生活110番ニュース 各種電気工事

このエントリーをはてなブックマークに追加

吹き返しの強風には要注意!アンテナが台風などで倒れたときの対処法

投稿日:2018-09-07 更新日:2019-10-10

吹き返しの強風には要注意!アンテナが台風などで倒れたときの対処法

この記事は16058人に読まれています。

相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE

台風は強い雨と風をともない、日本へとやってきます。とくに進行方向右側は追い風になるため暴風による大きな被害をもたらすことが多く、厳重な警戒が必要になるでしょう。

台風情報は今やインターネットなどさまざまな手段で手に入れることができますが、テレビもいまだ重要な手段のひとつです。しかしテレビアンテナ、とくに古いアンテナは屋根など高いところに設置されており、台風などの強風で倒れてしまうことも少なくありません。アンテナが適切に設置されていなければ映像がモザイク状・ブロック状に乱れてしまい、大事な情報を得ることが難しくなってしまいます。

この記事ではアンテナを台風などの強風から守る方法、そして倒れたときの対処法についてご紹介します。

台風でアンテナが倒れる原因

台風でアンテナが倒れたという相談は、生活110番を運営するシェアテクに対しても多く寄せられています。ではなぜ、台風でこのような被害が起こるのでしょうか。

アンテナが高所にある

かつて2011年7月まで(東北3県では2012年3月まで)おこなわれていたアナログ放送はノイズに弱く、多くの家庭ではノイズの影響を受けにくい屋根の上にアンテナを設置していました。デジタル放送に変わった今でも屋根上にアンテナを残している人は多く、アンテナといえば手の届かない屋根の上、というイメージは強いかと思います。

しかし電波を遮る障害物がないということは、風を遮る障害物も少ないということを意味します。そのため台風のとき、アンテナは強風の影響を受けやすいのです。

アンテナを支える部品の劣化

強い風で倒壊しないよう、アンテナ設置工事では強風対策の作業がおこなわれます。たとえば屋根に対しては「屋根馬」という部品を利用してしっかりと固定するほか、高さが必要な場合(障害物がある、複数のアンテナが必要なときなど)には斜めに「支線」と呼ばれる補強のワイヤーを設置し、屋根全体で支えるようにするのです。

しかしこうした固定も風雨の影響を受け劣化します。支線の固定が外れてしまい、その結果アンテナの倒壊に至ることも少なくありません。

屋根の劣化

アンテナだけでなく、屋根自体が大きく劣化している場合もあるでしょう。屋根の部材が劣化することで固定がゆるみ、アンテナ自体がぐらついているということが考えられます。ぐらついているぶん風の力を受けやすく、最悪の場合屋根の構造材を巻き込んで倒れるようなことも。

また台風の中心付近では積乱雲が発達しているため、ときには氷の粒である「雹(ひょう)」が降ることもあるのです。雹はときに住宅や車のガラスを割る被害をもたらしますが、同様にアンテナや屋根に当たり、大きな負担をかけるような事態も考えられます。

台風通過後には一度目視で確認しよう

テレビの映りに問題がなくても、風の影響でアンテナが曲がったり、支線が切れてしまっているなどの影響は充分に考えられます。また倒れた方向や電波環境によってはアンテナが倒れていることに気づかないかもしれません。次に台風が来たときには大きな被害が考えられるため、アンテナに問題がないかチェックすることが大切になってくるでしょう。

ただし屋根の上にのぼっての作業は危険です。また台風の中心が通過して一時的に風が弱まっても、吹き返しの強風によりアンテナが倒れるような事例も多く発生しています。自分での作業は目視にとどめ、気になった箇所があれば台風が完全に過ぎ去った後にアンテナ工事のプロと相談・確認してもらうようにしてください。

では、台風によって倒れてしまう前にアンテナへの対策はできないのでしょうか。

 
テレビのアンテナは強風で倒れることがある

屋根の上でなくても大丈夫!アンテナの台風対策

アンテナにおける一番の台風対策は「屋根からアンテナを下ろす」ことです。近年ではケーブルテレビだけでなく、インターネットの光ケーブルでもテレビが見られるようになりました。しかしこうした方法の場合、視聴には固定の月額料金がかかってくるのがデメリットです。

一方で地上デジタル放送(地デジ)はノイズに強くなり、これまでより低いアンテナの位置でもきれいに映る場合が増えてきました。アンテナ自体も開発が進み、魚の骨の形をした八木式アンテナだけでなく、プラスチック樹脂で覆われた平面アンテナ(デザインアンテナ)も普及してきています。

おすすめはベランダの手すりに設置する方法

テレビの電波がやってくる方向にベランダがあり、かつ目立つ障害物がない場合はベランダ部分への設置をおすすめします。ベランダなら万が一アンテナの方向がずれた場合でも自分で調整がしやすく、なおかつ強風による影響も屋根の上に比べれば受けにくいです。ただし景観への影響、布団などを干している場合はそのスペースが足りなくなるおそれがあるというのがデメリットといえるでしょう。

壁面に設置して風の影響を低減!

平面アンテナ(デザインアンテナ)のメリットは「壁面設置」ができることです。その名の通り板状に仕上げられており、アンテナ裏側でも固定ができます。外壁に固定すれば風にあおられることもありません。

また平面アンテナは八木式アンテナほど指向性が強くなく、多少方向がずれていても受信できるのも特徴です。電波塔の方向と一致する壁がなくても十分なアンテナレベルを確保しやすいのが、方向が異なると受信強度を保てなく八木式アンテナ・パラボラアンテナとの大きな違いといえます。

壁面設置のデメリットとして、アンテナの設置場所が限られることが挙げられるでしょう。電波の方向に向けてアンテナを設置しなければならないのは変わらないため、家の向き次第では壁面に固定してしまうと、電波の来る方向と大きくずれることが考えられます。

屋根裏に設置して風をシャットアウト!

いっそのこと屋内、とくにデッドスペースになりやすい屋根裏に設置するというのもひとつの方法です。もちろん受信できる電波は弱くなりますが、屋根さえ飛ばなければ風の影響を最小限に抑えることができるでしょう。

注意点として、屋根の状況によってはテレビの電波を遮断してしまい、設置に向かない場合があることがあげられます。とくに瓦ではなく金属製の屋根材が使われている場合、太陽光パネルの設置面と電波の方向が重なる場合には確認が必要になってくるでしょう。また衛星放送(BS/CS)の電波は吸収されやすいため、屋根裏ではなく直接衛星を見渡せる方角への設置をおすすめします。

アンテナをベランダに設置する方法

ここでは比較的難易度の低い「ベランダへの設置」を取り上げていきます。

必要な道具

準備する道具

  • アンテナ
  • アンテナケーブル
  • 固定金具
  • スパナ
  • テレビ(レコーダーなどのチューナー含む)
  • スマートフォンなど、地域のアンテナ方向を知る手段
  • アンテナの種類を選ぶ

    設置するアンテナを選ぶ

    まずは設置するアンテナを選びましょう。地上デジタル放送の場合「八木式アンテナ」「平面アンテナ」の2種類がおもに販売されており、地域の電波強度によって必要な「素子数」が変わってきます。これまでのアンテナや受信状況を参考に選びましょう。

    BS/CS放送の場合はパラボラアンテナの追加設置が必要です。4K/8K放送まで受信することを検討する場合は対応アンテナを、CS放送のうち「スカパープレミアムサービス」と呼ばれる放送の契約を考えている場合は「東経124度/東経128度」に対応したアンテナを選びましょう。アンテナの大きさは通常45形(直径45cm)が使われますが、電波状況が悪いと考えられる場合は50形(直径50cm)も検討してみてください。

    固定金具(アンテナマスト)を設置

    ベランダに金具を固定

    ベランダにアンテナ固定用の金具(マスト)を設置します。手すり部分を両側から挟み込んで固定するタイプ、ねじ止めして固定するタイプなどが市販されています。

    アンテナを仮固定

    アンテナを仮固定

    固定金具にアンテナを取り付け、その地域のテレビ電波が来る方向(基幹放送所や中継局)に合わせます。周りの住宅のアンテナ方向(八木式UHFアンテナの場合、横からみて矢印に見える方向の「逆側」)を参考にするほか、スマホアプリなどを利用するとわかりやすいでしょう。

    アンテナ線の接続

    アンテナ線を接続

    一度受信できる電波の強さを確認する必要があるため、アンテナ線とテレビ本体(もしくは今までのアンテナ配線)を接続します。今までの配線を利用する場合、屋根裏などに設置されているブースターへ接続するようにしましょう。

    なお地上デジタル放送とBS/CS放送を1本のアンテナケーブルで送るにはアンテナ側に「混合器」、テレビ側に「分波器」と呼ばれる器具が必要です。BSアンテナを追加設置する場合は忘れずに用意しておいてください。

    テレビの設定でアンテナレベルを確認

    テレビでアンテナレベルを確認

    現在のテレビの大半にはアンテナからの信号強度を数字で表示する「アンテナレベル(受信レベル)」という機能が搭載されています。アンテナの向きを少しずつ調整し、一番強い角度になるようにしてください。

    なおベランダから屋根裏へのアンテナ配線・方向の微調整・ブースター調整など、専門技術が必要な場面も少なくありません。また高所のアンテナ撤去などの作業は危険を伴うため、不安な部分があればアンテナ工事のプロへの相談をおすすめします。

    アンテナの修理・交換にかかる費用の相場

    では業者にアンテナの修理や交換を頼む場合、どのくらいの修理費用がかかるのでしょうか。

    アンテナの撤去

    アンテナの撤去のみを依頼する場合、費用相場は15,000~25,000円ほどが目安です。ただし屋根の設置位置が3階以上・角度が急など、とくに危険が伴う作業の場合は費用が上がる可能性があるので注意しておきましょう。

    アンテナの再設置

    アンテナの再設置工事の場合、対象のアンテナが再利用できるかによっても費用が変わってきます。

    アンテナが再利用できる場合、アンテナ本体の費用はかかりません。しかし高所作業となることが多く、危険な作業の対価として5,000~15,000円程度は想定しておきましょう。

    アンテナの破損や経年劣化が激しいなど再利用できない場合、アンテナ本体の交換費用や古いアンテナの処分費用なども必要になってくるでしょう。その場合はアンテナ代込みで、20,000円前後はかかると考えておいてください。

    アンテナの調整(向き・固定金具など)

    アンテナ自体の固定に問題がなくても、強風により固定金具がゆるんだり、アンテナの方向が変わってしまっている場合も少なくありません。このような場合は屋根に上ってもらい、再固定や角度を調整してもらう必要があります。このような作業の場合でも10,000円前後が費用の目安です。

    アンテナ修理に火災保険は使える?

    「火災保険」と聞くと対象は「火災」だけに思えますが、その内容は台風・竜巻などの風災、洪水や水道管破裂などの水濡れなど、地震以外の住宅全般のトラブルをカバーします(地震に関しては火災保険に付帯して契約する「地震保険」による補償)。そのため実際の契約では台風などの自然災害も「特約」として補償対象になっている場合も少なくありません。

    アンテナが台風で倒れた場合も、火災保険による補償が下りるパターンのひとつです。ただし契約によっては対象外であったり、補償額が限られることも。台風によりアンテナ以外にも被害が及んでいることも少なくないため、修理の前に一度保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。

    なおアンテナと火災保険の関係については「火災保険は台風でアンテナが倒れても補償してもらえるのかを解説!」でも詳しく解説しています。

    アンテナを修理する方法

    まとめ

    テレビアンテナは住宅のなかでも台風による被害を受けやすい部分です。台風が来る前には状態をチェックしておくとともに、もし強風などで倒れた際はどうするかまで考えておくと、いざというとき冷静に対処できるでしょう。

    またテレビ放送がアナログからデジタルになったことによち、必ずしもアンテナは「屋根の上」に設置する必要はなくなりました。台風などのリスクを考えれば、むしろ屋根から下ろして別の箇所に移設した方がよいとも考えられます。アンテナの老朽化による交換はもとより、この機を利用してアンテナ工事のプロに移設の相談をしてみるのはいかがでしょうか。

    (この記事は2019年9月17日に加筆・修正しています)

    アンテナ工事即日対応可能
    現地調査・お見積り無料!
    ※対応エリアや加盟店によって変わります
    テレビの不具合の原因はアンテナにある場合も!そんな時はプロにお願いして解決してしまいしょう!8年間 の長期保証もあるので、万が一も安心です!
    生活110番では、お住いの地域で人気のプロを探せます。実績のあるプロに依頼するなら生活110番にお任せください。
    ※天災・災害・お客様の過失によるものは施工保障対象外となります。
    アンテナ工事 8,000円(税抜)~

    相談・お見積りはこちらメールでの無料相談はコチラLINE
    この記事を書いた人
    編集者:こうた
    家電やガジェットにこだわりがある。パソコンの使用歴が長く、インターネットや周辺機器のアドバイスやトラブル対応もお手のもの。

    記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
    12投票,  平均評価値:4.4

最新記事

施行事例ブログ

おすすめの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019-10-10 14:24:20
https://www.seikatsu110.jp/electrical/et_antenna/110984/
各種電気工事
台風は強い雨と風をともない、日本へとやってきます。とくに進行方向右側は追い風になるため暴風による大きな被害をもたらすことが多く、厳重な警戒が必要になるでしょう。台風情報は今やインターネットなどさまざまな手段で手に入れることができますが、テレビもいまだ重要な手段のひとつです。しかしテレビアンテナ、とくに古いアンテナは屋根など高いところに設置されており、台風などの強風で倒れてしまうことも少なくありませ...
シェアリングテクノロジー株式会社

この記事のキーワード

各種電気工事 アンテナ工事

アンテナ工事のお問い合わせ・ご相談はこちら

アンテナ工事についてご相談・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お名前必須
お名前を正しく入力してください
電話番号必須
電話番号を正しく入力してください
相談したい内容 任意

利用規約プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください。

※ご相談内容を確認後、弊社運営スタッフより折り返しお電話させていただきます。

生活110番とは?

「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、140ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

生活トラブルに見舞われた時は、私たち「生活110番」におまかせください!