カメラ付きインターホンで空き巣の手口を防ぐ!防犯に役立つ理由とは
家でインターホンが鳴ったとき、のぞき穴をのぞいても誰もいなかったなんて経験はありませんか。実はそのとき….死角に空き巣が潜んでいるかもしれません!
インターホンを押せばだれでもその家の住民が不在かどうかを判断することができます。それを利用した空き巣や泥棒の被害がとても多いのです。
そういった泥棒被害の経験がなかったとしても、家の前に不審者がいたり宅配業者を装って訪ねてきたり玄関先から始まる犯罪は少なくありません。もし玄関先のようすを正確に確認することができたら、犯罪を未然に確認することができて安心です。
玄関のインターホンはカメラが付いているものを使用することで、そのようすを把握することができます。今回は、玄関先の犯罪やトラブルを防止するカメラ付インターホンについて取り上げます。
目次
防犯性を高めるカメラ付インターホン
カメラ付インターホンは最近では多くみられるインターホンです。その性能は大きく分けて2つあります。1つは、インターホンが鳴ったときカメラで玄関先のようすが分かること。そしてもう1つは、インターホンが鳴ったときのようすを録画できることです。
それぞれどのように防犯性を高めてくれるのか、ご説明します。
カメラで玄関先のようすが分かる
インターホンが鳴るとのぞき穴からだれが来たか見ると思います。このときだれもいなかった場合、死角に空き巣や泥棒が潜んでいる可能性があります。
これは空き巣や泥棒が、家主が不在かどうかを確認しているからです。家主が在宅の場合次の機会を待たなくてはいけませんから、家主に顔を見られないために隠れています。
カメラ付インターホンでは、のぞき穴で確認することができない死角まで確認することができます。カメラに広角のレンズが付いており見ることができなそうな角度まで写すことができます。ですから、もし空き巣や泥棒が潜んでいても確認でき、警察に通報したり戸締りをより気を付けたりするなどの対策ができます。
玄関先のようすを録画できる
空き巣や泥棒は不在かどうかの確認をするとき、1回だけで終わることはありません。家主がいない時間帯を何度も訪れ入念に確認するという特徴があります。不在のあいだに何度も来られてもまったく確認できませんが、玄関先を録画することでだれが来ていたか確認することができます。
録画機能は防犯のためだけでなく、宅配便や友人の来訪などほかのことも知ることができとても便利です。受けるつもりのないセールスを受ける手間もなくなります。
インターホンは自分で交換することはできる?
インターホンは自分で交換することができます。しかし、それはすべての場合ではありません。
・電源コード式 電源コードと電源プラグが付いている
・電池式 電源コードなしで乾電池の取り替えができるもの
この2つのタイプのインターホンが自分で交換することができるものです。カメラ付インターホンの取り替えもこの2点が該当するものだと自分で交換できます。
インターホンを自分で交換することが難しいケース
反対にインターホンを自分で交換することが難しいものは、
・電源直結式 壁の中などにコードを接続するタイプ
このタイプはカメラ付インターホンでなくても「電気工事士」といわれる資格が必要になるため、自分で交換することは難しいです。専門の業者などに依頼して取り付けてもらいましょう。取り付けてもらう際の費用はだいたい8,000円~10,000円が相場になっているようです。
カメラ付インターホンは設置場所に合ったものを選ぼう
カメラ付インターホンは設置場所に合ったものを選びましょう。例えば、玄関と外塀の両方にインターホンを付ける場合などです。玄関側にはインターホンのみを付け、外塀側にはカメラ付インターホンを付けるなど場所によって種類を選んでもよいかもしれません。
また、インターホンの機能によって場所を選ぶこともできます。
・広角レンズ付き
空き巣や泥棒の確認だけでなく、左右の確認もしたい場合に使用するとよいです。主に視界の開けた一本道沿いにある家などで使用できます。
・LEDライト付き
インターホンの取り付け場所や玄関先が暗いところにおすすめです。録画機能が付いているものでもライトによって明るく録画することができます。
まとめ
空き巣や泥棒の被害は毎年各地で起きています。それらのなかには玄関先から始まっているものが多くあります。その犯罪を防ぐには玄関先のようすを知ることができる、カメラ付インターホンが便利です。インターホンが押されたときだけでなく、不在時でも録画機能によってそのようすを把握することができます。
カメラ付インターホンは犯罪を未然に防ぐ以外にも来訪した人がだれなのか知ることができるという便利な一面もあります。家庭のインターホンにカメラが付いていない場合は、一度取り付けを考えてみてもよいかもしれません。
また、カメラ付きインターホンは電源コード式や乾電池式に限り自力で交換することができます。資格が必要な電源直結式の家庭の場合は、修理の業者に依頼して交換してもらいましょう。
インターホン工事・取替を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「インターホン工事・取替」をご覧ください。
※対応エリアや加盟店によって変わります