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【シーズンが来る前に!】ノロウイルスへの対策をするための4つの基礎知識

2018-08-28

ノロウイルス

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

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例年、秋から翌年の春先まで危険なノロウイルス
毎年多くの感染例が報告されて、ニュースでその名前を聞いたことがある方は多いと思います。ノロウイルスによる胃腸炎は他の胃腸炎と比べると異なる点が多く、同じように考えていると、被害が大きく広がってしまうことがあります。
今回は本格的なシーズン到来前ということで、ノロウイルスの基礎知識と、感染への予防策についてご紹介します。

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ノロウイルスの基本的なデータについて

ノロウイルス

ノロウイルスの歴史

ノロウィルスは、1968年にアメリカのオハイオ州の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者の糞便から発見されたウイルスです。この頃はノーウォークウイルスと呼ばれていましたが、今のようにノロウイルスと呼ばれるようになったのは2002年の事でした。

ノロウイルスの大きさ

ノロウイルスは直径30~38nm(ナノメートル)しかありません。私達が普段から使う単位に直すと0.00003mm(ミリメートル)。私達の髪の毛の直径が0.05~0.1mmなので、ノロウイルスは髪の毛の1000分の1程度のサイズです。当然このサイズでは、目に見えませんので、手についていたり、空中を漂っていても気が付きません。

ノロウイルスの特効薬はありません

ノロウイルスには、インフルエンザや他の病気のようなワクチンや特効薬がありませんので、予防接種をしたり、薬を飲んですぐに治すということが出来ません。殆どの場合、下痢や嘔吐を繰り返して、体内からウイルスを出しきってしまうことが最善と言われています。

強い感染力をもちます

ノロウイルスによる被害が拡大する理由の1つとして、その強い感染力が関係しています。食中毒をはじめとする病気が発症するには、通常ある程度の数の細菌やウイルスが入り込まないといけません。例えばセレウス菌という食中毒菌では、体内に10万から1000億個入らないと、食中毒の症状は出ないと言われています。
しかし、これがノロウイルスになると10個~100個という、とても少ない数でも発症してしまいます。

流行は秋~翌春に集中

ほとんどの食中毒は蒸し暑い6月~8月頃に集中していますが、ノロウイルスは11月から翌年の3月頃に掛けて感染が集中しています。通常の食中毒とシーズンが違うので、つい油断しがちなのも被害が大きくなる要因です。

感染経路について

ノロウイルス 感染経路

ノロウイルスが付着した食品からの感染

ノロウイルスは、体内に入った直後に症状が出るわけでなく、24~48時間程度の潜伏期間があります。また、症状が収まった後でも、体内にはノロウイルスが残っている場合があります。
こうした人が料理をする際、手洗いやマスクの着用などの対策が不十分だと、調理した食品、食器などにノロウイルスが付着して、それを口にした人に感染が広がってしまいます。

特に小さなお子様やご高齢の方が居るご家族、老人ホームや医療機関で務めている方はこのルートからの感染の危険性が高いです。
ノロウイルスに感染した方の嘔吐物や排泄物などには、大量のノロウイルスが含まれています。1gあたりに100万個から10億個とも言われる数なので、少しでも手についてしまうと、感染リスクが大幅に上昇します。

空気中のウイルスを吸い込んで感染

ノロウイルスは乾燥した状態でも長期間生存できるので、嘔吐物や排泄物などをそのまま放置して乾燥してしまうと、風に巻き上げられてノロウイルスを含むホコリが舞う場合があります。それらを吸い込んでしまうと、体内にノロウイルスが入り込んでしまい、感染してしまいます。
実際に、ホテルなどの宿泊施設で嘔吐物などの処理が適切になされず、空気感染と思われる集団感染を起こした事例もあります。

症状について

ノロウイルス 症状

激しい嘔吐

ノロウイルスに感染すると、体内からウイルスを排出するために激しい嘔吐を繰り返します。人によっては症状が見られなかったり、軽度に済む場合もありますが、一般的なノロウイルス感染での嘔吐は「吹き出すような」激しい嘔吐が見られます。患者本人は、繰り返される嘔吐で体力を消耗されますし、周囲の人はノロウイルスを大量に含む嘔吐物の処理と、ニ次感染防止のための対応が必要です。

激しい下痢

嘔吐とともに特徴的なのが激しい下痢です。ノロウイルスによる下痢は毒素によるものではなく、十二指腸や小腸といった臓器の表面を攻撃してボロボロにしてしまうことにより生じるもので、嘔吐物と同様に、排泄物には大量のノロウイルスが含まれています。人によってはトイレから離れることが出来なくなることもあるようです。

嘔吐と合わせて、体内から大量の水分を奪う症状で、乳幼児、高齢者では脱水症状を併発して死に至ることもあります。

発熱(悪寒)

ノロウイルスでの発熱は大体38℃程度まで上がります。嘔吐や下痢がそこまで激しくない場合は、ただの風邪と思ってしまい、ノロウイルスへの対策が取れないため、二次感染を大きく広げてしまうこともあります。

予防方法について

◇ウイルスを殺す

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塩素による消毒

ノロウイルスの殺菌消毒を行うには次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。
一般のご家庭なら、塩素系の漂白剤に次亜塩素酸ナトリウムが入っているものがあるので、代用可能です。ペーパータオルなどに次亜塩素酸ナトリウムを染み込ませて拭き取ることで殺菌消毒を行います。

加熱する

ノロウイルスは熱に弱いので、万が一ノロウイルスが付着している食品や機器、衣類でも加熱することで、ウイルスを失活化させ、殺菌することが出来ます。

基本的には85℃以上の熱湯で1分以上加熱すると効果があると言われています。この時、特に食品で注意しなければいけないのは、食材の「中心部」の温度が85℃以上にならなければいけないということです。表面の温度だけ上げても、中が冷えていれば、その部分のノロウイルスは活性を失いませんので、感染の恐れがあります。

◇ウイルスを体に入れない

ノロウイルス ウイルス

手洗い

手洗いをすることで、手指に付着したノロウイルスを洗い流し、体内に入ることを防ぎます。指の股の間、手の甲、手首、爪の間も徹底的に洗い流すことが大切です。特に調理に従事する人は、トイレに行ったら必ず手を洗うことが大切です。自分が感染しなくても、手についたノロウイルスを料理に混入してしまうリスクがあります。

マスクの着用

ノロウイルスが含まれる飛沫を吸い込んだり、口に入らないようにするために、マスクの着用がおすすめです。また、患者の方も嘔吐の症状が収まってからはマスクを着用し、体内に残っているノロウイルスがくしゃみや咳などでドアノブや食品、食器などに付着しないようにすると二次感染を防ぐことが出来ます。

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まとめ

ノロウイルス 二次感染 対策

ノロウイルスは非常に感染力の高い感染症です。僅かなウイルスが体内に入るだけでも発症して、大変辛い症状を引き起こします。特に小さいお子様、ご高齢の方が居るご家庭や老人介護施設、医療機関、飲食店や食品工場では予防やノロウイルスについての教育をしっかりと行っておきたいものです。

そうした場所では、ノロウイルス消毒が可能な専門業者に消毒や片付けを依頼するのも一つの手段です。当サイト生活110番ノロウイルス消毒をご利用いただき、シーズン突入後の流行に備えてはいかがでしょうか。

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