4Kアンテナの設置工事を自分で行うとしている方へ!DIYでの設置がおすすめではない7つの理由

2023.11.17

4Kアンテナの設置工事を自分で行うとしている方へ!DIYでの設置がおすすめではない7つの理由

より鮮明で臨場感のある映像を楽しみたいという方は、4Kアンテナの設置を検討している方も多いでしょう。4Kアンテナの工事は自分でおこなうことも可能ですが、あまりおすすめできません。なぜなら、アンテナの設置には専門的な知識や技術が必要となってくるからです。

この記事では、4Kアンテナ工事を自分で行うべきではない7つの理由について紹介します。この記事を参考にして、再度4Kアンテナをどのように設置するか検討してみてください。

4Kアンテナの設置工事を自分で行うのはおすすめではない7つの理由

4Kアンテナの工事は自分でおこなうこともできます。しかし、さまざまなリスクなどが考えられるため、あまりおすすめできません。この章では、DIYでのアンテナ設置がおすすめできない7つの理由について紹介します。もし、以下の理由を見てDIYに不安を感じるようなら、プロにまかせて設置してもらいましょう。

アンテナの角度調整の難易度が高い

4Kアンテナ工事のDIYがおすすめできない理由のひとつとして、アンテナの角度調整が非常に難しい点が挙げられます。4Kアンテナは、4K放送を受信できる角度であるのはもちろんのこと、BS・CS放送を一緒に受信できる角度に調節しなくてはなりません。

この角度調節は1度でもずれると、テレビの映像を映し出すことができなくなってしまいます。とくに初めてアンテナ設置を行う方にとっては、非常に難易度の高い作業になるでしょう。

専門知識が求められること

4Kアンテナの設置工事を自分で行うとしている方へ!DIYでの設置がおすすめではない7つの理由

4Kアンテナ工事を自分で行うのが難しいのは、専門知識が求められる点も関係しています。4Kアンテナ工事は単にアンテナを設置すればよいだけではなく、アンテナ周りの部品についての知識が必要になるのです。

たとえば、各部屋でテレビを見ることで電波が弱くなってしまうのを防ぐブースターや各部屋に電波をわける分配器の設置なども考えなくてはいけません。これらを設置するには、やはり専門的な知識を持っていなくては工事に行き詰ってしまうでしょう。

レベルチェッカーが必要になること

4Kアンテナを正確な位置に設置するには、設置場所の電波状況を事前に確認しておく必要があります。その電波状況をチェックするのが、レベルチェッカーという機器です。一般家庭には常備していないことがほとんどなので、大半の方が新しく購入することになるでしょう。

レベルチェッカーは商品にもよりますが、高性能なものは数万円することもあります。アンテナの購入費用に加え、余分な費用がかかってしまうという点もあまりおすすめできない理由です。

ケーブルの交換が必要なこと

4K放送を楽しむためには、アンテナだけでなくケーブルなどのその他の部品も4Kに対応したものに交換する必要があります。そのため、アンテナ本体の設置作業に加え、専用のケーブルなどに交換する作業も加わることになるでしょう。

そのため、自分1人でアンテナ設置を行うと設置以外の作業にも手間や時間がかかってしまいます。また、ケーブルを通した後も補修工事などが必要になることもあるため、専門的な知識がないと配線なども難しい作業となってくるでしょう。

業者に依頼したときと費用があまり変わらないこと

4Kアンテナの工事は自分でおこなっても業者に依頼してもそれほど費用が変わらないこともおすすめできない理由のひとつです。アンテナの購入費用だけを考えれば、DIYでの設置のほうが安く済むのではないかと感じる方もいるでしょう。

しかし、先ほどもお話しましたが、4Kアンテナ工事を自分で行うにはレベルチェッカーが必須となってきます。4K対応のレベルチェッカーの価格は、30,000~80,000円ほどする場合もあるため、業者に依頼してもさほど費用は変わらないといえるでしょう。

工事に手間取るとテレビを楽しめない日が長引くこと

前述したとおり、アンテナの角度調節やケーブルの交換などは非常に難易度が高く、素人が行えば当然時間がかかってしまうことが多いでしょう。プロに依頼して設置してもらえば、1~2時間ほどで終わる作業も、自分でおこなば1日では終わらないこともあるのです。

そして、いくら時間をかけても4K放送をきちんと受信できる保証はありません。このような点を考えると、早く確実に4K放送を楽しむには、業者に依頼するほうが効率的なのです。

ケガのリスクがあること

4Kアンテナはベランダや外壁、屋根の上など電波が受信しやすい高所であることが多いでしょう。そのため、自分で設置するには、高所作業が余儀なくされます。高所での作業は足を滑らせて落下してしまうおそれもあるため、非常に危険です。

また、アンテナなどを落としてしまえば本体の破損だけでなく、下を歩く通行人にケガをさせてしまったり、近所の家を破損させてしまったりするおそれがあります。そうなれば、治療費や修繕費で費用がかさみ、かえって多額の費用がかかってしまうでしょう。

4Kアンテナの設置工事を業者に依頼した場合と自分で行った場合の相場の比較

4Kアンテナ工事を自分でおこないたいという方のなかには、DIYなら費用を削減できると考えている方が多いのではないでしょうか。では、自分で工事をおこなった場合と業者に依頼して工事してもらった場合の費用がどれくらい違うのか比較してみましょう。費用の違いを見て、設置方法を検討してみてください。

業者に依頼した場合

4Kアンテナの設置工事を自分で行うとしている方へ!DIYでの設置がおすすめではない7つの理由

4Kアンテナ工事を業者に依頼しておこなった場合の費用相場は、新規の設置で40,000~80,000円ほどです。また、既存のアンテナから4Kアンテナに交換する場合の費用相場は、30,000~60,000円ほどとなっています。その内訳は、アンテナ本体費用と材料費、作業費用、出張費などです。

しかし、この費用の相場はあくまで目安であり、アンテナ本体の価格や作業の難易度によって費用が異なってきます。正確な費用を知るには、業者に見積りを依頼してみるとよいでしょう。見積りを取った上で、DIYしたときにかかる費用と比べてみてください。

自分で行った場合

自分で4Kアンテナ工事をおこなった場合にかかる費用は、およそ20,000円ほどとなっています。その内訳はアンテナ本体の購入費用、アンテナを固定する器具やブースターなどの材料費などです。一見DIYのほうが安く感じますが、この費用とは別にレベルチェッカーの購入費用がかかってきます。

そうなれば、業者に依頼したときとさほど料金は変わらないことがわかるでしょう。また、レベルチェッカー自体もアンテナ設置後に使用することもないため、費用や時間もかかってしまうDIYでの設置よりは、業者依頼がおすすめです。

4Kアンテナの設置工事を自分で行う場合の流れ

すでにレベルチェッカーをお持ちの方やアンテナの取り付け経験がある方、DIYが好きな方は自分で設置したいと考える方もいるかもしれません。そんな方のために、この章では4Kアンテナ工事を自分でおこなう方法について紹介します。DIYでの設置に失敗しないためにも、ぜひご覧ください。

設置場所の確認

4Kアンテナの設置工事を自分で行うとしている方へ!DIYでの設置がおすすめではない7つの理由

まずは、4Kアンテナを取り付ける位置を決めましょう。4Kアンテナは同時にBS・CS放送が受信できる方角でなければなりません。そのため、南南西の方角に向けて設置する必要があります。コンパスなどがなければ、午後2時頃に太陽が見える方角と覚えておきましょう。

さらに、南南西の方角に大きなビルや木などの障害物がないことも条件となります。なぜなら障害物があることで、電波を遮ってしまうおそれがあるからです。障害物がないことも確認できたら、レベルチェッカーを使って電波状況を確認します。

4K放送の電波が正常に受信できる程度の数値を示していれば、その場所へのアンテナ設置が可能ということになります。アンテナ工事は高所作業になるため、作業に無理のない位置に設定するようにしましょう。

アンテナの設置

アンテナの設置位置が決まったら、4Kアンテナの設置作業に移ります。詳しいアンテナの設置手順は以下のとおりです。ここでは、ベランダに4Kアンテナを設置する方法について紹介していきます。

【ベランダに4Kアンテナを設置する方法】
(1)落下防止のため、アンテナを固定する金具とベランダをひもでつないでおく。
(2)アンテナの固定用金具をベランダの格子部分に取り付ける。
(3)水準器を使ってアンテナを立てるマストが垂直か確認する。
(4)アンテナの仰角をお住まいの地域の設定に合わせる。
(5)固定用の金具にアンテナを取り付ける。
(6)アンテナに4K専用のケーブルをつなぐ。
(7)室内に入りテレビの4K放送の受信設定を行う。

電波受信の調整

次に、実際4K放送をきれいに受信するための電波受信の調整をおこないます。4Kアンテナを設置する上で最も難易度が高い作業となるので、1人より2人でおこなうのがおすすめです。2人で作業をすれば、アンテナ調整とテレビの映りの確認作業を分担できるため、作業の手間が省けるでしょう。アンテナの電波受信の調整は以下のとおりです。

【4Kアンテナの電波受信調整の方法】
(1)南南西に向けたアンテナを横に1度ずつ動かし、約5秒停止する。
(2)室内のテレビで受信レベルが50以上あるかを確認してもらう。
(3)電波の受信レベルが良好であれば、再度仰角を調節する。

電波受信の調整を上手く行うコツは、地道に1度ずつ角度を調節しては待つという作業を繰り返していくことです。焦って動かしてしまうと、電波を正常に受信できる位置を見極めることができずかえって時間がかかってしまうでしょう。

アンテナ工事については、こちらの記事で詳しく解説しています。

4Kアンテナの設置工事を自分で行う自信がない場合に必要な行動

4Kアンテナ工事を行う自信がない方や専門的な作業に不安を感じる方は、業者依頼がおすすめです。しかし、アンテナ工事をおこなってくれる業者は多数あるため、どの業者を選んでよいのかわからない方もいるでしょう。

業者に依頼する場合には、業者選びのコツを把握して事前準備をしておく必要があります。そこで、この章では、自分で工事をおこなわないときにすべき行動について見ていきましょう。

信頼できる業者を探すこと

4Kアンテナの設置工事を自分で行うとしている方へ!DIYでの設置がおすすめではない7つの理由

安心して4Kアンテナの設置をするには、信頼できる業者に依頼することが重要です。優良なアンテナ工事業者は、当然アンテナ設置の実績が豊富でたくさんのお客様に選ばれています。このような業者を見つけるためには、業者のホームページを見てみましょう。

業者のホームページには、今までの施工実績などが記載されています。複数の業者を確認して、納得のいく業者に依頼するのがおすすめです。また、ホームページに載っている口コミなども参考程度に見てみるのもよいかもしれません。

業者に相談内容をまとめること

4Kアンテナを設置する上で、さまざまな疑問や不安な点が出てくることもあるでしょう。このような疑問や不安点は業者がきてくれた際に相談すれば、わかりやすく説明してくれるはずです。

疑問や不安が解消すれば、安心してアンテナ工事をまかせることができるでしょう。しかし、その場で質問しようとすると聞き忘れてしまうこともあるため、事前に相談内容をまとめておくことがおすすめです。

4Kアンテナ設置のためにスケジュール調整をおこなうこと

4Kアンテナの工事には、いくつか日程の候補を上げて柔軟に対応できるようにしておくことが大切になります。なぜなら、時期によってはほかの顧客の都合などで業者の都合がつきにくくなっていることがあるからです。また、事前に現地調査や見積りをおこなってもらう日にちも含めると、設置までに時間がかかってしまう場合もあるでしょう。

このような場合も柔軟にスケジュールを変更することができれば、早く4K放送を楽しむことができます。また、設置当日は2~3時間ほどで作業を終わりますが長引くことも想定して、余裕のある日におこないましょう。

4Kアンテナ設置などさまざまな悩みを解決するのに生活110番がおすすめ

4Kアンテナ工事を自分でおこなう自信がない方や作業に不安を感じている方は、生活110番へご依頼ください。生活110番は、全国各地の優秀なアンテナ設置業者が加盟しています。実績も豊富な業者がそろっているため、難しい4Kアンテナの設置もスムーズにこなしてくれるでしょう。

また、24時間365日電話対応していますので、思い立ったときにご依頼いただくことが可能です。見積り後のキャンセルも可能ですので、まずは気軽にご連絡ください。

まとめ

4Kアンテナの工事を自分で行うのは、角度調整の難易度が非常に高いことや専門性が高いことなどからあまりおすすめできません。また、設置にかかる費用も業者依頼とさほど変わらないのも理由のひとつです。

とくに自分で4Kアンテナを設置するのは不安、自信がないという方はプロにまかせるのが安心といえるでしょう。信頼できるアンテナ工事業者をお探しの方は、ぜひご相談ください。

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