共同アンテナの工事にはいくらかかる？設置・撤去費用と必要性

共同アンテナとは、テレビ電波受信の強度が弱い地域でのテレビ視聴を補助するためのアンテナです。共同アンテナを設置することで、ビルやマンションなどの施設や、山間部などのテレビ電波が届きにくい地域でも、複数の視聴者がテレビ視聴を楽しめます。

今回は、共同アンテナの設置メリットや工事の流れ、不要になった場合の撤去の必要性について解説していきます。
快適なテレビ視聴ライフを共同アンテナで送るために、参考にしてみてはいかがでしょうか。

無料で電話相談する!

0120-447-110

24時間365日・日本全国受付対応！お気軽にご相談ください

通話無料

0120-447-110

メールで相談する

共同アンテナってなに？設置するメリット

共同アンテナとは、複数のテレビ視聴者が共用で使用するアンテナのことです。主にビルやマンションの共聴施設、テレビ電波の視聴しにくい地域などで使われています。

共同アンテナを設置すると、テレビ電波を比較的快適に受信しやすくなり、電波障害を受けにくくなります。

また、共同アンテナを設置することによって、テレビ電波受信が共同アンテナ1本で済むみます。マンションなどで、それぞれの部屋に余分にアンテナを設置する必要がなくなるのです。

共同アンテナの設置費用と工事の流れ

新規に共同アンテナを設置するときは、その施設で何台のテレビで視聴しているかと、その地域の電波の強度で共同アンテナの設置費用が変わってきます。

ひとつのアンテナで受信した電波を複数のテレビへ送る場合、テレビ側が受け取る電波が弱くなってしまうため、設置費用も変わってくるのです。

テレビのアンテナを共同アンテナに交換するときは、素子の本数、BS、CSアンテナの直径で変わります。「素子」とは、テレビアンテナの魚の骨状の形をしたものです。素子の数やBS、CSアンテナの直径が大きいほど費用が高くなる傾向があります。

では、共同アンテナの工事の流れはどのように行われるのでしょうか。

(1)事前調査
業者によって、共同アンテナ設置物件の調査が行われます。アンテナ設置場所、地デジの電波を業者が確認してくれます。

(2)見積もり
事前調査の結果をもとにし、見積もりが行われます。

(3)契約
工事日程などの業者との打ち合わせが行われます。アンテナ工事の際、家具を移動する場合があります。業者に家具を移動してほしい場合や、工事の立ち合いを行いたい場合は相談してみるとよいでしょう。

(4)共同アンテナ工事
工事業者が決めた日時に業者が工事を行います。アンテナ設置だけでなく、テレビの電波受信状態や実際のテレビの映像が映るかの確認作業が行われます。

共同アンテナにはブースターが必要？

共同アンテナ設置の際には、一定の電波の強度がなければテレビが視聴できなくなります。そのため、大きなアンテナを取り付けるか、テレビの電波の受信感度を増幅してくれるブースターと呼ばれる機械の設置を行います。
ブースターや共同アンテナの設置は、共同アンテナの電波を複数のテレビへ送るための分配器とともになされます。

ブースターを設置しても、テレビ画面の一部がモザイク状になったり、固まって映らない場合や、ノイズが出る場合があります。これは、台風などの強風で共同アンテナが揺さぶられることによって起こる可能性もあるので注意が必要です。

不要になった共同アンテナはすぐに撤去しよう

不要になった共同アンテナは、すぐに撤去しなければならないと、総務省にて定められています。これは、不要な共同アンテナを放置しておくと、垂れ下がったケーブルなどが事故につながるおそれあるためです。

ではどのように共同アンテナは撤去するのでしょうか。

まとめ

マンション、ビルや高い建物や山などの影響でテレビが受信できない地域のテレビ視聴をカバーするためのアンテナが共同アンテナです。共同アンテナ1つでそれぞれの部屋で、BS、CS、地デジのテレビ視聴を楽しめるメリットは大きいといえるのではないでしょうか。

台風などの影響で共同アンテナがもし故障した場合は、業者へ問い合わせてみるとよいでしょう。

また、いらなくなった共同アンテナ撤去の際は、共同アンテナ停止・廃止手続きとともに、すみやかな撤去工事が必要となります。

アンテナ工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「アンテナ工事」をご覧ください。