エアコンの耐用年数は何年?修理と買い替えの判断方法は?

2021.4.30

エアコンの耐用年数は何年?修理と買い替えの判断方法は?

お宅のエアコンの調子はどうですか?「最近調子が悪くて……」という方もいると思います。エアコンの不調の原因はいろいろありますので、判断が難しいところもあります。
購入してからかなり時間が経っているという場合は、ひょっとしたらエアコンの耐用年数(寿命)が近づいているかもしれません。

エアコンの耐用年数がどれくらいかご存知ですか?
エアコンの耐用年数はどれくらいなのか、耐用年数が近づいたエアコンにはどのような症状がでるのかご紹介していきます。

今時のエアコンの耐用年数はどれぐらい?

エアコンの耐用年数は約10年と言われています。エアコンメーカーは法律によって、製品を受け渡した後、約10年間は修理するための部品を持っていなければいけません。これがエアコンの耐用年数が約10年間と言われている理由です。

つまり、エアコンは購入してから決められた期間内であれば故障しても修理を受けられますが、それ以降は修理を受けることはほとんどの場合できません。エアコンの買い替えが必要になります。
メーカーによって多少、期間が違いますので注意してください。代表的なメーカーでは、パナソニックが10年、三菱も10年、シャープは9年となっています。

ただ、10年たったからといって、エアコンが使用できないというわけではありません。内閣府経済社会総合研究所の調査では、エアコンの使用年数の平均は13.6年という数字が出ています。つまり、多くの人は耐用年数と言われている10年を超えてエアコンを使用しているということです。
 今時のエアコンの耐用年数はどれぐらい?

エアコンの耐用年数が近づいてるかも。不調のサインについて

エアコンの耐用年数の目安となる10年がたっていなくても、以下のような症状があった場合はエアコンの耐用年数が近づいているおそれがあります。

・エアコンから大きな音、変な音がする
・エアコンの効きが悪くなった
・エアコンから嫌な臭いがする
・室外機から水が出てくる
・エアコンが動かない

エアコンのフィルターを掃除してりすることで改善することもあります。しかし改善しない場合は故障しているおそれがあるので、交換を検討しましょう。
エアコンの耐用年数が近づいてるかも。不調のサインについて

どんなときは修理がおすすめ?

エアコンの使用年数が10年を超えた場合には、もう修理はできないので交換するしかありません。しかし、それまでの間に故障したら、どのようなときに修理した方がいいのでしょうか?ここでご紹介します。

保証期間内の故障

メーカー保障期間は一般的に1~5年であることが多いです。家電量販店などの保証が別にあればもっと長いこともあります。保証期間内の故障であれば修理が無料で済むこともあります。修理は保証書が必要なので、必ず取っておきましょう。

設置後すぐの故障

設置した後すぐにエアコンが効かないという場合は、取り付けのミスの可能性が高いです。その場合は、基本的に無料で対応してもらえるので取り付けた業者へ連絡しましょう。

また、反対に以下のような症状は修理費用が高くなるので、交換を検討しましょう。

・ガス漏れを繰り返している
・ブレーカーが落ちる
・冷房運転時に温風がでる

このような場合は修理の際に溶接が必要になったり、修理が難しいことが多く、修理費用が高くなります。
このような症状があれば、交換を検討しましょう。また故障に関係なく、エアコンの耐用年数の10年を過ぎたら交換するのもいいかもしれません。
どんなときは修理がおすすめ?

新しいエアコンの選び方

エアコンの耐用年数10年を超えた、エアコンが故障したなどでエアコンを買い替える場合、どのようなものを選んだらいいのでしょうか?ここでご紹介します。

部屋に合ったエアコンのサイズを選ぶ

エアコンには適したサイズがあります。エアコンのサイズが小さいと効きが悪くなったりします。反対に大きいと効き過ぎてしまいます。どちらの場合も電気代が高くなります。

サイズは畳数で表されていますが、サイズの見方に注意してください。例えば、サイズ表記が「8~10畳用」となっていた場合、8畳は木造住宅の場合の目安、10畳は鉄筋住宅の場合の目安となります。

また、部屋の環境によってもサイズは変わります。窓が多い部屋や、換気扇やコンロの熱の影響のあるダイニングキッチンでは、畳数より大きいエアコンが必要になってきます。

地域の環境から選ぶ

寒冷地では室外機の表面についた霜が凍り、エアコン暖房が動かなくなることがあります。通常のエアコンだと-10℃くらいで完全に動かなくなってしまうようです。気温が-10℃になるような地域でエアコン暖房を使用するなら、寒冷地用のエアコンを購入してください。

まとめ

エアコンの耐用年数は約10年といわれていますが、使い方やメンテナンスの有無などで変わってきます。エアコンの耐用年数が近づいてきたような症状があれば、修理するか交換するかよく検討するようにしてください。

エアコンの補償期間中に故障が発生したら、修理をすることがおすすめです。エアコンは10年たつと修理ができなくなります。10年以上使用して故障が起きた場合は交換しましょう。新しいエアコンを選ぶ際は、エアコンの耐用年数を縮めないためにも部屋に合ったサイズのエアコンを選びましょう。
エアコンの修理、交換などはお近くの業者へ相談してください。

エアコン工事できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコン工事」をご覧ください。

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