生活110番ニュース 法人向け

このエントリーをはてなブックマークに追加

グリストラップ清掃の頻度はどのくらいがベスト?業者依頼のポイント

投稿日:2019-07-31 更新日:2019-11-25

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

食べ物を扱うお店の場合、悪臭予防のためにも定期的なグリストラップの掃除が必要です。しかし、取り扱う料理の種類や営業している時間などによって汚れの量が変わってくるため、それぞれグリストラップの清掃頻度が異なります。

今回は、グリストラップの適切な清掃方法と、お店の種類ごとの清掃頻度をみていきましょう。適切なペースできちんと清掃をおこなうことが、悪臭を予防するためにも大切です。

グリストラップの清掃が必要な頻度・やり方を部位別にチェック!

飲食店の厨房に設置されるグリストラップは、清掃頻度に注意しないと悪臭の原因となってしまう可能性があります。悪臭を発生させないためにも、清掃頻度と方法について、詳しくみていきましょう。
グリストラップを清掃する頻度とやり方をチェック

においを抑える排水トラップ部分は1~3か月に1回

水を下水道へと排出するための排水トラップは、汚れの量によって1~3ヶ月に1回掃除する必要があります。このとき、臭い止めの役割をもつキャップは、清掃後にきちんとしめておかないと悪臭や水が逆流する原因となってしまいます。誤って壊してしまわないよう、扱いには十分気をつけましょう。

トラップに沈んだ汚泥の除去は月に1回

グリストラップに沈んでいる汚泥は、バスケットからすり抜けたゴミなどが汚れとなってたまったものです。放置しておくと悪臭の原因となるほか、水を上手く排出することができなくなるため、月に1度は汚泥をすくい上げ清掃をおこなう必要があります。

トラップの水に浮かぶ油汚れは週に1回

汚泥とは反対に、グリストラップに浮く油脂汚れは、週に1回ほど掃除をおこなうことで悪臭を防ぐことができます。油は水によって固まっていることが多いため、ひしゃくなどで汚れをすくい上げて取り除くようにしましょう。

生ごみを受けるバスケットは毎日清潔に

生ゴミや食べかすなどを蓄積しておくバスケットは、悪臭や腐敗臭の発生原因となるため、掃除は毎日おこない清潔を保つようにすることが重要です。また、毎日の掃除をより手軽にするためにも、グリストラップ用の排水ネットなどを取り付けて処理をしやすくしておくのもおすすめです。

法律上は産業廃棄物!自分で清掃するときのポイント

グリストラップの清掃を自分でおこなう場合、ゴミの処理方法に注意しないと法律違反になってしまうおそれがあるため気をつけなければいけません。適切な方法で清掃をおこなうためにも、知っておくべきポイントについていくつかご紹介します。

正しい使い方と劣化の確認を心がける

グリストラップからの臭いを防ぐためのフタやゴミをためておくバスケットなどは、経年劣化により腐食が進むと破損につながる可能性があります。そのままにしておくと、排水機能の低下や悪臭の原因となってしまうため、定期的に点検をおこない、腐食が進行している場合は、早めの交換をおこなうようにしましょう。

また、グリストラップ内を仕切るスライド板は、正しく差し込んでおかないと、汚れがきちんと分離せず汚水が下水へと流れ出てしまうおそれがあります。排水の汚れを取り除き、環境に配慮するためにも、このような装置は正しく扱うことが大切です。

汚泥や固まった油汚れは法律上産業廃棄物として回収

グリストラップから出た油脂や汚泥などのゴミは、通常のゴミと同様に処理をすると、法律違反になるため注意しなければいけません。こういった、油脂や汚泥などのゴミを処理する場合、産業廃棄物として扱われるため、回収業者に依頼し廃棄してもらう必要があります。正しくゴミを処理するためにも、きちんと廃棄業者に連絡をしておくようにしましょう。
自分でグリストラップを清掃する前に知っておきたいこと

専用の清掃グッズで負担を軽減!

汚れの種類によってグリストラップの清掃頻度は違ってきますが、悪臭のもととなる油脂や汚泥などはきれいに取り除くためには手間がかかります。そんな場合に、グリストラップ清掃が便利になる、すくいや油の吸着剤などの道具を使うとより手軽におこなうことができます。


旭化成 グリーストラップ用清掃道具 すくいん棒 大

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る
楽天で詳細を見る
楽天で詳細を見る

 

水のなかに沈む汚泥などの汚れは、悪臭の原因となるため、きちんと清掃することが重要です。この、すくいん棒というすくい型の道具を使うことで、くまなく汚れを取り除くことができます。また、形が四角くなっていることにより、隅の汚れが取りやすいつくりになっています。


松岡紙業 エコツー 油吸着材 100gネット入り 1箱10個入り EC-N100-01

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る
楽天で詳細を見る
楽天で詳細を見る

 

グリストラップに浮く油脂汚れには、ECO2と呼ばれる油の吸着剤を使うことで手軽に清掃をおこなうことができます。吸着させた油は水面に逃がすことなくとどめておく効果により、効率的に油脂の掃除をおこなうことができます。


すくってポイ L 【SA-SP1201】

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る
楽天で詳細を見る
楽天で詳細を見る

 

別売りの水切りネットを、すくってポイと呼ばれる道具に取り付けることで、手軽にECO2などの吸着剤をすくい上げることができます。また、廃棄物として捨てる際にも、ワンタッチでネットをはずすことができるため、手を汚さずに処理ができるのも利点です。


【業務用】グリースクリーン ロール品 50cm×10m巻

Amazonで詳細を見る
Amazonで詳細を見る
楽天で詳細を見る
楽天で詳細を見る

 

ECO2と同様に油の吸着効果のあるグリースクリーンは、シート型になっていることにより水面に浮かべておくだけで汚れを取り除くことができます。また、高い吸収性をもっているため、1度の使用でおよそ1キロ近くの油脂汚れを吸着させることができます。

ダクトや小麦粉などの汚れの原因も適正に管理

そのほかにグリースフィルタなどのダクトは、油やほこりなどの汚れがたまるため定期的な清掃が必要になります。また、小麦粉や米などの食料品は、きちんと密閉保存しておかないと害虫の発生につながるおそれがあるため、グリストラップの点検の際に、これらの管理もおこなうようにしましょう。

グリストラップ清掃業者に依頼するケースと頻度

グリストラップの清掃は、汚れの種類によっては悪臭の原因となるほか、取り扱いに気をつけて掃除をする必要があるため、個人でおこなうのは難しいとされています。きちんと悪臭対策をするためにも、グリストラップの清掃は業者に依頼し、適切な方法でおこなってもらうのがオススメです。

奥の掃除は業者に任せるのが得策

グリストラップのなかでも、バスケットや油脂の清掃は、比較的手軽におこなうことができます。しかし、水に沈む汚泥や排水トラップは、適切な方法で掃除をおこなわないと悪臭の増加や水の逆流などにつながってしまうおそれがあります。

個人での清掃が難しいこのような汚れは、正しい知識や技術をもった業者に掃除を依頼するようにしましょう。適切な方法でおこなってもらうことで、悪臭の発生を防ぐことができるだけでなく、手間や労力をかけず清掃することにつながります。

油ものの取り扱いと営業時間を判断基準に

清掃を業者に依頼する場合、お店が出す料理の種類やその提供数によって頻度が変わってくるとされています。一般的な頻度としては、3ヶ月に1回のペースで依頼するとよいといわれていますが、油を多く使う料理店や提供する数が多い場合には、月に1度清掃を頼むのがおすすめです。

また、お店の営業時間によってもグリストラップの汚れ度合いが変わってきます。そのため、飲食店の種類や状況に応じて、頻度を決めることが重要です。

依頼するべき頻度は業種によって大きく異なる

お店の種類ごとに、業者に依頼するグリストラップの清掃頻度は以下のペースが目安とされています。清掃を依頼する際の参考にしてみてください。

居酒屋:毎月 (汚泥や油脂などの汚れが出やすいため高頻度の清掃が必要です)
ファミレス・老人ホーム:2か月に1回(調理場の清潔を保ち悪臭を防ぐために必要になります)
スーパー:3ヶ月に1回(揚げ物や肉、鮮魚の下処理の際に汚泥や油脂が蓄積されます)
コンビニ:4か月に1回(ホットスナック類などの店内調理の増加により清掃が必要になります)

これらの依頼頻度は、あくまでも目安のため料理の提供数や品目によって変動してきます。それぞれの施設によって適切なペースで清掃を依頼するようにしましょう。

業者を選ぶ基準と費用相場。マニフェストの確認も忘れずに!

業者にグリストラップの清掃を依頼する前に、費用の目安やどんなことに注意して選ぶとよいかの基準を知っておくことが大切です。依頼前に知っておくとよいポイントと、業者選びの基準や費用の目安について知識を深めておきましょう。
業者に清掃を依頼する前に知っておきたいこと

マニフェストを受け取り法律に沿った手続きを

清掃を業者に依頼した場合、産業廃棄物を正しく処理することを管理するためのマニフェストという書類が渡されます。マニフェストは、5年間保管しておく必要があり、前年度分をその年の6月までに都道府県知事もしくは政令市長に提出しなければいけません。詳しくは、各都道府県のサイトに記載された報告手順に従い提出をしましょう。

業者に依頼する前に信頼性を一度確認!

清掃業者の選ぶ際に、適切に掃除をおこなってもらうためにも、信頼性があるかどうかきちんと調べておくと安心です。全国に展開する飲食チェーン店や有名店の清掃をおこなう業者などは信頼度が高い場合が多いとされています。

また、産業廃棄物の処理を適切におこなうためにも、きちんとマニフェストを交付するかといったポイントもひとつの指標となるでしょう。

グリストラップ清掃の費用を決める基準

業者に依頼した場合の費用は、グリストラップの清掃頻度や汚泥の量などによって変動するとされています。一般的には、1回の清掃で、\25,000~\50,000程度が費用目安となることが多いです。しかし、飲食店のグリストラップの設置位置などによっても費用が変動する場合があるため、注意が必要になります。

また、グリストラップの清掃を依頼する頻度によって料金がお得になる場合があります。少しでも費用を安くしたい場合には、定期的なグリストラップ清掃をおこなってもらう契約をしておくのもよいかもしれません。

法律に定められたグリストラップ清掃は定期的な頻度で

飲食店は常に清潔な環境であることが大切なため、悪臭を発生させないためにもグリストラップの清掃頻度に合わせて掃除をおこなう必要があります。なぜグリストラップの清掃が必要なのか、また、どういった構造になっているのか再確認のためにも、みていきましょう。

なぜ法律上グリストラップ設置が義務付けられているのか

食べかすや油脂などの汚れを分離させるグリストラップの清掃をおこなわないと、悪臭や腐敗臭の発生につながります。さらに、汚れが蓄積することで詰まりを起こして正しく排水することができなくなるだけでなく、逆流してしまうおそれもあるのです。

また、飲食店で発生する排水は、そのまま下水に流すと環境や水質の汚染につながるため、グリストラップの設置が法律で義務付けられています。このようなことを理由に、安全に排水をおこなうためにもグリストラップの清掃が必要といわれています。

グリストラップの構造からみる役割

3層の構造で排水をおこなうグリストラップは、それぞれで役割が異なります。各層がどのような働きをおこなっているのかみていきましょう。

1層目:食べかすや生ゴミなどのゴミをためる役割をもちます
2層目:油脂を水の表面に浮かせ汚れを取り除く働きをします。
3層目:再度、2層目で取り除けなかった油分を分離させ下水道へと排水します。

このような内部の構造によって、環境に負担をかけない排水処理をおこなっています。清掃をおこなううえでも、それぞれの層の役割をきちんと把握しておくことが大切です。

まとめ

飲食店に設置されるグリストラップの汚れは、悪臭を発生させる原因となるため定期的な清掃をおこなう必要があります。また、提供する料理の種類や営業時間によっても汚れの量が変わってくるため、それぞれ適切なグリストラップの清掃頻度で掃除をすることが大切です。

バスケットや油脂などの汚れは、個人でも手軽に清掃をおこなうことができます。しかし、排水トラップや沈んだ汚泥は、清掃が難しく、誤った方法でおこなうとつまりや水が逆流するおそれがあります。

そういった場合は、業者に依頼し清掃をおこなってもらうのがおすすめです。定期的に清掃作業をおこなってもらうことで、悪臭の発生を防ぎ、清潔な環境を保つのにもつながります。

この記事を書いた人
編集者:かじた
事務職を経てライターへ。これまでの経験から法人向けサービスの記事を担当することが多い。記事を作るとき気をつけていることは、難しい言葉をわかりやすく伝えること。

記事の内容はいかがだったでしょうか?この記事がお役に立ちましたら、下の星ボタンで評価してください。
1投票,  平均評価値:4

最新記事

おすすめの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019-11-25 10:14:05
https://www.seikatsu110.jp/corporative/co_grease_trap/151654/
法人向け
食べ物を扱うお店の場合、悪臭予防のためにも定期的なグリストラップの掃除が必要です。しかし、取り扱う料理の種類や営業している時間などによって汚れの量が変わってくるため、それぞれグリストラップの清掃頻度が異なります。今回は、グリストラップの適切な清掃方法と、お店の種類ごとの清掃頻度をみていきましょう。適切なペースできちんと清掃をおこなうことが、悪臭を予防するためにも大切です。
シェアリングテクノロジー株式会社

この記事のキーワード

法人向け グリストラップ

お住まいの地域のグリストラップ業者を検索

北海道・東北
  • 北海道0
  • 宮城県・仙台市0
  • 青森県0
  • 岩手県0
  • 秋田県0
  • 山形県0
  • 福島県0
関東
  • 東京都0
  • 神奈川県・横浜市0
  • 埼玉県0
  • 千葉県0
  • 栃木県0
  • 群馬県0
  • 茨城県0
  • 山梨県0
東海
  • 愛知県・名古屋市<0
  • 岐阜県0
  • 三重県0
  • 長野県0
  • 静岡県0
北陸
  • 新潟県0
  • 福井県0
  • 石川県0
  • 富山県0
関西
  • 大阪府0
  • 京都府0
  • 兵庫県・神戸市0
  • 奈良県0
  • 滋賀県0
  • 和歌山県0
中国・四国
  • 広島県0
  • 岡山県0
  • 山口県0
  • 鳥取県0
  • 島根県0
  • 徳島県0
  • 高知県0
  • 愛媛県0
  • 香川県0
九州
  • 福岡県0
  • 長崎県0
  • 佐賀県0
  • 熊本県0
  • 大分県0
  • 宮崎県0
  • 鹿児島県0
  • 沖縄県0

詳細検索で探す

グリストラップのお問い合わせ・ご相談はこちら

グリストラップについてご相談・ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お名前必須
お名前を正しく入力してください
電話番号必須
電話番号を正しく入力してください
相談したい内容 任意

利用規約プライバシーポリシーに同意の上ご利用ください。

※ご相談内容を確認後、弊社運営スタッフより折り返しお電話させていただきます。

生活110番とは?

「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、140ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

生活トラブルに見舞われた時は、私たち「生活110番」におまかせください!