ガムの取り方を場所別にご紹介!ガムの性質を利用した意外な方法も

2021.4.30

ガムの取り方を場所別にご紹介!ガムの性質を利用した意外な方法も

ガムが衣類や髪の毛についてしまったというとき、ガムの取り方に苦戦したという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ガムは粘着性が高く、簡単には取れません。ガムを取る方法にはガムの性質を利用したものがあり、場所によって方法にも向き不向きがあります。

風船ガムを噛んだ場合に、風船を大きく作りすぎて顔や髪の毛にひっついてしまったということもあるでしょう。髪の毛についてしまった場合は、いろんな方法があるなかで油を使用した方法をおすすめします。

髪の毛は油を使用しても洗い流すことができ、また油の種類でもサラダ油やバターのほかにヘアークリームを使用することも効果的です。このようにガムがついてしまった場所によって向いている方法があります。

今回はガムを取り除く方法について、方法別を場所別にご紹介します。

ガムの性質について

ガムの取り方にはガムの原料や性質を知ってそれらを利用するというものもあります。

ガムはいわゆるチューイングガム(チューインガム)というお菓子の総称で、ガムベースに味や香りのついたものです。ガムの形として、板状のものや粒状のもの、また球状のものなど形がさまざまです。

ガムは多くの場合まわりに「糖衣」があり、噛む前に床に落としたとしてもベタベタとひっついてしまうことはありません。しかし糖衣の内部にあるガムが付着した場合は、取り除くことは簡単ではありません。

ガムの原料となるガムベースはサポジラ(サポディラ)という樹木の樹液から作られます。樹液を煮てつくられる天然樹脂のチクルというものからガムはできます。

また、ガムの原料として酢酸ビニル樹脂やエステルガム、またポリイソブチレンや炭酸カルシウムなどがあり、これらは安全性が確認され使用されています。実はガムの原料となっているポリイソブチレンはイソブテンという物質が重合したもので、安全性と高い粘着性を兼ね備えており接着剤や害虫のトラップに使用されています。

また酢酸ビニル樹脂は木工用のボンドなどにも使用されています。もちろんガムに使用されているものは安全性が確認されているものです。

ガムは接着材の材料になるような物質と同じものが使われているということで、粘着性はとても高くなっています。そのため、ガムを落とすときはガムやガムの原料の性質を利用して落とすことが必要となります。
      ガムの性質について

ガムの取り方はいろいろな方法があります

ガムの取り方には身近なものを利用して比較的手軽にできる方法もあります。

冷やす方法でのガムの取り方

ガムの主成分である「植物性樹脂」が高温では柔らかくなり、低温では固まるという特性をもっています。そのため冷やすと比較的取れやすくなります。ガムを冷やす方法にはコールドスプレーや氷で冷やす方法などもあるほか、保冷剤で冷やすのも便利でおすすめです。
      ガムの取り方はいろいろな方法があります

油分を使ったガムの取り方

ガムをチョコレートと一緒に食べたことのある人は、経験があると思いますが、実はガムは油分に溶けるという性質をもっています。チョコレートと一緒にガムを食べると、口のなかで溶けてしまうのです。この特性を利用して、こびりついたガムを落とすことができます。

冷やしただけではとれないような髪の毛に絡みついたガムなどは油分を利用するといいでしょう。油分はバターやチョコレートで代用することができます。

先ほど油分でガム溶けるとご紹介しましたが、油分を利用するときにはガムがこまかく絡んで簡単にはとれないときに最適です。衣類に使用すると、油汚れとなって逆効果になることがあります。

除光液を使ったガムの取り方

除光液は普段マニキュアをしない人にとっては馴染みのないものですが、マニキュアを落とす際につかうのが除光液です。除光液でもガムをとることができます。除光液には有機溶媒であるアセトンという物質がガムを溶かす性質をもっています。

除光液は100円ショップでも購入でき、気軽に手に入れることができます。しかし除光液は衣類の種類によっては繊維も溶かしてしまうことがあるため、衣類にはおすすめしません。
      ガムの取り方はいろいろな方法があります

アルコールを使ったガムの取り方

ガムはアルコールでも落とすことができます。シミ抜きの方法としてアルコールが使用されることがありますが、ガムにも効果があるといわれています。薬局ではアルコールの一種である消毒用のエタノールが販売されており、またホームセンターでも購入することができます。

アルコールを使用する際にはエタノールが効果的といわれていますが、一般的なお酒(ウィスキーなど)でも代用できます。ウィスキーを使用する場合はアルコール度数が低いと効果が薄くなってしまうので、使用する場合は30~40度前後のものを使用すると効果的です。
      ガムの取り方はいろいろな方法があります

場所・部分別のガムの取り方

ガムの取り方には、ガムが付着した場所によって適したものがあります。

床や壁についたガムの取り方

フローリングや大理石、木材など床や壁が硬い場合は、ガムを冷やすと効果的にとることができます。ガムを冷やす方法として、薬局などで販売されているコールドスプレーは手軽で便利です。

またコールドスプレーがないという場合は、ビニール袋に氷を入れてガムの上に5分ほど乗せます。いずれかの方法でガムが冷えたら手でつまみ取ります。うまく取れないという場合は、ヘラでそぎおとしてもいいでしょう。

また床が畳やカーペットの場合は歯ブラシなどでやさしくかきだしたあとに、ガムテープや粘着テープを使用すると上手くとることができます。

服についたガムの取り方

ズボンなどの衣服にガムがへばりついてしまった場合はベンジンを使用すると上手くとることができます。ベンジンは原油から精製されるもので、揮発性の高い油です。油は油で落とすという言い方がありますが、ベンジンはシミ抜きや衣服の油汚れを落とすときに利用されます。

方法としては以下の手順でとることができます。
①ガムがついた面を下にする
②その下に不要な布を敷く
③ガムがついた裏生地が上にくるので、その上からベンジンを染み込ませた布(ティッシュやタオルでも可)で上からたたく
④下の不要な布にガムをうつす

ベンジンはドラッグストアやホームセンターで購入することができ、気軽に手に入れることができます。
      場所・部分別のガムの取り方

髪の毛やペットの毛に絡まったガムの取り方

髪の毛やペットの毛についてしまったガムはなかなか取りづらいものです。ガムが複雑に絡んで冷やしても簡単にはとれません。そのようなときには油分を利用します。

髪の毛にガムがついてしまった場合は油分を洗い流すことができるためおすすめです。油分にはサラダ油やバター、チョコレートなどがありますが、ヘアークリームでも十分です。
方法としては以下の手順になります。
 

ヘアークリームを使った落とし方

①髪の毛は濡れていない状態にする(濡れている場合は乾かす)
②ヘアークリームを髪にすり込み、4~5分乾いた布でとる
③ガムがとれたらシャンプーをする
④若干残っているようならコンディショナーで落とします
 

サラダ油を使った落とし方

①油をティッシュなどに染み込ませる
②髪やペットの毛にガムが付着している部分を覆う(油の垂れなどが気になる場合はラップも外から覆う)
③3分ほど待つ
④軽くガムを取り除くように引っ張る
⑤取れないようなら繰り返す

油分が多いものほど効果があるので、作業後はベタベタとするでしょう。ペットからガムを取り除けた場合も作業後は洗ってあげるといいかもしれません。
      場所・部分別のガムの取り方

車についたガムの取り方

車のシートにガムがついてしまった場合は、大切な愛車ということもあり油をかけたり除光液を使用したりすることは気がひけてしまうかもしれません。そのようなときにはガムテープを使用してとりだす方法をおすすめします。

方法手順は以下のようになります。
①ティッシュで大きなガムの塊をとる
②残ったガムをビニールに氷を入れたもので冷やす
③手でこすらずに、ガムテープで繰り返しカスをとる

うまくとれない場合はもう一度冷やしましょう。ガムは繊維の奥の方まで入り込むということはないので、ちゃんと冷やすと取り除くことができます。
      場所・部分別のガムの取り方

ガムの取り方で注意すること

床についてしまったガムの取り方の注意点として、床を傷つけないように慎重に作業をするということが挙げられます。ヘラをつかう場合は、ヘラの角度が床に対して45度くらいの角度だと取りやすくなります。

また方法によってはデメリットや注意点があるので、確認しましょう。

▼ガムを冷やしてとる場合
メリットとして生地を傷めることなく、ガムを取りのぞくことができます。しかし衣服の繊維にへばりついてしまったガムはとれません。そのようなときは油でとかしてとるという方法をおすすめします。

▼油でとる場合
油を使用する場合、繊維の奥のほうに入ってしまったガムもとることができますが、デメリットとして油の量や時間の長さによって油汚れやシミの原因になることがあるため、注意が必要です。

▼アルコールを使ってとる場合
アルコールのはたらきによって、多少時間が経過したガムでも取り除くことができますが、時間をかけすぎてしまうとシミの原因や生地を傷めてしまうことがあります。

▼髪の毛についたガムを取る場合
髪の毛についたガムを取るときには、髪の毛が乾いている状態であることが望ましいです。

あわてて水で濡らしてしまうとガムを取り除く際に使用する油をはじいてしまい、油がガムに馴染みません。そのため髪の毛についたガムを取り除く際は髪の毛は乾いた状態にしましょう。
      ガムの取り方で注意すること

まとめ

ガムは取り方によってうまく取り除ける場合もありますし、また余計にガムがこびりついてしまうこともあります。付着した材質によって、方法も使い分けるといいでしょう。

またガムが衣服についてしまい、自分で取り除くのが面倒な場合はクリーニングにだすという方法もあります。しかし断られる場合もあるので注意しましょう。

油で取り除く方法として、アロマオイルやオレンジオイルを使用するという方法もあります。バターなどの匂いが気になるという場合は使用するといいでしょう。

床や壁に付着したガムがうまく取れないというときは、専門の掃除業者に相談してみるのもいいかもしれません。

この記事の監修者 北井 実氏について

この記事の監修者
監修ジャンル:ハウスクリーニング
世田谷区・目黒区・港区・品川区・渋谷区エリアを中心にハウスクリーニングサービスを提供。徹底した利用者ニーズのヒアリングにより知見も豊富。ほかにも遺品整理からドローン事業まで幅広い業務に対応。

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