引越し前後に実施しよう!スケジュールに合わせた掃除テクニック

2021.9.15

引越し前後に実施しよう!スケジュールに合わせた掃除テクニック

半年も住んでいると、見えないところ・手の届きにくいところにホコリはたまっていきます。
こうした汚れを残したままにしている場合、別に支払いする掃除代行が依頼され、別途負担として請求されたり、敷金の一部が当てられることも多くなっています。

とはいっても、アパートを新築同然の状態まで戻す必要はありません。しっかり掃除をおこなえば最大限のお金が戻ってくることも多く、引越し前後に集中しがちな支出を抑えることにもつながるでしょう。

今回は引越し前後におこないたい「掃除」について解説します。

入居前の新居を掃除する理由・方法

引越し前後の掃除は「入居前の新しい部屋の掃除」「退去後の古い部屋の掃除」
の2つに大きく分けられます。しかし入居前の掃除はすでに掃除が終わっているはずで、なぜ改めての掃除が必要とされるのでしょうか。

元々の部屋の状態をチェックする

新居の掃除をおこなうときには、部屋の状態もチェックしておくことが大切です。もちろん物件選びの際に一度下見へ訪れていて、管理会社とともに部屋の確認はしているはずでしょう。しかし細かな傷まで見れていないこともあるほか、日の当たり方など環境によっても傷の目立ち方は変わります。

入居前に改めて掃除をおこなうことにより、細かな傷などをあらかじめ確認し、将来的な退去時のトラブルを未然に防ぐことへとつなげることが可能です。

カーテン・照明器具などこちらが持ち込むもののチェック

カーテンや照明器具には微妙に大きさの異なる規格がいくつかあり、目で見ただけではいざ取り付けるときに過不足が出ることが少なくありません。例えばカーテンは長短に関わらず、生活には支障をきたします。掃除の一環でこうした取り付け場所を確認しておくことで、入居当初に不自由な生活を送ることを防ぐことができるでしょう。

退去から入居までのホコリ取り・事前の害虫駆除

空気中には目に見えないホコリが飛んでいることが多く、たとえ空き部屋の状態でも少しずつ床などへ積もっていきます。またゴキブリなど害虫・害獣の最大の敵は人間といえ、空き部屋の状態は害虫・害獣にとって快適な環境ともいえるのです。

とくに空き部屋の状況が長く続くと、排水管でにおいなどの侵入防止の役割を果たす「封水」が無くなってしまうことも少なくありません。そのため入居前には事前に駆除作業をしておくことがおすすめです。

引越し前に掃除しておきたい場所

前の住人が退去時に掃除をおこなっているはずのため、簡単な掃除でも構いません。ただし傷などを確認するため、自分で掃除することをおすすめします。

【床・窓サッシ・戸棚など】

大きな傷などがないか、チェックしながらたまったほこりをふき取りましょう。また戸棚の上などにホコリがたまっている場合、事前の掃除が行き届いていないこともあるため一度管理人と確認を取ることをおすすめします。

【浴室・トイレ】

排水管からのにおいが逆流しやすい部分であり、カビなどの発生も考えられることから重点的に掃除することをおすすめします。

退去時の新居を掃除する理由・方法

一方、退去時の掃除をしなければならない一番の理由は「原状回復」です。

原状回復をおこなわなければならない場所のチェック

原状回復とは、借りた部屋を返す際、元の状態に合わせて返さなければならないという原則のことをいいます。例えば壁紙などが大きくはがれてしまった場合、その部分を補修してから返さなければなりません。

たとえばボールペンを借りる場面を思い浮かべてみてください。使ったぶんだけインクは減りますが、そのほかの部分は極力壊さないようにして返すのではないでしょうか。逆にインク以外の部分、たとえばクリップの部分を折ってしまった場合、後日新しいボールペンを買ってきて渡すことも多いでしょう。

部屋の貸し借りも同じで、その部屋で過ごすことで劣化する分(ポールペンのインク)については、「修理代は貸す側での負担」つまり借りる側は修理費用を支払わなくてよいというのが原則となっています。それ以外に壊したことろがあれば、返す際に修理しなければなりません。
※ただし公営住宅など規約で同意した場合、畳の張替え費用などが借りる側の負担になることもあるため注意が必要。

退去時に掃除をすること自体が「原状回復」の一環ですが、傷なども一緒にチェックすることで「原状回復費用として過大な額を請求された」などのトラブル防止につながります。

退去前から掃除を始めるのはOK?

引越しから部屋の引き渡しまでに余裕がない場合、退去前から少しずつ掃除を始めていくのもひとつの手です。目に見える場所の掃除はもちろん、可能ならば家具を移動させ「ほこりのたまりやすい裏側」まで掃除しておくと安心です。なお自分たちで動かす場合には床などを傷つけないように作業しましょう。

家具が置いてある状態でも掃除の依頼はできるの?

時間がない場合などはハウスクリーニングに依頼して掃除してもらう、というのもひとつの手です。この場合家具がない状態はもちろん、家具がある状態でも掃除を依頼できることは少なくありません。

ただし家具ありで掃除を進める場合は掃除に手間がかかったり、必要に応じて家具や荷物を一時的に移動させなければなりません。そのため家具なしの場合と比べ費用が高くなる傾向にあるため注意しましょう。

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引越し前後のスケジュールまとめ

最後に、引越しの手続きと絡めたスケジュール一例をご紹介します。

引越し1か月前までに

すぐ使わないものから順番に、引越しの荷物整理・荷造りを始めていきましょう。

引越し前1週間までに

水道・電気・ガスなどの使用停止・開始予約など、転居前に必要な手続きを終わらせておきましょう。小中学校に通っている子どもがいる場合、在学証明書の受け取りなどを早めに済ませておきましょう。

引越し3日前までに

新居の掃除をおこないましょう。だいたいの荷物はまとめておき、すぐに運べる状態にしておきましょう。エアコンを移設させる場合、引越し前に作業してもらうことをおすすめします。

引越し1日前までに

冷蔵庫を新居に持っていく場合は電源を切り、製氷機の水抜きや内部の霜取りをしておきましょう。転出届の提出や国民健康保険証の返還など、転居前の市区町村で必要な手続きもおこなっておいてください。

引越し当日

引越し直前まで使用するもの・引越し直後に使用するものの荷づくりをして荷物を運びましょう。荷物を運んだら、最低限必要なものの荷ほどきをおこないましょう。

引越し後1日目

転入届の提出など、市区町村役場で必要な手続きをおこないましょう。時間に余裕ができたら、退去前の部屋の掃除を始めていくことをおすすめします。

引越し後2~3日

退去前の部屋の掃除をおこない、管理会社や大家さんに引き渡しましょう。掃除が終わったら、荷ほどきを始めていきましょう。

引越し後4日目以降

免許証など、身分証明書の住所変更手続きを進めていきましょう。

引越し手続きについてはこちらの記事でもご紹介しています。

まとめ

引越し時の入居前・退去時の掃除はトラブル防止のためにも大切なことです。荷造りなどやることが多い中ではありますが、ぜひスケジュールの中に組み込んでおいてください。

なお、退去時の掃除ではハウスクリーニング業者への依頼が必要とされる場合も多いです。生活110番では24時間365日受付対応のサービス展開をしていますので、時間がない場合、プロの技術を求められるような場合は一度ご検討ください。

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