明を選んだら、いよいよ電源工事です。カーポートにコンセントを増設するために、まずは家の外壁にコンセントを作る必要があります。コンセント工事の専門業者に依頼し、カーポートに近い外壁にコンセントを設置してもらいましょう。

先ほどは、電源となるコンセントからの配線を柱にあわせる方法をご紹介しました。しかしコードを外にさらしたままだと、環境によっては雨風や紫外線ですぐに劣化してしまうかもしれません。

また、地面がコンクリートや石畳だった場合、コードを埋めるために地面を掘り起こす必要があるかもしれません。そのため、自分で判断するのではなくしっかりと業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

夜間の車の出入りや防犯、車の整備などカーポートに照明をつける目的はさまざまです。カーポートの構造によっても、適した設置場所や明るさは変わります。目的・用途にあった照明を選びましょう。

カーポートにコンセントを増設しようと思ったら、電源の確保が必要です。電源として使えるコンセントが家の外にあれば、カーポートに増設したコンセントまで配線をしましょう。

お住まいの環境によっては、外壁にコンセントを作る作業や、配線を地中に埋める作業などが必要かもしれません。自力では難しいと感じたら、業者に工事を依頼しましょう。

コンセント工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コンセント工事」をご覧ください。

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