センサーライトの取り付けをお考えの方は、まずは電源の種類と取り付け方法を知っておくことが大切です。屋外の設置であれば電源の位置を考えなければならないうえに、塀などに設置する際は工事も必要になります。
そのため、事前にセンサーライトの種類や特徴を知らなければ、「電源が届かない……」「想定した場所に取り付けができなかった……」このような失敗が起きてしまうのです。
そこで、本記事ではセンサーライトの電源の種類や取り付け方法、種類や機能性について詳しく解説していきます。ぜひセンサーライトの取り付けをおこなう際に役立ててみてください。
目次
センサーライトの電源は3種類!取り付け可能なものを選ぼう
センサーライトを取り付けるには、電源(コンセント)が必要になります。しかし、玄関先にコンセントがない方も多いことでしょう。コンセントがない場合には、延長コードを使用したりしなくてはいけません。
ここではセンサーライトの電源を3種類ご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
コンセント形式のセンサーライト
コンセント形式とは、電源(コンセント)につないでセンサーライトを使うものです。このタイプは、電源につないでいるため電池切れや充電切れなどの心配がないのがメリットです。
しかし、逆に電源がないとコンセント形式のセンサーライトは使用することができないというのは少々デメリット。もし、屋外にセンサーライトを取り付けたい場合は、延長コードを使うか工事をする必要があるでしょう。
乾電池式のセンサーライト
このタイプは名前のとおり、センサーライトに乾電池を入れて使用します。乾電池さえあれば、設置場所は自由に決めることができるという点がメリットです。
一方で、電池切れになったときは当然ながら、交換する必要があります。そのとき予備の乾電池がなければ、購入しなければいけません。
このように、交換の手間とコストがかかるのが乾電池式のデメリットです。
ソーラー(太陽光)パネル式のセンサーライト
ソーラーパネル式は、太陽の光で充電した電気を使用してセンサーライトを使います。ソーラーパネル式のメリットは、電源がいらない・電池切れの際交換の手間がないというものが挙げられます。
一方で、雨やくもりなど日が当たらない日が続くと充電ができず、センサーライトを動かすことができません。天候に使用感が左右されてしまう点は、ややデメリットといえるでしょう。
センサーライトのランプには3タイプがある【明るさ・消費電力の違い】
電源の種類を決めたら、次はランプのタイプを選びましょう。センサーライトは、ランプによって明るさや消費電力量に違いがあります。ここでは、3タイプのランプをご紹介しますので、ご自身にあったランプを選んでください。
白熱電球
現在ではこのあとご紹介するLEDライトが主流になってきていますが、白熱電球もまだまだ人気です。この白熱電球は、安く購入しやすいのがメリット。また白熱電球の光は暖色のため、心が和むという方もいるのではないでしょうか。
しかし少々寿命が短く、また明るくしようとすると電球本体が熱くなるというデメリットがあります。それに加えて、電気代も高い傾向にあるため注意が必要です。
LEDライト
白熱電球のところでも少し触れましたが、現在LEDが主流になってきています。LEDライトはほかの電球に比べ、寿命が長く電気代が安いというメリットがあります。
ですが、購入するときはほかの電球より高くなることが多いです。また熱に弱いことが多く、それゆえ高温多湿な環境など、取り付けに向かない場所もあります。LEDライトを取り付ける際には、よく考えて取り付けましょう。
ハロゲンランプ
ハロゲンランプは白熱電球の一種で、大きさは白熱電球より小さく、スポットライトとして、商業施設でも多く使われています。
このハロゲンランプのメリットは、白熱電球に比べて寿命が長いことです。また、価格が安く、交換のコストが抑えられる点も魅力となります。
一方デメリットですが、一般的な白熱電球よりも電球が熱くなりがちです。そのため、素手で触ると大変危険ですので、交換する際には注意しましょう。
センサーライトを選ぶポイント【防犯対策】
センサーライトには、電源やランプ以外にも細かい機能の違いがあります。選ぶ際に迷ってしまわないように、おもな機能をご紹介しますので覚えておきましょう。
ポイント1.点灯時間の調整
センサーライトを選ぶ際には、点灯時間を調節できるか確認しましょう。点灯時間が調節できないものを購入すると、実際に使ってみたときに点灯時間が短いまたは長いなどの問題が出てきてしまうからです。
しかし、点灯時間が調節できるものは調節できないものより割高になりがち。費用をかけたくない方はよく考えてからにしましょう。
ポイント2.防水性能
センサーライトの種類の中に、「屋外用」と表記されたものがあります。屋外用のセンサーライトには基本的に防水対策がされています。そのため、ある程度の雨風に晒されてもとくに問題はありません。
ただし屋外用のセンサーライトの中には、例外的に屋根のある場所でしか設置できないものもあります。念のため、注意事項をよく確認しましょう。
ポイント3.カメラ機能
防犯対策として利用できるセンサーライトですが、カメラ機能があるとより防犯性が高くなります。
もちろん、センサーに反応して明かりがともるだけでも、空き巣などの不審者を防ぐことは可能です。しかし、ライトに加えカメラがあるということにより、不審者にプレッシャーをかけ、ひるませることができるのです。
センサーライト設置の方法と注意点について
センサーライトは設置方法がさまざまです。取り付けの際には、電源の位置に注意してください。ここでは、センサーライトの設置方法とプロに依頼した場合の費用相場について解説していきます。
6つのセンサーライト設置方法を紹介
センサーライトの設置方法には、ビス式・床置き式・ステンレスバンド式・バイス式&クランプ式・マグネット取付型・壁直付型などがあります。それぞれの特徴と設置方法を以下にご紹介いたします。
ビス式
ビス式は、ビスやネジを使用した設置方法です。設置方法としては、その名のとおりセンサーライトを壁などにビスやネジを使い固定していきます。
自分で設置することもできますが、壁に穴を開ける作業があるため、うまくいくか不安な場合はプロへ依頼しましょう。
床置き式
床置き式は、名前のとおりセンサーライトを設置したい場所の床に置くだけです。非常にカンタンに設置できますが、照らせるのは基本的に足元だけ。上から照らしたい場合は、どこか台座のようなものを作る必要がありますね。
ステンレスバンド式
ステンレスバンド式とは、柱などにステンレス製のバンドを巻き付けて、固定させるタイプです。太めの柱などにセンサーライトを設置したい場合は、このステンレスバンドを使用する方法が向いています。設置場所に合わせて、選んでみましょう。
バイス式&クランプ式
バイス式とクランプ式は、どちらもセンサーライトについた万力のような器具でどこかにはさみ、固定するタイプのものです。
このふたつの方法は、センサーライトをはさんで設置するだけと、取り扱いがカンタンなことがメリットとなっています。
マグネット取付型
この設置方法は、名前のようにマグネット(磁石)を利用した方法になります。
たとえば玄関に取り付ける場合、扉の金属部分にこのセンサーライトを取り付けるだけ。工事などが必要なく、非常にカンタンに取り付け可能です。
壁直付型
センサーライトを壁に直接取り付けるタイプになります。商品によっては、業者へ取り付けを依頼しないといけない場合があるため注意が必要です。
取り付けようとしているセンサーライトが自分で作業してよいのかどうかは、取り付けをおこなう前に必ず確認しておきましょう。
もし、業者へ依頼する場合は、後述の「自分で設置できない!そんなときはプロに依頼しよう【依頼先について】」でご紹介しておりますので、そちらを参考にしてください。
電源の位置には注意しよう!
センサーライトの取り付ける場所が決まっても、電源のいるタイプの場合はコンセントが必要になります。極力、コンセントに近い位置で取り付けられると設置もスムーズです。
電源が近くにないときは、延長コードを使用して対応しましょう。また、電源を増設する方法もあります。
その場合は、業者への依頼をするようにしましょう。詳しくは次でご説明いたしますので、ご覧ください。
自分で設置できない!そんなときはプロに依頼しよう【依頼先について】
プロへ依頼するメリットとして、素人が設置するよりも作業時間が短縮され確実に設置できることが挙げられます。
また、今後自分で取り付けやセンサーライトの交換をおこなう際にどうすればよいかアドバイスをもらうこともできます。
しかし、ここで気になってくるのはプロへ取り付けを依頼した場合の費用ではないでしょうか。センサーライトの取り付けを依頼した場合の費用は、およそ5,000円~1万円になります。ただしこの費用はあくまで目安ですので、詳しく知りたい方は見積りをとるようにしましょう。
弊社にご相談いただければ、無料で見積り対応できる業者もお探しいたします。施工前のキャンセルも可能ですので、安心してご相談ください。
まとめ
センサーライトを取り付けるには、電源の種類やランプのタイプ、センサーライトを選ぶポイントなど決めていく必要があります。また、設置する方法や注意点もあり、簡単そうで大変な作業なのです。
もし、ご自分で取り付けることに不安がある場合は弊社までご相談ください。弊社ではお客様のご相談をお聞きし、お悩み解決のお手伝いをさせていただきます。24時間お電話受け付け可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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