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飲食店で多いグリストラップの詰まり!その原因と解消法を解説

投稿日:2019-07-31 更新日:2019-11-25

グリストラップの詰まりは汚れと異物が原因!自力での対策法とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

店舗を経営している方、とくに飲食店などでは、グリストラップの問題は見過ごすことはできないでしょう。汚れやゴミなどがたまると、詰まりが起こるだけでなく、悪臭やそれに寄ってきた害虫によって経営にも問題となるおそれがあるのです。

そんな事態を防ぐために、この記事ではグリストラップの詰まりの原因や対処方法について解説します。自力でできる予防方法も記載していますので、お役に立てていただければ幸いです。

グリストラップで詰まりが起こったときの解消法

グリストラップは、排水設備として重要な役割を担っています。水を流してもなかなか流れない場合や、詰まりが起きている疑いがある場合は、すぐにでも対策を考えましょう。

専門技術や汚泥の後処理が必要!業者依頼も検討を

じつは、グリストラップに詰まりが起きているとき、かなりの量の汚れや油脂がたまっていることがあります。詰まりの問題については、水が逆流しているほどひどい状況でないと、気づけないことが多いからです。それにより、自力では大変な作業であることが多いので、業者に対処してもらうことをおすすめします。

とくに飲食店などを経営している場合では、処理を従業員に任せることもあるかもしれません。しかし、適切な処理ができないと、詰まりの解消ができずに問題が悪化する危険性があります。さらに、従業員の時間を清掃に割く必要がありますので、店舗の運営がおろそかになるかもしれません。

また、主な詰まりの原因である汚泥や残りカスが、産業廃棄物として扱われることも気をつけることが必要です。産業廃棄物は燃えるゴミや燃えないゴミとして捨てることはできず、廃棄に許可が必要となるゴミなので、処理についても手間がかかってしまうでしょう。そういった理由から自力で対処することは大変であり、行うときには相応の根気が必要な問題だといえるのです。

ワイヤーを使った方法がおすすめできない理由

詰まりを解消する方法としては、ワイヤーなどの細長いものを使って原因を取り除くものがあります。排水口から中にワイヤーを差し込み、排水管を詰まらせている汚れや異物をそぎ落としていくという方法です。

このとき、トーラーと呼ばれる機械を使用すれば、より効率よく汚れをそぎ落としやすくなります。この機械には、先端に回転するヘッドが取り付けられており、配管内の汚れを巻きこみながら進ませやすいのです。

しかし、この方法では排水管を破損させる危険性があります。長年使用していた排水管などでは、ワイヤーの力に耐えられないこともあるからです。そのため、慣れてない方がワイヤーなどを使って詰まりを取り除くのはおすすめできません。

詰まりが取れたら排水管内の高圧洗浄を

詰まりが取れた後は、そぎ落とした汚れを高圧洗浄で洗い落としましょう。さらに、ワイヤーではそぎ落とせなかったところに関しても、高圧洗浄でなら取り除ける可能性があります。

そして、こびりついたぬめりや汚れについても洗い流すことが期待できるでしょう。排水管内をきれいにしておくことで、詰まり予防をすることもできます。また、カメラつきの高圧洗浄機であれば、中の様子を確認しながら清掃することもできます。

ただし、高圧洗浄については業者に任せるほうがよい場合が多いです。やり方によっては、水が流れるようにできたとしても、すぐにまた詰まってしまうといった問題が起こることがあるのです。原因となる詰まりを対処できないと、こういった処置を何度も繰り返す必要がありますので、確実性の高い業者に頼むのがよいといえます。

応急処置として使えることもあるラバーカップ

トイレの詰まりに使われるラバーカップでも、解消できる可能性があります。ラバーカップでは排水管内の水を吸い出すことができますので、水とともに中の詰まりを取り除くのが狙いです。

使い方としては、まず排水口の入り口に、ラバーカップの先端にあるカップ部分を当てます。その後、押して引く動作をゆっくりと繰り返し行います。排水口付近にたまっていた水が流れ出すか、詰まりの原因と思われる異物を吸い出すことができれば成功です。

コツとしてまわりに新聞紙を引いておくか、ゴミ袋やビニール袋で排水口を囲うようにしておくと、吸い出した水が飛び散るのを防ぎやすくなります。また、真空式のラバーカップを使用すれば、通常のものよりも強い力で吸い出すことができます。

注意点として、この方法では一時しのぎにしかならないことが多いです。詰まっていたものを取り除くことはできても、詰まりの原因となった、グリストラップ内の汚れやゴミについては対処が難しいからです。そのため、一時的にでも詰まりを解消したい、緊急用の手段程度に考えておくのがよいでしょう。

グリストラップの詰まりは汚れと異物が原因!自力での対策法とは?

詰まらせないために知っておきたいグリストラップの構造

飲食店などの排水は大量の油分と生ごみを含んでいるために、そのまま下水道などに流してしまうと排水管が詰まるだけでなく、周囲の水生物に悪影響を及ぼす危険性があります。それを防ぐために、グリストラップによって、下水に流してもよい水に変えられているのです。

ゴミや油分を取り除く役割

グリストラップの構造としては、まず大きな生ごみをせき止める第1槽からはじまります。ここにつけられているバスケットによって、厨房から排出された生ごみを受け止めることができます。

そのあとは、水から油を離れさせるための第2槽と第3槽に続くのです。これらの槽では、汚れのかたまりである油を水面に浮かせることができます。これは、油が水よりも軽いために起こる現象であり2槽、3槽と繰り返し行うことで、汚水に含まれている油分を許容量まで排除することができるそうです。

汚れはグリスピットにたまったまま!

こうして、流しても大丈夫な水に変えられてから下水へと排出されています。そんな便利なグリストラップですが、使用していくとさまざまな問題が発生することがあります。おもに、それぞれの槽の底に汚れがたまったり、排水管に詰まりが起きたりなどが原因となることが多いです。

汚れがたまることで、嫌な臭いがあたりに発生しやすくなります。グリストラップではおおまかな汚れをせき止めることはできても、その汚れを自力で処理することは難しいのです。そのため、蓄積された汚れから臭いが出てくるようになり、悪化するとグリストラップ外にも漏れ出してしまうのです。

詰まりによる水位上昇で排水管を逆流することも

また、グリストラップ内の汚水が逆流する危険性があることにも気をつけてください。グリストラップ内に詰まりが起きてしまいますと、排水がうまくいかなくなり汚水がたまっていきます。この状況が悪化すると汚水の水位が上昇していき、やがては厨房とをつなぐ排水管にさしかかることで逆流が起こるのです。

そして、汚水が逆流することで、清潔に保つ必要のある厨房が汚れてしまいます。臭いはもちろんのこと、衛生面についても問題となるでしょう。また、厨房を掃除するのも大変となるので、できることならこういった状況は避けるようにしたいです。

グリストラップの詰まりは汚れと異物が原因!自力での対策法とは?

なぜグリストラップの詰まりが起こるのか

グリストラップには生ゴミや廃棄された汚水を通過させるため、さまざまな汚れやゴミがたまります。この汚れやゴミによって、詰まりが発生してしまう危険性があるのです。

油や汚泥の蓄積・排水管への付着

グリストラップの詰まりの原因としてとくに多いのは、槽の中に汚れがたまることです。グリストラップのバスケットにはせき止めたゴミがたまっていきますので、注意しましょう。洗わないでいると目が詰まってしまい、排水がうまくいかなくなります。

また、底に汚泥などのゴミが蓄積されることにも注意しましょう。この汚泥が排水管に付着してしまうと、詰まりを引き起こすおそれがあります。この汚泥は厄介で、たまればたまるほどかき出して掃除するのが難しくなってしまいます。

また、第2槽や第3槽にたまる油が許容量を超えてしまうと、排水管が詰まりやすくなるのです。油がたまることでグリストラップ全体にゴミがいきわたるようになり、厨房の排水管にも生ゴミが入りこんだり、汚泥が付着しやすくなったりすることがあります。汚れに関しては毎日たまっていくものですので、定期的に対処しなければなりません。

異物の詰まり

生ゴミや汚水だけでなく、異物が入りこむことでも排水管が詰まることがあります。生ゴミや汚水については、洗浄して取り除ける可能性がありますが、異物についてはそれが難しいものが多いです。

異物の例としては、おはしやビニールゴミなどの外から混入したものが挙げられます。これらの異物は人力でないと取り除くのが難しいので、掃除をして対処することを考慮してください。

グリストラップの詰まりは汚れと異物が原因!自力での対策法とは?

定期的な清掃でグリストラップが詰まる前に原因解消!

ゴミが蓄積するとグリストラップの詰まりが発生しやすくなるので、掃除をすることが予防となります。しっかりと掃除をしておけば、問題が起こるリスクも抑えることができるでしょう。

詰まりとともに気にしたい「におい」の問題

グリストラップに汚れやゴミなどがたまると問題となるのは、詰まりだけではありません。汚れやゴミなどから発生する、臭いについても注意が必要です。

悪臭がたちこめてしまうことで、お店の評判にかかわるおそれがあります。とくに食べ物を扱う飲食店では、不快な臭いがするだけでも、お客様が気分を害することが予想できますので、早急に対策をしておくことをおすすめします。

さらに、この臭いがハエやゴキブリなどの衛生害虫をおびき寄せてしまうことも見逃せません。害虫が集まることで不快にさせられるだけでなく、異物混入などの被害にも遭いやすくなってしまいます。これらの被害をなくすためにも、グリストラップはきれいにしておくのが望ましいのです。

飲食店従業員でもおこなえるグリストラップの掃除方法

自力でグリストラップの清掃を行う場所としては、まず第1槽に備えられているバスケットがよいでしょう。バスケットの中にたまっている生ゴミを捨てて、網目に詰まっている汚れを水で洗い流します。バスケットには生ゴミがとくにたまりやすい場所なので、掃除は毎日行うのがよいそうです。

そして、第2槽や第3槽に浮いている油も取り除いていきます。ストレーナーと呼ばれるすくい網を使って、表面の油を取り除いていきましょう。すぐに油はたまるわけではありませんが、頻度としては、1週間に1回ほどを目安に除去しておきましょう。

また、底にたまる汚泥やゴミについては月に1回は取り除くとよいでしょう。くわのような道具か、市販されている専用の道具を使って、隅から隅までかき出していきます。また、グリストラップの内部全体も掃除しておくと、詰まりを起きにくくすることができるでしょう。

ただし、清掃時に出てきたゴミを廃棄するとき、気をつけておきたいことがあります。グリストラップにたまっていた汚泥や油脂などは、すべて産業廃棄物扱いとなるので、地方ごとの適切な方法で処理する必要があるのです。処理方法が適切でないと、犯罪となるケースもありますので、地方の自治体に確認をとってから処理するようにしましょう。

グリストラップの詰まりは汚れと異物が原因!自力での対策法とは?

業者に依頼することでトラップ管を含め徹底清掃!

紹介した清掃を自力で行うのは、大変なことが多いです。掃除をするのにも体力と時間がかかりますし、清掃のために道具をそろえるのもお金がかかります。さらに、嫌な臭いがするところで何時間も作業することを考えますと、自力で清掃するよりも業者に任せるのがおすすめです。

業者であれば、適切な方法でたまったゴミを取り除き、グリストラップをきれいに清掃してくれます。また、詰まりについても対処してくれるでしょう。そして、一般の人ではあまり扱うことのない、バキュームカーなどを用いて徹底的に清掃してくれることもあります。

さらに、適切な処理が必要であるゴミの廃棄についても業者に任せることができるそうです。業者に依頼すれば、グリストラップの清掃における面倒事を気にしなくてもよくなることでしょう。

業者によるグリストラップ清掃料金の目安

清掃を頼むときは、適切な業者を選ぶことが重要です。適切なところでないと、費用が通常より高くかかってしまうだけでなく、満足のいかない結果に終わってしまうことがあるからです。

定期メンテナンスを依頼して料金を安く!

では、実際にグリストラップの清掃を業者に頼んだとき、いったいどれぐらいの費用がかかるのでしょうか。業者にもよりますが、相場としては2~8万円ほどかかることが多いです。

この値段については、おもに清掃するグリストラップの広さや、処理する汚水の量、利用する道具などで変わります。たとえば、高圧洗浄機だけでなく、バキュームカーなども用いるとより費用がかかりやすくなるのです。また、排水管やグリストラップの清掃では、一定範囲を超えると作業費が上乗せされていくこともあります。

業者に頼むとき、定期メンテナンスであれば、相場より安くすませることも可能です。年に3~5回ほどや、毎月清掃してもらうといったサービスが業者によってはあります。これにより、2~3万円ほどの費用でグリストラップ内の汚水を処理してもらうこともできるそうです。

相見積りで見ておきたい業者の対応ポイント

清掃業者を選ぶときは、電話での対応や、業者のサイトに載っている事例などに着目しましょう。電話での話し方が丁寧なところは、作業に関してもそうであることが多いからです。

また、作業内容の説明を詳しく行ってくれるところは、信頼性が高いといえます。清掃は専門的な知識や経験によって行われることが多く、一般の方にわかるように説明するというのは、安心させようという配慮がうかがえるのです。

そして、業者の施工事例を見ることで、具体的な作業内容や費用を確認することができます。これにより、業者がほかの人にも選ばれているという安心感を得られますし、ある程度は費用を予測できるでしょう。これにより、思ったよりも費用が高くつきすぎるという問題も防ぎやすくなるはずです。

最後に、困ったときは複数の業者に見積りをお願いするとよいでしょう。それぞれの見積り結果を比較することで、費用や作業内容で適切なところが選びやすくなるからです。見積りを無料で承っている業者も少なくありませんので、グリストラップの詰まりについて一度相談してみることをおすすめします。

グリストラップの詰まりは汚れと異物が原因!自力での対策法とは?

まとめ

グリストラップの詰まりを解消する方法は、ワイヤーをさしこむか、高圧洗浄を行うのが主流です。また、一時的ではありますが、ラバーカップでも詰まりを取り除くことが期待できます。

そして、詰まりが取れた後は予防も大事です。グリストラップの第1槽のバスケットは毎日掃除をしておき、油が水面にたまる第2槽と第3槽については、すくい網で取り除くとよいでしょう。

グリストラップの詰まりや汚れをそのままにしておくと、悪臭や衛生面、害虫などの被害により、店舗の評判を落とす危険性があります。そのため、確実に対処と予防とを行いたい方は、業者に任せることをおすすめします。まずは、無料見積りだけでもしてみてはいかがでしょうか。


この記事を書いた人
編集者:かじた
事務職を経てライターへ。これまでの経験から法人向けサービスの記事を担当することが多い。記事を作るとき気をつけていることは、難しい言葉をわかりやすく伝えること。

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シェアリングテクノロジー株式会社

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