分配器で複数同時出力!HDMI分配器を使うメリットと選びかた

2023.11.17

分配器で複数同時出力!HDMI分配器を使うメリットと選びかた

現在では、数多くの人がさまざまな電子機器を利用しています。映像を巨大なスクリーンに映し出すプロジェクター、旬のドラマや最新のニュースが視聴できるテレビなど、どれも使い勝手がよく、種類も豊富です。

電子機器は、私たちの生活をより豊かにしてくれます。ご自宅にもテレビやパソコンなどの電子機器が置いてあるという方がほとんどないのではないでしょうか。

このような電子機器を使用するときに、よく目にするのがHDMIです。電子機器によっては、使用するときにHDMIケーブルを接続しなくてはなりません。

ケーブルの具体的な説明を聞く機会は少ないので、中には、電子機器を使用するときに「なぜHDMIケーブルで接続をしなくてはならないのかわからない」と疑問に感じている方もいるでしょう。

HDMIケーブルはとても高性能なもので、電子機器を使用するときに非常に重要な役割を果たしています。こちらのコラムで、HDMIにはどのような役割やメリットがあるのかについても触れるので、疑問に思われていた方はぜひご覧ください。

ところで、一般的なHDMIケーブルは、ひとつの入力機器に対してひとつの出力機器にしか接続ができません。そのため、ひとつの入力機器に対してHDMIケーブルを複数本差したいときは、不便に感じてしまうでしょう。

そこで役立つのがHDMI分配器です。HDMI分配器があると、パソコンやゲーム機などのデータを送る入力機器へ、複数本のHDMIケーブルを接続させることができます。

しかし、実際にHDMI分配器を購入しようと考えても、商品数が多いため、どれを購入するべきなのかわからずに戸惑う方もいるでしょう。

そこでこのコラムではHDMIの魅力を交えながら、便利な使い方ができるHDMI分配器についても説明をしていきます。
「HDMIがそもそも何かわからない」「HDMI分配器を購入したいけど、選び方がわからない」と悩まれている方は、こちらのコラムを確認すれば解決するかもしれません。

HDMIとは何?

HDMIとは何?
さまざまな電子機器を使用するときに、HDMIという言葉をよく耳にしたり見かけたりする方もいるのではないでしょうか。

しかし「HDMIケーブルを使用したことはあるけれど、実際にどのような役割を担っているのかわからない」という方もいらっしゃるのではと思います。

HDMIには、一体どのような役割が、そしてHDMI分配器はどのような働きをするのでしょうか。

HDMIは、「ゲーム機を使用する」「パソコン内にある動画やパワーポイントのデータを、スクリーンで見る」というような、パソコンやゲーム機などの入力機器に存在するデータを、ディスプレイ画面で見るという場合によく使用します。

もう少し具体的にいうと、HDMIは「音声と映像のデータを送る」役割を果たしています。HDMIケーブルで接続をすることで音声や映像のデータを送ることができるため、データを送る役割を果たしてくれるHDMIケーブルを接続しなければ、パソコンやゲーム機などのデータをテレビやプロジェクターなどに送ることができないのです。

HDMIを使うメリット

じつは、音声や映像のデータを送ることは、HDMIでなくてもおこなうことができます。HDMIの普及前によく使用されていたものが、コンポーネント端子と呼ばれるものです。

かつて、アナログテレビを視聴するときやテレビゲームをするとき、黄色・白色・赤色の三つのケーブルをテレビに差し込んでいたという方もいるでしょう。この三つのケーブルを差し込む先が、コンポーネント端子です。

コンポーネント端子も、HDMIと同様に、音声や映像のデータを送る役割を持つものです。「映像に不具合が生じたときは、コンポーネント端子を調節して直した」という経験がある方も多いでしょう。

では、なぜコンポーネント端子からHDMIへと主流が移ったのでしょうか?その主な理由は、「快適性」にあるといえるでしょう。

コンポーネント端子は、端子が三つあります。端子の数と同じ分だけ、ケーブルも3本あるため、配線が多くてごちゃごちゃしてしまいがちです。

配線が多いことによるデメリットは非常に大きいです。ケーブルを接続するときに、「どの端子がどのケーブルだっけ?」と紛らわしくなってしまったり、配線が多さから見た目のクリーンさにも欠けてしまったりします。

また配線が多いために、絡まりやすくなることもデメリットのひとつです。絡まってしまうと、余分な力がかかりやすくなってしまうため、断線してしまうリスクも高まります。

このように、配線が多いことによるデメリットは非常に大きいです。そのため、余分な配線をなくしたスマートなHDMIがよく使用されるようになりました。

非常にスマートでメリットが多いHDMIだからこそ、分配器にもHDMIが使われるようになって、HDMI分配器が誕生しました。

分配器を使う場面

HDMIは、音声や映像のデータをケーブル1本で送ることができる非常に便利なものです。

しかし、HDMIケーブル1本では、ひとつの入力機器につきひとつの出力機器にしか接続することができません。ひとつの入力機器に多数のHDMIケーブルを差したい、という状況に対応することができないのです。

そこでHDMI分配器が役に立ちます。分配器は、入力端子と出力端子に分かれて作られており、入力端子がひとつあるのに対して、出力端子が複数個あるものです。

複数の出力機器を複数の出力端子と接続させることで、ひとつの入力機器に対して複数の出力機器を接続させることができるようになるのです。

HDMI分配器はさまざまな場面で使うことのできる優れものです。しかし、HDMI分配器が実際にどのような場面で使えるのかを想像しにくい方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、HDMI分配器の使用用途を説明します。「HDMI分配器は自分に必要ないだろう」と考えている方でも、HDMI分配器が役立つ場面を知れば、生活の悩みの種を解消するきっかけになるかもしれませんね。

一度に複数のデバイスで同じ映像を楽しむことができる

HDMI分配器を検討している方の多くは、こちらの理由で購入されるのではないでしょうか。HDMI分配器は、ひとつの入力機器に対して複数の出力機器を接続することができるため、「複数のテレビに同じ映像を流す」というようなことが可能です。

ホームシアターを作ることができる

ホームシアターを作ることができる
映画は、アクションものからコメディものまで幅広くあります。物語の世界観に長時間浸ることができるのは映画だけでしょう。「映画を見ることが趣味」という方も多いのではないでしょうか。

しかし、見る映画のストーリーが面白いものであっても、周りの環境が整っていなければ集中して視聴することはできません。映画を好きな方であれば、「じっくり映画に浸ることのできる環境が欲しい」と思うかもしれません。

そのため最近では、ご自宅にホームシアターを作る人が増えてきました。「ホームシアターを家に作る」というと大変な作業に感じますが、じつは、HDMI分配器を利用すれば、簡単にご自宅でホームシアターを作ることができます。

HDMI分配器に、ホームシアターを作るのに必要なスピーカーやアンプなどを接続させることで、映画館のような環境で視聴することができるのです。「映画館へ出向くのが面倒」「自分たちだけで映画を見たい」という方にもおすすめです。

出力機器の切り替えをするときに手間が省ける

使用する入力機器がひとつであるのに対して、利用したい出力機器が複数ある場合は、通常であればHDMIケーブルを差し替えなくてはいけません。

しかし、頻繁に切り替えをおこないたいという方であれば、ケーブルの差し替えの作業は少々手間に感じてしまいますよね。

HDMI分配器は、一度にたくさんの出力機器を接続させることができるため、ケーブルの差し替え作業が不要になります。そのため複数の出力機器を利用する方にも、HDMI分配器はおすすめです。

分配器を選ぶときにチェックしておくポイント

HDMIケーブルをたくさん繋がなくてはならないときに役立つHDMI分配器ですが、商品数が多いため、機械をよくご存知でない方などには、「商品同士の違いがよくわからない」と思われる方も多いでしょう。

商品の違いがわからなければ、どれを購入してよいのかもわからず、値段で決めてしまいがちです。しかし値段で商品を決めてしまっては、想像していたHDMI分配器と違うものを購入してしまい、不便さを感じることもあるかもしれません。

そこで自分に合った商品を選ぶためにも、HDMI分配器を選ぶときに注目したいポイントについて説明をしていきます。

うまく自分に合った商品が選べるように、ぜひ今回のポイントを参考にしながら、商品を検討してみてください。

HDMIケーブルを何本繋ぎたいか

たとえば「同じ映像を2台のテレビに映したいとき」と「同じ映像を3台のテレビに映したいとき」では、HDMIケーブルの本数が違うため、必要な出力端子数も違ってきます。

「同じ映像を2台のテレビに映したいとき」では、2本のHDMIケーブルを接続させるので、2本の出力端子があるものを選ばなくてはいけません。

また「同じ映像を3台のテレビに映したいとき」では、3本のHDMIケーブルを接続させるので、最低でも3本の出力端子があるHDMI分配器を選ぶ必要があります。

「何台の出力機器と接続させるか」によって、必要になる出力端子は異なります。そのためHDMI分配器を購入するときは、あらかじめ必要な出力端子数を考えたうえで、検討することをおすすめします。

カスケード接続ができるのかどうか

カスケード接続とは、分配器同士の接続のことを表します。「同じ映像を2台のテレビに映したい」というときは、HDMI分配器があれば十分でしょう。

しかし、展示会などのイベントで「同じ映像を30台に写したい」というときであれば、カスケード接続をして分配器同士をたくさん繋ぐ必要があるのです。

もしなにかしらのイベントなどでHDMI分配器が必要だという方であれば、カスケード接続のチェックは必須かもしれません。

HDMI分配器の給電方法

HDMI分配器を使用するにあたって、電力が必要になります。しかし電力の供給方法も、どのHDMI分配器を選ぶのかによって異なります。

電力の供給方法は、ACアダプタを接続させて供給をおこなう方法と、HDMIを利用して供給をおこなう方法があります。

HDMI利用して電力の供給をおこなう方法は、アダプタを使用しないため、電源コンセントを使うこともありません。手軽に電源の供給がおこなえるというメリットがありますが、電源の供給が不安定であるため、大きな電力が必要である機器は控えたほうがよいでしょう。

4K映像でも出力ができるかどうか

4K映像でも出力ができるかどうか
4Kとは、画質のよさを表す言葉です。非常に優れた画質のレベルで、フルハイビジョンの画質の4倍、映像がなめらかだといわれています。

最近では4Kに対応しているテレビも増えて非常に多くの人が利用していますが、HDMI分配器の中には4Kに対応していない商品もあるため、注意をしなくてはいけません。

せっかく4Kの映像が見られると思ったのにも関わらず、分配器が対応していないため4Kの映像が見られないというのは悲しいですよね。
4Kの映像を見られる環境の方であれば、HDMI分配器は4K対応しているものを選ぶことをおすすめします。

画像がキレイ!4K・2K対応分配器

HDMIは、入力機器で送った映像を出力機器に反映することができるものです。せっかく映像を見るのであれば、やはり画質は気にしたいポイントですよね。

最近の機器は画質に優れており、画素数が多い4Kや2Kに対応しているものもたくさんあります。しかし先ほども触れたように、せっかく高画質の機器があっても、映像を送るHDMI分配器が対応していなければ、よい画質で映像を見ることはできないでしょう。

そこで、この章では4Kや2Kなどの高画質に対応しているHDMI分配器をご紹介します。画質を重視したいという方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。


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非常にコンパクトなボディをしていることが特徴である、HDMI分配器です。厚さは1センチしかなく、手のひらに収まるほどのサイズ感です。重さも0.1キロほどしかないので、「仕事でHDMI分配器を使う」という方でも簡単に持ち運びをすることができるのではないでしょうか。

画質にも優れており、4Kや、3D映像にも対応することが可能です。コンパクトでありながら、画質にも優れているというのは非常にうれしいポイントではないでしょうか。値段も比較的安めであるため、コストパフォーマンスに優れている商品だといえるでしょう。


HDMI分配器 HDMIスプリッター 1入力4出力 高画質 フルHD 1080p 3D映像出力対応 電源スイッチ付き

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ひとつの入力機器で、ふたつの出力機器を利用することができるHDMI分配器です。4Kにも2Kにも対応することができるので、比較的高画質な状態で映像を視聴することができます。

カスケード接続もできる仕様になっているので、「出力端子がふたつじゃ足りなくなった」というような場合でも、よりたくさんの出力機器と接続をすることができます。

また、商品と一緒にHDMIケーブルが1本同梱されているため、新しく必要になるHDMIケーブルが少ないこともうれしいポイントではないでしょうか。


グリーンハウス 4K2K HDMI分配器 スプリッター AC給電 1入力4出力 Nintendo Switch PS4 XboxOne動作確認済 GH-HSPF4-BK

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4K映像に対応していることはもちろん、耐久性においても優れているHDMI分配器です。本体は、非常に固い鉄で作られており、衝撃にも強い仕様となっています。HDMI分配器を持ち運びするという方であれば、運んでいるときに傷がつきづらいように、こちらの商品のような頑丈なHDMI分配器を購入するとよいかもしれません。

ボディには、接続状況が一目でわかるように、ランプがついています。それぞれの端子ごとに緑色のランプがついており、接続ができるとランプが点灯してわかるような仕組みになっています。「機械の操作が苦手で自信がない……」という方にはよいかもしれません。

耐久性が優れているHDMI分配器が欲しいという方や機械操作が苦手で分かりやすい見た目をしているHDMI分配器がよいという方、4Kの映像が見たいという方におすすめです。


サンワサプライ ワイヤレス分配HDMIエクステンダー(2分配) VGA-EXWHD7

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フルハイビジョンである2Kや、3Dにも対応することができる商品です。優れた高画質を楽しめることはもちろん、音もクリアに届きます。

こちらの商品の一番の魅力は、ワイヤレスで音声・映像データの送受信を可能だという点でしょう。

HDMI分配器は非常に便利な代物ですが、入力機器と出力機器を接続させるためには、HDMI分配器の入力端子と出力端子にそれぞれHDMIケーブルを繋がなくてはいけません。

展覧会などの広い場所でHDMI分配器を活用したいと考えている方であれば、「ケーブルの長さが足りなくて困る」ということもあるのではないでしょうか。ケーブルの長さが足りないという場合に、こちらのワイヤレス機能が役に立ちます。

HDMI分配器の本体は「送信機」と「受信機」に分かれています。送信機側に入力機器のデバイスをケーブルで接続し、受信機側に出力機器のデバイスをケーブルで接続することで、ワイヤレス通信が可能になります。

入力機器から音声と映像のデータを受け取った送信機が、ワイヤレスでデータを受信機に送ることで、出力機器にもデータを届けることができるという仕組みです。

また、ワイヤレスで通信できる距離は30メートルもあるため、広い場所でも快適にHDMI分配器を使用することができるのではないでしょうか。

ホームシアターにもおすすめ!高音質対応分配器

動画の視聴において、画質は非常に大切です。大きい画面であれば、細かい画質でなければどうしても画質は荒っぽく見えてしまいます。

しかし、画質と同じほど重要であるのが、音質でしょう。音質がよいものであれば実際にその音を間近で聞いているように感じることができますが、音質が悪ければ実際の音とかけ離れた音を聞いているように感じてしまいます。

とくに、ご自宅でホームシアターを作るためにHDMI分配器を購入するという方であれば、臨場感を出す音は非常に大切です。

HDMI分配器においても、どの商品を購入するのかで音質の良し悪しが異なります。そこで「高音質なHDMI分配器を購入したい」とお考えの方に向けて、音質に優れた分配器を厳選しました。高音質なHDMI分配器を探しているという方は、ぜひ目を通してみてはいかがでしょうか。


エレコム HDMI分配器 スプリッター 1入力4出力 FullHD 4K VSP-HD14BK

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入力機器から送られてきた高音質な音声データを、そのまま出力機器に送ることができるHDMI分配器です。DolbyTrueHDという音声のフォーマットを利用しているため、非常に高いレベルで録音された音質を再現することができるでしょう。

音質に優れているだけでなく、HDMI分配器の素材にもこだわって作られています。

電子機器であれば、素材によっては酸化をおこし、部品がさびてきてしまうことがあります。
サビは商品の劣化に繋がってしまいます。せっかく商品を購入するのであれば、やはり長く使えるものがよいですよね。しかし、こちらの商品は金メッキで加工がおこなわれているため、さびを防ぐことができるのです。

また、HDMI分配器にはメタルケースが採用されています。メタルケースを採用することで、本体から生じる雑音を防ぐことが可能です。

ボディの素材にこだわることで、HDMI分配器の使いやすさは大きく変わります。「より品質の優れたHDMI分配器を購入したい」という方におすすめしたい商品です。


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ご家庭で使いやすい、出力端子がふたつあるHDMI分配器です。こちらの商品の特徴として、多くの音声フォーマットに対応できることが挙げられます。「Dolby-trueHD」「DSD」「DTS-HD」などのさまざまなフォーマットに対応しており、よりよい音質で映像を楽しむことができるでしょう。

そしてHDCPに対応していることも、こちらの商品の魅力です。コンテンツの中には、著作権保護のためにデータが暗号化されていて、正しく再生することができないものがあります。「HDMI分配器を購入して使おうと思ったのに、見たいコンテンツが暗号化されていて見ることができなかった……」というのは非常に残念ですよね。

HDCP対応をしているHDMI分配器であれば、暗号化されているコンテンツも視聴することができるでしょう。


サンワダイレクト HDMI分配器 HDMIスプリッター 1入力 2出力 3D フルハイビジョン 対応 400-VGA003

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「Dolby Digital 」「DTS Digital」の音声フォーマットに対応しているHDMI分配器です。音声フォーマットに対応しているため、音質が優れていることはもちろん、HDCPに対応しているため、地デジなどのコンテンツもしっかりと視聴できることも魅力です。

本体の構造は、ポート設計になっているため、見た目も美しい状態で使用することができます。ポート設計とは、出力端子と入力端子が同じ方向に設計されているものをさします。収納がしやすく見た目もきれいで、配線が絡まりにくいことが特徴です。

配線を使用すると、どうしても線の絡まりが気になってしまいますよね。絡まって負荷を抱えた部分から断線もしてしまうため、なるべく線同士が絡まることは避けたいものです。こちらの商品はポート設計であるので、絡まりによる断線のリスクを下げることができるのではないでしょうか。

1つで多くのモニターに接続可能!業務用分配器

HDMI分配器の購入を検討される方には、たくさんの出力機器と接続をさせたいと考えている方もいるのではないでしょうか?

たとえば家電量販店で、たくさんのテレビと接続をしたいとき。展覧会でたくさんの出力機器を使用するとき。たくさんの出力機器と接続するには、たくさんの出力端子がついているHDMI分配器が必要です。

ここでは、たくさんの出力端子が備わっているHDMI分配器をピックアップしました。出力端子が多いHDMI分配器が欲しい、と考えている方はぜひチェックしてみてください。


ラトックシステム 3D対応1入力4出力HDMI分配器 REX-HDSP4A

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出力端子が4つあるHDMI分配器です。ほかの業務用のHDMI分配器と違って、出力端子は4つとやや少なめです。しかしカスケード接続をすることができるため、最大で64台まで接続させることができます。

こちらの商品の優れている点として、状況にモードが選択できるということが挙げられます。モードは「自動判別モード」と「優先出力モード」の2種類があり、出力機器に応じて画質と音質を使い分けることができるというものです。

必要に応じて、自分の使いやすいように設定を変更できるというのは非常に使いやすいのではないでしょうか。


サンワサプライ 4K2K対応HDMI分配器(8分配) VGA-UHDSP8

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ひとつの入力機器で、8つの出力機器と接続させることができるHDMI分配器です。一般的なHDMI分配器は出力端子がふたつや4つでることが多いため、8つという数の多さに驚かれる方も多いかもしれません。

非常に多くの出力機器と接続させることができますが、HDMI分配器のボディは非常に軽量です。出力端子がコンパクトにまとまっているため無駄な部位がなく、重さは2.2キロほどしかありません。

また、こちらの商品はカスケード接続ができることも魅力のひとつでしょう。カスケード接続は3回までおこなうことが可能で、最大で64台の出力機器と接続することが可能になります。家電量販店や展覧会などのイベントでも、使いやすい商品ではないでしょうか。

まとめ

HDMIは、ひとつのケーブルで音声や映像のデータを送ることができる、非常に優れたものです。今までであれば、音声や映像のデータを送るためにたくさんの配線を必要としていましたが、配線のわずらわしさがなくなりました。

配線によるトラブルから解放してくれたHDMIケーブルですが、「ひとつの入力機器につき、ひとつの出力機器しかつなげない」という難点があります。

「同じ映像を複数の出力機器で見たい」「ホームシアターを作るために、ひとつの入力機器にたくさんのHDMIケーブルを繋ぎたい」といったときには、HDMI分配器を購入してみましょう。

HDMI分配器は、入力機器と出力機器の仲介役をおこなってくれるもので、たくさんのHDMIケーブルを出力端子に接続させることができます。複数の出力機器へ一度に同じ映像を流すことができるため、出力機器を複数持っている方は使いやすくなるでしょう。

また、出力端子側では一度に複数のHDMIケーブルを差し込むことができるため、出力機器の切り替えをするのも簡単です。「頻繁に出力機器を切り替えたい」という方には便利なのではないでしょうか。

HDMI分配器の使用用途はさまざまあります。仕事の効率性や快適性を挙げることはもちろん、プライベートも充実させることができるでしょう。HDMI分配器が一台あるだけで、多様な使い方をすることができます。ご自身で、HDMI分配器の活用の仕方を考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

しかし、HDMI分配器にもたくさんの種類があるため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。もし自分に合っていないものを選んでしまえば、「思っていたより使い勝手が悪い……」と感じてしまうことがあるかもしれません。

HDMI分配器を選ぶときのポイントは、おもに「HDMIケーブルを出力端子に繋ぐ本数」「カスケード接続への対応」「電力の供給方法」「4Kへの対応」の4点があります。

HDMI分配器を購入するまえは、これらのポイントを踏まえたうえで商品を選ぶと、より自分に合った商品が選べるのではないでしょうか。

もし購入するHDMI分配器に迷っているのであれば、今回紹介をしたおすすめ商品を参考にしてみてもよいかもしれません。

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