自宅のコンセントの位置に、不満を感じたことはありませんか?とくに居間などでは多くの電化製品を利用しますよね。しかし、一つのコンセントから電気をもってこようとすると、延長コードが必要になったり、コードがからまって見た目が悪くなったりしてしまいます。
そんな不満を解消するために、本コラムでは床コンセントをご紹介します。床コンセントとは、その名の通り、床に設置されたコンセントのことです。この床コンセントを上手に使うことで、より便利で快適な暮らしができるようになるでしょう。ぜひ床コンセントを設置する際の参考にしてください。
目次
コンセントは足りなくなることが多い
リビングやキッチンで使う電化製品には、多くの種類があります。リビングでいえば、テレビ、DVD・ブルーレイレコーダー、オーディオ機器、照明類、扇風機やストーブやこたつなどの冷暖房器具、空気清浄器や加湿器などの電化製品が挙げられます。
またキッチンで使用する電化製品には、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、ミキサー、電気ポットやケトルなどがあります。さらに状況によっては、ホットプレートやアイロン、掃除機などを使用することもあるかもしれません。
もちろんこれらすべての電化製品を使っているわけではない方もいるでしょうが、多くの電化製品に囲まれて生活している方が多いでしょう。
このように、多くの電化製品を使う機会が多いリビングやキッチンでは、「もっとコンセントがあったらいいのに……」と不便を感じることも多いのではないでしょうか。そんなときは、多くの方が電源タップや延長コードなどを使うでしょう。
しかし、電源タップを使うと、一か所にコードが集まることで見た目が悪くなってしまうだけでなく、火災の原因にもなることがあります。また、延長コードは見た目の問題に加えてコードが長くなりがちで、つまずいて転んでしまうなどの危険性もはらんでいます。そこで、コンセントや床コンセントを増設したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コンセントを増設する際は注意を
コンセントを増設したい場合は、業者に依頼しましょう。配線の位置と新たに設置したいコンセントの位置関係によって工事方法や料金は前後しますが、約10,000円~30,000円となります。
しかし、コンセントを増設する際には注意も必要です。コンセントが多く設置されている壁は見た目もよくありません。また、たとえばリビングが広い場合は、壁に設置されたコンセントの位置と使いたい電化製品の位置が遠くなりがちで、つまずく危険があるなど延長コードを使った場合と結果的に変わらないこともあり得ます。
それらのことが気になるという方は、床コンセントの設置を考えてみてはいかがでしょうか。
床コンセントはどんなときに使う?
通常のコンセントが壁に設置されるのに対して、床コンセントは床に設置するコンセントです。では、床コンセントはどのような場面で使われるのでしょうか。
床コンセントがより活きるのは、壁との距離がある大きな部屋の場合です。壁と距離があると、部屋の中央付近で電化製品を利用するのが不便になります。一方、床コンセントは部屋の大きさに関係なく、床のどこにでも設置することができます。
たとえば、ダイニングテーブルのそばに床コンセントを設置しておけば、IH機器やホットプレートを使った調理の際に便利です。また、扇風機や電気ストーブなど、場合によって場所を動かすことがあるような冷暖房器具や、コードが多くなりがちなテレビ、DVD・ブルーレイレコーダーなどでも非常に役に立ちます。
とくに最近は、部屋をこまかく区切るのではなく、より広いスペースを確保するような家が増えています。そのような住宅では、床コンセントを使用することで、生活がより便利で快適になるでしょう。
床コンセントにはメリットだけじゃない!
そんな便利な床コンセントですが、メリットだけではなく、デメリットとなる部分もあります。
床からやや出っ張ってしまう
デメリットの1つ目は、足を引っかける危険性がある点です。床コンセントは、使用しない場合には床下に収納することができます。
しかし、その場合でも、少しではありますがコンセント部分が出っ張ってしまうのです。基本的にはそれほど気になるものではありませんが、小さなお子さんや高齢の方がいる場合などは少し気を付けなければならないでしょう。また、危険とまではいかなくとも、コンセント部分を踏んだときに出っ張りが気になってしまうことはあるでしょう。
通常のコンセントよりも設置費用がかかる
2つ目は、設置費用の問題です。電線を壁に通す通常のコンセントの場合と違い、床コンセントは電線を床から通さなければなりません。
床の下から電気を通す作業は、基本的には壁を通すよりも手間と労力がかかります。そのため、通常のコンセントを設置するよりも床コンセントを設置するほうが、工事が大掛かりになり費用が高くなる傾向があります。設置する際には費用も考慮して、通常のコンセントと比較してみるとよいでしょう。
床コンセントの種類
床コンセントには、大きく分けて「収納型コンセント」と「ポップアップ型コンセント」の2種類があります。どちらも、使用しないときは床にフタがついたような形状となっているものが多いです。
収納型コンセントは、プラグを中に収納しているので、使用していないときだけでなく、使用時にもすっきりした見た目で電化製品を使用することができます。
一方、ポップアップ型コンセントは、ボタンを押すとコンセントが飛び出すタイプのものです。収納型と比べ、プラグがさしやすく使いやすい形になっています。
どちらにもメリットはありますので、ご自身の用途や考え方に合わせて選択してみてください。
まとめ
コンセントの場所に不満があるという方は、コンセントの増設を考えるかもしれません。しかしコンセントを増設しても、大きな部屋などであれば、結局コードが散乱して見た目がすっきりしない、つまずきそうで危ない、そんな状況になりかねません。そんなときに、床コンセントならば、部屋のどこでも便利に電化製品を使用することができます。
ただし、床コンセントは専門の資格がなければ設置することはできません。設置を考えている方は、ぜひ業者に相談してみましょう。
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