アンテナレベルが低いってどういうこと?テレビが見れないときの解決法
「好きな番組を見ていたらいいところで突然テレビの映りが悪くなった……」そんなトラブルは、アンテナレベルが低いことが原因かもしれません。
アンテナレベルとは、テレビの電波の強度を数字で表したものです。テレビの映りが悪いときにはまずアンテナレベルをチェックしてみるとよいでしょう。
この記事では、アンテナレベルを確認する方法や、電波を安定してキャッチするための方法を説明していきます。テレビがうまく映らなくて困っている方はぜひご一読ください。
ただし、アンテナの調整には専門的な知識や技術が必要になります。すばやく・きちんと問題を解決したい方は、アンテナ工事のプロに相談することをおすすめします。
テレビのアンテナレベルとは?その調べ方
アンテナレベルとは、地上デジタル放送やBS、CS放送の電波を受信する際にその電波の強度を表わしたものです。一般的には50レベル以上であれば、問題なく視聴することが可能といわれています。テレビを視聴している際に不具合が生じるのは、このアンテナレベルが低いからかもしれません。
アンテナレベルはご自身でいつでも調べることが可能です。
アンテナレベルを調べるには、まずチャンネルリモコンの「ホーム」ボタンから「設定」を選択します。次に「受信設定」を選択して、受信レベルを確認するための項目を選んで検査してみてください。
アンテナレベルが低くなる原因
アンテナレベルが低い原因には主に以下の3点が考えられます。それぞれの原因を理解して適切な対処をするようにしましょう。
接続不良
アンテナとテレビ間のケーブルが外れている場合や、ケーブルが断線してしまっているなど、アンテナからテレビに繋がっている部分に何らかの問題が生じると、アンテナレベルは下がってしまいます。このほかケーブルと端子の接続部分が緩んでいるだけでもアンテナレベルは下がる可能性があります。
周辺環境の変化
アンテナを置く住宅周辺の環境が変化することによって、アンテナレベルが下がる場合もあります。電波を妨害する高層建築物や巨大な樹木などは、地上を行き交う電波の行く手を妨害してしまうため、アンテナレベルも下がります。また雨や雪、雷雲など天候の影響によってもアンテナレベルが下がることがあります。
弱電界地域である
弱電界地域とは、テレビ放送の電波の送信局から遠い地域や、山間部など電波の届きにくい場所のことを指します。もともとの電波が弱いので、上記の周辺環境の変化と同様に、突然テレビの映りが悪くなることも考えられます。
テレビ・アンテナの施工ミス
施工の雑さによってアンテナレベルが下がっている場合もあります。屋根上に立てるアンテナはワイヤーでひっぱり、固定しなければなません。しかしそのワイヤーのひっぱりが緩いとアンテナが風にあおられて倒れ、破損する可能性もあります。アンテナが破損してしまうと、アンテナレベルが下がるどころかテレビは映らなくなってしまいます。
こんな症状にも要注意
一部のチャンネルのレベルが低い
受信環境が悪いと一部のチャンネルだけ映らないということも起こります。地上波放送では、ある一定の基準を満たしていなければそのチャンネルは映らない仕組みになっています。
受信レベルが高いのに映らない
アンテナもしくはブースター、ケーブルなどどこかに原因があると思われます。この場合は専門の業者に点検依頼することをおすすめします。
ブロックノイズが入る
地上デジタル放送の場合、電波の受信状態が悪くなると画面の所々に四角いノイズが入ります。
これをブロックノイズといいますが、アンテナが受ける電波が弱いと発生しやすくなります。
アンテナレベルを改善する方法
アンテナレベルを改善させるためにまず試していただきたい方法をいくつかご紹介します。
a.テレビを再起動する方法
テレビ本体の電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜きます。およそ5秒時間をおいて、再度電源プラグを差し込、テレビ本体の電源を入れてみてください。
b.アンテナの向きを直す方法
アンテナそのものの向きが悪い場合もあるので、屋根に上ってアンテナの向きを正確に放送基地局のある方角へ向け、そして水平になるように設置し直してください。アンテナは強風などによっても向きが変わってしまう場合があります。
アンテナの正しい向きを調べ、実際に調整するのは難しい作業となります。高所での作業には危険もともないますので、できればプロに依頼してやってもらいましょう。
c.ケーブルの接続方法アンテナケーブルの接続が悪い場合
アンテナ線が地上デジタル入力端子という部分にきちんと接続されているか確認しましょう。またケーブルの接続が緩んでいないか、ケーブルに傷はないかなども確認するようにしましょう。
d.以上の手段を試しても状況が改善しない場合
この場合、もともとお家のある地域が電波の弱い地域であるおそれがあります。基本的にはアンテナとテレビの間にブースター(電波を増幅する機器)を入れることで、受信感度を改善することが可能です。
しかし、場合によっては思いもよらない原因が隠れていることもあるため、一度アンテナ工事のプロに点検をしてもらうと安心です。きちんと原因を特定してから対処しないと、余計な手間や費用がかかってしまうおそれがあります。
点検や調査を無料でおこなっている業者もあるので、一度きちんと見てもらうとよいでしょう。
「点検してもらおうかな……」
調査や点検の業者選びをご検討の方は、ぜひ生活110番をご活用ください。24時間受付対応の電話窓口では、お近くのアンテナ業者をスグにご紹介。点検調査はもちろん、見積りのご要望にも迅速に対応いたします。
費用面が心配な方も、見積り後のキャンセルOKで安心。その見積りも、提示後に確認のない追加料金はありませんので、お気軽にご相談ください!
まとめ
このようにテレビの映りが悪い原因には、アンテナやケーブルなど付随する機器にトラブルが起きていると考えられます。今回ご紹介した内容は一般的なケースですので、このほかにもさまざまな要因でトラブルは起こる可能性があります。急にテレビの調子がおかしくなったという場合には、プロに点検を依頼して原因を特定してもらいましょう。
無料で点検や調査をしてくれる業者をお探しの方は、ぜひ生活110番へご相談ください。全国の多数の加盟店の中からあなたのご希望にぴったりのアンテナ工事のプロをお探し、まずは見積りが見たい、などのご要望ももちろんOKです。
調査やお見積り後でもキャンセルは可能となっておりますので、お気軽にご利用ください。工事を依頼する前に、まずはじっくりとプロの腕前や対応を確かめていただければと思います。
アンテナ工事を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「アンテナ工事」をご覧ください。
※対応エリアや加盟店によって変わります