「汚部屋の片付け方がわからない」そんな方は必見!やり方をご紹介

2021.4.30

「汚部屋の片付け方がわからない」そんな方は必見!やり方をご紹介

みなさん、「汚部屋」という言葉を聞いたことはありますか?なかなか片付けができず、どんどん汚くなってしまった部屋を指しており、そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ひどくなると、部屋から物が溢れだし、近年問題になっている「ゴミ屋敷」と呼ばれるようになってしまうのです。そうなると、近隣住民にも迷惑がかかってしまうので、その前に対策が必要なのです。
そこで今回は、汚部屋になる原因と共に、汚部屋の片付け方をご紹介します。

汚部屋とは

汚部屋の片付け方をご紹介する前に、汚部屋とはどんな部屋なのかをご紹介していきます。
汚部屋とは、片付けられずに物が溢れた状態の部屋を指しています。そして、汚部屋が発生する住宅に住む方の共通点には、心理的な部分に問題を抱えていることが影響しているとされています。

心理的な原因

子供が独立したり、夫婦どちらかが他界して一人暮らしになったりした寂しさや、身内の不幸や会社をリストラされたストレスなどが影響していると考えられているのです。

よく「部屋の乱れは心の乱れ」といいますが、寂しさやストレスを埋めるために部屋を汚してしまうのです。精神的にストレスなどを抱え込むと、物を溜め込んだり、収集したりして心の安心感を得ようとします。心に抱え込んだものが部屋のゴミなどの形となっているのでしょう。
そのため、頭では片付けたくても心がそれを許さない状態になっているので、汚部屋になってしまうのです。

身体的な原因

高齢者や、体に病を抱えている方の場合、自由に体を動かすことができないために汚部屋になってしまうこともあります。
掃除が行き届かないだけでなく、ゴミを収集日に出すことができないと、部屋の中にどんどん溜まってしまい汚部屋になることもあります。特に高齢者の一人暮らしでは起こり得る問題でしょう。

ゴミ屋敷の害

一度汚部屋になってしまうと、ますますゴミを収集したり、溜めこんだりする悪循環になります。そうなると、部屋を出て家の敷地までゴミが溢れだし「ゴミ屋敷」と呼ばれるようになってしまうでしょう。

ゴミ屋敷は近年問題となっており、その様子をご覧になった方も多いかと思います。ゴミで溢れた家の中では、普通の生活もままならず、不衛生な状態の中で生活をすることを余儀なくされます。

また、近隣住人に異臭やそのゴミによってくる害獣などの被害を与えることになり、問題になってしまうのです。近所付き合いなどにも大きく影響してくるでしょう。

さらに、ゴミ屋敷化した家は火災の原因にもなってしまいます。ゴミで溢れた家の中で火を使用して料理をすると、ゴミに燃え移る可能性もあり危険なのです。実際に、ゴミ屋敷の住宅からボヤが出て近隣住民に迷惑をかけた事例もあります。もしも隣の住宅に燃え移ってしまったら、自分だけの問題でなくなるのです。

そして、ゴミ屋敷に暮らすような人とは近所付き合いを避ける傾向にあります。家族や友人なども家に招くことができないので、どんどん疎遠になるでしょう。その結果、どんどん孤立してしまい、社会からも見放された状態になってしまうかもしれません。そうなれば、ますます心に寂しさやストレスを抱えこむことになり、悪循環となるのです。
      汚部屋とは

部屋が片付けられない…「片付けられない症候群」

汚部屋が片付けられない方、ゴミ屋敷にはしたくないですよね?そのような方々のために、汚部屋の片付け方について解説していきます。もし汚部屋になったときは、これ以上汚さないことが重要となります。

まずはゴミ捨て

まず、ゴミを捨てることから始めましょう。汚部屋になっていると、部屋の床が見えない状態になっていることがあります。まずは床が見える状態になるように、ゴミを捨てましょう。
いきなり捨てることができない場合は、ゆっくり少しずつで構いません。いきなり捨てると、ダイエットのようにリバウンドすることがあるので注意が必要です。

また、汚部屋に家族などが住んでいる場合は、周囲の人が一緒に掃除をしてあげましょう。掃除をする中でいろんな会話をすることもでき、メンタルにも効果的です。
ただ、掃除をする中で勝手に物を捨ててはいけません。本人に「捨てていいか」聞いてから捨てましょう。

汚部屋になったら、まずはゴミを捨てて掃除をすることが、ゴミ屋敷にさせない重要なことと言えるでしょう。

「片付けられない症候群」とは?

ここまで、汚部屋になってからの対象法としてゴミを捨てて、掃除することが重要とお伝えしました。しかし、自分ではなかなか汚部屋を片付けられない人もいるかと思います。そんな人は「片付けられない症候群」になっているのかもしれません。

最近大人の女性に増えているのが、この「片付けられない症候群」です。片付けることがストレスになっており、整理整頓が苦手で物がよくなくなる人なども差しています。

この症候群から脱出するためには、まず大事なものを確保することから始めましょう。銀行の通帳やカード・印鑑などといった「無くしては困るもの」の収納位置を決めます。その後、その他の物も収納位置を決めて収納していきましょう。収納位置が決まると、どんどん部屋はキレイになっていくでしょう。

また、掃除業者に依頼することもおすすめです。自分にとって不用な物はどんどん捨ててもらいましょう。掃除業者によってはカウンセリングを行ってくれることもあり、「どうして物を捨ててられないのか」を一緒に考えてくれるでしょう。

そして、「断舎利」を行うことも片付けられない症候群から脱出するのに効果的です。自分を見つめなおし、ライフスタイルなども改善されるでしょう。
      部屋が片付けられない…「片付けられない症候群」

こんな人は汚部屋予備軍かも?

汚部屋の片付け方をご紹介しましたが、今住んでいる部屋が汚部屋なのか以外と判断がつきにくいものです。キレイにしているつもりでも実は汚部屋なのかもしれません。チェックポイントをご紹介します。

①家のドアや家具などにものをかけていませんか?

よく、乾いていない洗濯物などを部屋のドアにかけていませんか?ドアに物をかけたいがためにフックをつけている方もいませんか?
それは、ドアが物の収納場所になっている証拠です。収納場所が増えれば増えるほど物は増えてしまうでしょう。それは、「まだ収納できる」と思ってしまうからです。

収納場所が少なかったら、そこに入らないものは捨てることができます。しかし、収納場所がたくさんあれば、捨てずとも収納できてしまうので物が増える一方です。

②家具と壁の隙間に物を収納していませんか?

家具と壁の少しの隙間に、よく紙袋などを収納している方がいます。いつか使うと思ってとっておいたけど、実際あまり使わないということがほとんどです。隙間に入るだけ入れてある状態は見た目も良くありません。
また、衣類やカバン・食べたお菓子の袋などが落ちて挟まっている場合もあるでしょう。隙間を埋めるべく、物が増えていくのです。

③リビングのテーブルの棚に雑誌などが積まれていませんか?

リビングなどにローテーブルなどが置かれていることがあるかと思います。そして、そのテーブルには、新聞や雑誌などを収納できるようになっているものがあります。そこに、読み終えた雑誌などが積まれていませんか?読んだ本の上にさらに重ねていき、捨てられずに溜まった雑誌達は溜まる一方です。
本の収納棚などを購入して、使用されている方もいるかもしれません。しかし、それは本を溜めてしまう結果となるでしょう。
      こんな人は汚部屋予備軍かも?

④家具の上のスペースに物を置いていませんか?

家具などの上に、カレンダーや人形などを飾っていませんか?そこは、物の置き場ではありません。はじめはキレイに飾ってあっても、どんどん物を置いてしまうでしょう。そうなれば、見た目もよくないうえに、物が落ちたりする可能性があります。地震の時には、怪我の原因にもなりかねないので注意が必要です。

家具の上に物をどんどん置いていきたい気持ちは分かりますが、その気持ちが汚部屋予備軍になりやすいでしょう。お部屋の片付け方を知る前に、このような自分の心理状態についても振り返ってみるとよいかもしれません。

⑤足つきの家具の下を収納場所にしていませんか?

ベッドの下の空間を利用して、服などを収納していませんか?それ専用の収納棚なども販売されており、使用されている方もいるかと思います。しかし、これも収納場所を増やしていることになるので、物を増やしていることになるのです。

⑥財布の中がレシートでいっぱいになっていませんか?

汚部屋になりやすい人は、レシートを捨てずに溜めている場合があります。また、衝動買いをして物を増やす性格の人もいます。衝動買いは「今の自分に必要がどうか」の判断がつかない人が行ってしまうことが多く、それが部屋のゴミにも通じているのです。
      こんな人は汚部屋予備軍かも?

汚部屋を片付けるメリット

汚部屋を片づけるメリットをご紹介します。汚部屋の片付け方を学ぶ気力が湧かないという方は、そのメリットを知ればやる気が湧いてくるかもしれません。

・部屋がキレイになることで清潔になり、健康にも繋がります。

・物がなくなったり、探す手間がなくなります。

・物を捨てることで部屋がスッキリします。

・自分の心もキレイに掃除され、生活面が充実されるでしょう。

・キレイな部屋に暮らすことで、リラックスできるでしょう。
      汚部屋を片付けるメリット

汚部屋を片付けないとこんなトラブルが

汚部屋の片付け方を知らず、そのままにしているとトラブルが起こるかもしれません。
よくあるのが異臭です。また、部屋や家の敷地の外までゴミがはみ出していると注意を受けるでしょう。そして、汚部屋に住んでいることで、家族や友人などと疎遠になってしまうでしょう。片付けに来た家族とも喧嘩になり、血縁関係にヒビが入る場合があります。

もし、汚部屋の異臭やゴミがはみ出していることが原因でトラブルになった場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。捨てていけない物はしっかり残して、その他を処分してくれます。また、相談にも乗ってくれるでしょう。
決して、異臭を消臭スプレーなどでごまかすようなことはしてはいけません。注意しましょう。
      汚部屋を片付けないとこんなトラブルが

汚部屋の片付け方

汚部屋の片付け方のポイントをご紹介します。効率よく片付けるためにも覚えておくとよいでしょう。

①物を増やさないことから始めよう

まず、片付ける前にゴミを増やさないことから始めましょう。せっかく片付けてもすぐ物が増えれば意味がありません。部屋の床が見えるまで物を減らしてから、徐々に収納場所を確保していきましょう。手始めに貴重品などから始めるとよいでしょう。

②掃除に必要な物を準備し、仕分けしましょう

不用な物を入れる大きなゴミ袋と段ボールを2つ用意します。
不用な物はどんどんゴミ袋に入れていきましょう。2つの段ボールには「必要なもの」と「判断できなかったもの」を分けて入れます。「判断できなかったもの」は、数日あけてから再度判断するとよいでしょう。

③捨てにくい粗大ゴミも一緒に捨てましょう

なかなか粗大ゴミを捨てる機会がないので、この機会に捨てましょう。

④仕分ける時には、自治体のルールにのっとりましょう

物を仕分ける時には、各自治体のルールにのっとって行います。もし、間違った仕分けをしていると収集日にもっていってもらえません。しっかりルールを確認してから仕分けましょう。

⑤不用品の処分方法

不用品は、なるべく自治体のゴミの日に出すのがよいでしょう。しかし、まだ使用できるものなどはリサイクルショップにもっていくのもよいでしょう。
その他の不用品処分方法については「多種多様な家具の処分方法を紹介!!捨てるか、売るか、回収か?」でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
      汚部屋の片付け方

汚部屋を片付けるのに業者を利用する方法も

汚部屋を片付ける時、自分でできない場合は業者に依頼することをおすすめします。プロにお願いすることで、ゴミの分別なども間違えることなく行ってくれるでしょう。また、他者に捨ててもらうことで、捨てる踏ん切りがつきやすい場合もあります。

業者を依頼する時には、まず見積もりを取ってもらうことをおすすめします。ゴミの量などによって金額が変わってくるので、確認してもらうとよいでしょう。

汚部屋に元通りなんてことを防ぐための心がけ

せっかく汚部屋の片付け方をマスターしてもまた元通りなんて嫌ですよね?そのための心がけをご紹介します。

・広い部屋・家に住まない
収納場所がいっぱいあるので、また物が増えてしまいます。また、掃除する範囲も広がるので億劫になるでしょう。

・セールストークにのらない
販売店にて、うまいセールストークにのせられて物を買わないようにしましょう。物が増えてしまいます。

・床に物を置かない
カバンなどを床に置かないようにしましょう。床が見える範囲が狭くなれば、また床に物をたくさん置いてしまうかもしれません。

・掃除を習慣にする
毎日、決まった順序で掃除する習慣をつけましょう。簡単なことから始めてみてください。
      汚部屋に元通りなんてことを防ぐための心がけ

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、汚部屋の片付けについてご紹介しました。汚部屋は、ゴミ屋敷になる可能性があるので、今のうちに片付けたいものです。
しかし、物で溢れた部屋を一人で掃除するのは大変かと思います。そんな時には、当サイトを活用して業者に依頼しましょう。きっと、キレイな部屋に変えてくれるでしょう。

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