「テレビを見ようとしたらノイズが走ってまともに見られない!」その原因はアンテナレベルの低下にあるかもしれません。アンテナレベルが低下すると、テレビ視聴の際にさまざまなデメリットをこうむることがあるのです。
そんなときはアンテナレベルを改善することで、より快適にテレビを視聴できるようになります。今回はそんな正しい地デジのアンテナレベルの目安を学んでいきましょう。
目次
そもそもアンテナレベルとは何のこと?
アンテナレベルは地上デジタル放送やBS、CS放送などの放送電波を受信するときにどれくらいの強さで受信されているかを示した数値です。アンテナレベルが低下すると映像が乱れたり、テレビがまったく映らなくなったりすることもあるので、ある程度の値を確保する必要があります。
しかし、アンテナレベルが高すぎでも機器の故障の原因になったりするのです。そうならないためにも最適な数値を把握しておくことは無駄ではありません。
それではどれくらいの値を地デジのアンテナレベルの目安とするべきなのでしょうか?じつは、その数値はメーカーや機器によってばらつきがあるため、一概にこれとはいえないのです。
そこで次章では、自分の機器に適した地デジのアンテナレベルの目安を調べる方法をご紹介していきます。
アンテナレベルの目安はメーカーで変わる
地デジのアンテナレベルの目安はメーカーによってさまざまです。BSやCSに限れば基本的に50以上を推奨しています。しかし地デジの場合、とあるメーカーは44以上を推奨しているのに対し、他のメーカーの中には60以上をすすめているところもあるので、一般的にこれ以上あればいいという基準はないのです。
自分の使っている機器がどれくらいのアンテナレベルを推奨しているかを知りたいときは、メーカーの公式サイトを参照するとよいでしょう。自分の現在のアンテナレベルを調べる場合は、リモコンの「ホーム」ボタンから本体機器の「設定」で確認することができるので、ふたつを比較することで自分のアンテナレベルがどの水準にあるかがわかります。
アンテナレベルが下がるケース
自分の機器に適した地デジのアンテナレベルの目安に対し、自宅のアンテナレベルが低いようなら、次の中から原因を探してみましょう。
悪天候
強い風が吹いてアンテナに障害物がひっかかったり、激しい雨が降ったあとでアンテナの中に水が残っていたりすると、アンテナが放送電波を受信する妨げになることがあるのです。こうした障害は物理的なもので原因となっているものを取り除けばすぐに直せます。しかし、作業が高所になるので自分でやる場合は安全に配慮する必要があるため、業者に任せてしまうのもひとつの手でしょう。
接続不良
アンテナとテレビをつなぐケーブルの端子が緩んでいたり、亀裂が入ったりしているとアンテナレベルが下がって映像が上手く映らない原因となります。テレビの裏のアンテナ端子がしっかり地上デジタル入力端子に接続されているかを確認して、緩んでいたらしっかり接続しましょう。
亀裂が入っているようならケーブルを買い替える必要があります。また、レコーダーなどが接続されている場合は、機器とテレビの間のアンテナ線も同じように確認した方がよいでしょう。
設定の誤り
地上デジタル放送では各チャンネルを自分の好みで設定できます。このとき受信されていない電波をチャンネルに登録してしまっていると、何も映らないチャンネルになってしまいます。設定を確認して正しいチャンネルを設定しましょう。
メーカーにもよりますが、通常、設定を確認するにはリモコンの「メニュー」ボタンから本体機器の「設定」を表示させて「チャンネル設定」選択します。
アンテナレベルを上げるにはどうすればいい?
上述したような問題がないのに、アンテナレベルが低いときはどうしたらいいのでしょうか。ここではそのような場合に、地デジのアンテナレベルをより目安の値に近づける方法をご紹介します。
アンテナの向きを調節する
アンテナの向きもアンテナレベルに影響を与えます。アンテナは電波塔から発信されている電波を集めてテレビに送り込んでいるので、アンテナを電波塔の方向に向けることで電波を受信しやすくなります。
自分の家から近い電波の発信所の方向を調べて、アンテナの向きを調節しましょう。ただし、アンテナの向きの調整には緻密な計算が必要なので、適当にアンテナをいじることはおすすめできません。正確に調べてからやるか、プロの業者にお願いした方がいいでしょう。
ブースターを設置する
ブースターは電波を増幅してくれる装置です。自宅が電波の発信所から遠かったり、間に障害となる建物があったりして、どうしてもアンテナレベルが上がらないという人はこのブースターを設置することをおすすめします。ブースターがあれば弱くなった電波を増幅させてくれるので、アンテナレベルを安定させることができます。
ブースターには室内用と屋外用があり、室内用は自分で簡単に設置できますが屋外用に比べると増幅できる電波には限りがあります。反対に屋外用のブースターは大幅に電波を補強できますが、屋外に設置するのでコストがかかりやすいのが欠点です。自分のアンテナレベルがメーカーのすすめる基準値に比べて、そこまで低くなければ室内用を、極端に低ければ屋外用と自分にとってベストなブースターを選びましょう。
まとめ
アンテナレベルは低すぎても高すぎても不具合を生じさせる原因になります。地デジのアンテナレベルの目安はメーカーによってさまざまなので、最適な値を探すときは自分がどこのメーカーの機器を使っているかがポイントです。
まずは自分のアンテナレベルと使っている機器に推奨されるアンテナレベルを調べてみましょう。もしもアンテナレベルが水準より大幅に低かったときでも考えられる原因をひとつひとつ調べていけば改善できることがあります。自分のアンテナレベルの目安を把握して快適な地デジライフを送りましょう!
アンテナ工事を依頼できる業者や料金
\ 完全無料 /
厳選した全国のアンテナ工事業者を探せます!
×
関連記事カテゴリ一覧
アンテナ工事の記事アクセスランキング
アンテナ工事の最新記事
カテゴリ別記事⼀覧
- お庭の手入れ
- 害虫駆除
- 害獣駆除
- 電気工事
- 鍵開け・交換・修理
- 窓ガラス修理・ドアノブ修理
- 家の修理
- バッテリー上がり
- ハウスクリーニング
- ペット火葬・葬儀
- 家電修理
- パソコン修理・ネット回線
- 家具・雑貨の修理
- 外壁・屋根工事
- リフォーム
- 防犯カメラ設置
- 盗聴器・その他調査診断
- 便利屋・代行サービス
- 引越し・配送サービス
- オフィス・店舗向けサービス
- その他