なぜ自動ドアとエアーカーテンをセットで使うの?そのメリットは?

2021.4.30

なぜ自動ドアとエアーカーテンをセットで使うの?そのメリットは?

「エアーカーテン」と聞いてどのようなものを想像しますか?エアーカーテンは布でつくられるカーテンとは異なり、空気に流れでつくられるカーテンで、目には見えません。そのためエアーカーテンがあっても気づきにくいのですが、身近なところに使用されています。

エアーカーテンを見かける機会が多い場所としてあげられるのが自動ドアの上です。実は自動ドアとエアーカーテンをいっしょに使うことには大きなメリットがあるのです。

今回はエアーカーテンの持つ効果と、自動ドアとの組み合わせが活躍する場面についてご紹介します。

エアーカーテンって一体なに?

エアーカーテンは出入り口のような人が行き交うことが多い場所に設置して、外からのホコリや臭いなどを風の力で遮断するものです。
エアコンのように風を送りだして空気の壁をつくっているので人の通行の邪魔にならず、高い場所に設置するため空間を狭くすることもありません。

エアーカーテンは「お店や倉庫のように大勢の人がいる場所」だけではなく、「工場や病院のように清潔な空間を必要としている場所」や「幼稚園や老人ホームといった施設」など幅広い場所に設置されています。
多くの場合は自動ドアとエアーカーテンをいっしょに使っていて、自動ドアでは遮断できないホコリなどを風の力で飛ばして侵入を防いでいるのです。

イメージはしにくくても、普段の生活に深くかかわっているエアーカーテン。いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。

      エアーカーテンって一体なに?

エアーカーテンのもたらすメリット

エアーカーテンのメリットとして一台で用途に合わせた遮断効果を発揮できることがあげられます。どのようなものに対して遮断効果があるのでしょうか。

■エアーカーテンが遮断できるもの

・ホコリや小さな虫

お店や工場ではこのようなゴミとされるものが侵入すると、異物混入や思わぬトラブルにつながることがあります。トラブル防止のためにもエアーカーテンを、出入り口など人の通りが多い場所に設置することで侵入を防ぐことができるのです。自動ドアとエアーカーテンを組み合わせるとより遮断効果が高くなるため、多くの建物の出入り口で利用されています。

・エアコンの冷気、暖気

冷蔵室のように温度管理が大切な場所やドアを開けたままにしている場所では外の空気が入ってしまい部屋の中の温度管理が難しくなってしまいます。エアーカーテンは空気の壁で部屋の外と中の空気を遮断することができるため、室内の空気が乱れるのを防ぐことができます。

また、空気の管理を行いやすいため、エアコンを使う回数を減らすなどの省エネにもつながります。

■しかし注意点も…

最近ではエアーカーテンの空気の壁で分煙するために設置している場所もあり、エアーカーテンは幅広い場所での活躍が期待されています。

エアーカーテンを設置する場合は以下のようなことに注意して設置しましょう。

・エアーカーテンの風を邪魔されないように、強い風の起こりにくい場所を選ぶ
・完全に部屋へのホコリの侵入を防止したい場合は部屋の出入り口すべてに設置する

このように、設置する場所にあわせてエアーカーテンのサイズや数を確認する必要があります。エアーカーテンの効果が薄れてしまうため、事前に設置場所の確認をしておくようにしましょう。

      

エアーカーテンで補える、自動ドアの欠点って?

自動ドアは「センサーの誤作動でドアが開閉しない」「レールに異物が挟まって故障する」といったことが起こりうるという欠点を持っています。

これらの欠点はメンテナンスして修理することができますが、放っておくと接触事故につながってしまう可能性があります。ですが、エアーカーテンは風の力で空気の壁をつくっているためドアの開閉をする必要がなく、自動ドアのように接触事故が起こることはありません。

また、エアーカーテンは自動ドアの設備の問題点を解消できるだけでなく、自動ドアの役割を強化することができます。

自動ドアは外からのホコリや小さなゴミを防ぐ役割を持っていますが、自動ドアだけでは服についているホコリなどを遮断することができません。
このようなときには自動ドアとエアーカーテンを合わせて使うことで自動ドアだけでは防げない服のホコリまで遮断することができます。

自動ドアとエアーカーテンの組み合わせにはこんな使い方も!

エアーカーテンが外からのホコリを遮断してくれる効果を利用して、自動ドアとエアーカーテンを組み合わせることでより清潔な空間を保つことができます。

このような空間を必要としている場所の代表例は「手術室」です。
患者の体内に菌が入るのを防ぐために手術室は清潔な状態を保たなくてはなりません。しかし医者や患者が入るときには自動ドアだけではホコリが遮断できず、そのまま手術をしたらホコリといっしょに菌が患者の体内に侵入してしまう可能性があります。
そのような事態にならないように、手術室では自動ドアとエアーカーテンを合わせて使うことで衣服についたホコリを遮断します。

まとめ

風の力で屋内の状態を維持できるエアーカーテンは様々な場所で活躍しており、自動ドアとあわせて設置されていることがあります。もしかすると偶然立ち寄った場所にも設置されているかもしれませんね。

「虫やホコリが入ってくるからエアーカーテンを自分のお店に設置したい」というような場合、エアーカーテンの設置を行っている業者がいますので一度相談してみるのもいいでしょう。

自動ドアやエアーカーテンは機械なので、環境や経年劣化によってうまく働かないこともあります。そのようなときには自動ドアやエアーカーテンのメンテナンス、修理ができる業者に見てもらいましょう。

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