スキーウェアのクリーニングの料金相場は宅配が安い!洗濯頻度とキレイに保管する方法
スキーウェアは1シーズン使いで撥水機能が低下するほか、泥汚れや汗などが付着しやすいです。そのため、シーズン終わりにはクリーニングに出す必要があります。
この記事ではスキーウェアのクリーニング料金や注意点、おすすめ業者を紹介しています。
スキーウェアだけでなく、他の洋服もまとめて出せるクリーニング業者ならシーズンオフ時にお得に出せますよ。
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目次
スキーウェアのクリーニング料金相場
ここではスキーウェアをクリーニングできる大手宅配クリーニング業者の1点あたりのクリーニング料金を比較します(税抜)。
リナビス | 5点8550円(1点あたり1,710円) 10点11,700円(1点あたり1,170円) 20点19,800円(1点あたり990円) |
クリコム | 上2,500円 下2,500円 つなぎ4,000円 手袋1,500円 |
リネット | 上2,970円 下1,960円 つなぎ4,800円 手袋2,280円 |
スキーウェアのクリーニング料金は業者によって幅がありますが、ジャケットだと1,500円~3,000円が相場となっています。
スキーウェアのタイプや小物によってそれぞれ料金がかかりますが、リネットは公式LINEなどでクーポンを配信しているので上記の料金よりも安く利用できますよ。
スキーウェアクリーニング業者を選ぶポイント
スキーウェアのクリーニング業者を選ぶポイントは4つです。
1.パック料金か個別料金か
宅配クリーニングには2つの料金システムがあります。
- 個別料金:1着ずつ料金が決まっている
- パック料金:5着で〇円などとまとまった数で料金が決まっている
スキーウェア1着だけクリーニングに出したいときは、個別料金の業者に出しましょう。
パック料金の業者は、5点からなど設定しているところが多いので、家族分のスキーウェアもまとめてクリーニングに出すとき便利です。
ブランド物のスキーウェアの取り扱いについて
クリーニング業者のHPで、取り扱いブランドが紹介されていることがあります。
大切にしていて「失敗したくない」スキーウェアの取り扱いが可能であれば、安心して預けることができますよね。
「ブランド服だから高めのところにする」のではなく、実際に取り扱いが可能なブランドであれば安いクリーニング業者でも依頼できます。
スキーウェアの保管はできるか?
宅配クリーニングには「クリーニング+保管」がセットになった保管サービスがあります。
保管サービスはあらかじめデフォルトでついている場合やオプションとしてつける場合があり、保管期間も業者によって異なります。
例えばリナビスなら無料で最大12ヶ月保管してくれるので、キレイにしたスキーウェアを適切に保管してもらえば、収納スペースも節約できます。
紛失保証などはしっかりしているか
クリーニング業者は保証や賠償基準を設けています。対面式ではない宅配クリーニングにも設けられていて、「いつまでに問い合わせるのか」「最大いくらまで賠償してもらえるのか」などが異なります。
万が一紛失や破損してしまったときにどんな対応をしてくれるのか、保証内容はしっかり確認しておきましょう。
また、不備に気付いたのが遅くて賠償が効かなかったということを防ぐために、届いたスキーウェアはすぐ仕上がりを確認すると、保証期間内に業者に対応を求めることができます。
スキーウェアのクリーニングにおすすめの業者
今回は、営業時間を気にせず自宅からラクに出せて、スキーウェア以外もまとめてクリーニングに依頼できる便利さを考慮し、おすすめの宅配クリーニング業者を3社紹介します。
無料サービスが充実した【リナビス】
リナビスはパック料金の業者で、スキーウェアはもちろん手袋も依頼できます。
クリーニング後無料で最大12ヶ月保管してもらえるのでがついているので「スキーウェアをまとめて出したい」「ついでに保管もして収納をスッキリさせたい」というときに最適です。
料金設定(税抜) | パック料金 5点8550円(1点あたり1,710円) 10点11,700円(1点あたり1,170円) 20点19,800円(1点あたり990円) |
送料 | 無料(北海道/沖縄以外) |
仕上がりスピード | 最短5日 |
保管サービス | 最大12ヶ月 |
無料サービス | 抗菌、シワ予防、柔軟加工、毛玉防止、静電気防止加工、シミ抜き、再仕上げ、ボタン修理、毛玉取り |
集荷キット | あり(集荷キット利用で2回目以降324円割引) |
布団クリーニング | あり |
保証・賠償 | クリーニング事故賠償審査員会が判断 (届いてから1年以内まで、上限1点あたり5万円) |
競技用スキーウェアのクリーニングも依頼できる【クリコム】
クリコムは競技用スーツやプロテクターもクリーニングに依頼できます。個別料金なので、1着だけでも依頼できますよ。
料金設定 | 単品ごと(ワイシャツ300円~)※税抜価格 |
送料 | 4,000円以上で無料(ぬいぐるみやインテリア以外) |
仕上がりスピード | 最短5日 |
保管サービス | なし |
無料サービス | シミ抜き、再仕上げ、ボタン修理、毛玉取り |
集荷キット | なし(自分でダンボールや紙袋を用意) |
布団クリーニング | あり |
保証・賠償 | クリーニング事故賠償基準に則る (届いてから6ヶ月以内) |
会員特典が豊富な【リネット】
リネットもスキーウェア1着から依頼できる業者です。会員登録制で、プレミアム会員だと無料サービスが手厚くなるのが特徴。
料金設定 | 単品ごと(ワイシャツ1枚290円~)※税抜価格 |
送料 | 3,000円以上で無料(会員) 10,000円以上で無料(通常会員) |
仕上がりスピード | 最短2日(会員) 最短7日(通常会員) |
保管サービス | 最長8ヶ月 |
無料サービス | シミ抜き、再仕上げ |
集荷キット | 通常:初回なし(会員:初回あり) 2回目以降は専用バッグあり |
布団クリーニング | あり |
保証・補償 | クリーニング事故賠償基準に則る (届いてから6ヶ月後まで、上限1商品10万円) |
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スキーウェアのクリーニングに関する疑問を直接業者に聞いてみた
生活110番運営スタッフは、スキーウェアのクリーニングについて、「どれぐらい汚れているものなら大丈夫か?」「カビが生えていても依頼できるか?」など気になった疑問を直接クリーニング業者に問い合わせてみました。
※問い合わせ先はスキーウェアの取り扱いのあるリネットです
カビが生えていても大丈夫?
スキーウェアは使用時に濡れてしまい、そのままにしておくとカビが生えてしまうことがあります。カビが生えてしまった場合、クリーニングで対応してもらえるのか聞いてみました。
――カビが生えていてもクリーニング可能ですか?
度合いによってはご返却となる可能性がある点、菌糸の食い込み具合などによっては完全に落ち切らない場合がある旨予めご了承下さいませ。
スキーウェアにある程度カビが生えていても対応はしてくれるようですが、返却されてしまう場合もあります。
ゴアテックス素材でもOK?
ゴアテックス素材とは、水ははじき湿気は通す素材のことです。スキーウェアにもゴアテックス素材が使われていることがあるので、受け入れ可能かどうかを聞いてみました。
――ゴアテックス素材でもクリーニングできますか?
洗濯表示が可能であれば問題ございません。しかしながら、洗浄によりゴアテックスの性能が劣化する可能性がございます。
ゴアテックス素材の取り扱いは業者によって異なります。ゴアテックスのクリーニングについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
撥水効果が低下するのは本当?
調べているとスキーウェアはクリーニングに出すことによって撥水効果が低下するという情報があったので事実確認のために聞いてみました。
――スキーウェアをクリーニングすると撥水効果が低下すると聞いたのですが、それは本当ですか?撥水加工はつけたほうがいいのでしょうか?
本当です。つけるに越したことはないかと存じます。
スキーウェアをクリーニングに出すことで撥水効果が低下することがあるようです。
そのため、なるべくクリーニングと同時に撥水加工をつけたほうがよいです。
水洗い不可ならどう洗う?
クリーニング店では基本的に洗濯表示にしたがって適切な洗い方をしています。しかし、水洗い不可でもスキーウェアは水洗いをするという情報も。実際はどのように洗っているのか聞いてみました。
――洗濯表示を確認したところ「水洗い不可」なのですが、その場合はドライクリーニングでしょうか?
リネットでは洗濯表示に従った洗浄をしておりますため、ドライクリーニングかと存じます。
ドライクリーニングは特殊な洗剤を使って乾いた状態で洗う方法です。リネットでは水洗いできない場合、ドライクリーニングで洗うことになります。
「水洗いとドライクリーニングのどちらがいいのか」ということは一言ではいえませんが、水洗いでは水溶性の汚れ、ドライクリーニングでは油性の汚れしか落とせません。
もしドライクリーニングになる場合は、オプションで汗抜き加工をつけると水溶性の汚れ(汗や調味料など)も落とせます。汗抜き加工についてはあとで詳しく紹介します。
高価なものはアウトドア専門業者に出す方法も
宅配クリーニングにはアウトドア衣類を扱う業者もあります。
アウトドア専門業者はとくに撥水加工に優れており、修理をしてくれるところもあります。
ほつれや破れがあると、クリーニング自体を断られてしまうことがあります。そのため、破れなどがある場合は、アウトドア専門業者にクリーニングと修理をあわせて依頼するのが便利です。
例:洗匠屋、ドロップルーフ
スキーウェアのクリーニングでつけるべきオプション
スキーウェアをクリーニングに出すときは以下のオプションをつけると、撥水機能を失わず良い状態に保ちやすくなります。
撥水加工
スキーウェアには購入したときすでに、撥水加工が施されています。しかし、撥水機能は1シーズン終わるころには自然と低下してしまうのです。
またクリーニングと同時に効果が低下してしまうのでスキーウェアをクリーニングに出すと同時に撥水加工もつけることをおすすめします。
撥水機能が低下してしまうと、水が浸透しやすくなるだけでなく汚れもつきやすくなってしまいます。
より強力な撥水加工をつけたい場合は、アウトドア用品専門のクリーニング業者に依頼するのもひとつの方法です。
汗抜き加工
スキーウェアを頻繁に着用すると、汗や皮脂汚れも付着します。汗は油性と水性の汚れが混じっており、ドライクリーニング(水洗いできない場合の洗浄方法)だけでは水性の汚れは落とすことができないのです。
そのため、スキーウェアの汗汚れを落とすには「汗抜き加工」をする必要があります。
汗抜き加工は、洗えない衣類でも特殊な洗剤を使うことで水洗いができます。水洗いをすることで汗汚れを落とすことができるのです。
「スキーウェアが汗臭い!」というときは汗抜き加工をつけましょう。
スキーウェアをクリーニングに出すときの注意点
クリーニング時のトラブルを避けるためにも、スキーウェアをクリーニングに出す前は以下のことを確認しましょう。
汚れを確認する
クリーニングに出すときに汚れがどこにあるのかを確認しておくと、「ここの汚れを落としてほしい」と要望を伝えることができます。
クリーニング業者は汚れを見落としてしまうこともあるので、事前に要望を伝えておくことでシミ抜きの処理がしやすくなるのです。
宅配クリーニングでは注文時、または発送するときに要望を記載することができます。「この汚れが落ちていなかった!」というトラブルを防ぐことにもつながるので汚れの箇所を確認して要望欄に記入しておくようにしましょう。
ポケットの中身を出す
スキーウェアはポケットが多く、リフト券や小銭などを入れている方も多いと思います。クリーニングに出す前はすべてのポケットを確認して空にした状態で出すようにしましょう。
クリーニング業者でもクリーニング前にポケットの中身をチェックしていますが、中身が返ってくるとは限りません。
とくに飴などが入っていると、クリーニング時に溶けて取り除くのも手間がかかってしまいます。
大切なものを紛失しないためにも、またクリーニング時にスキーウェアを傷めないためにもポケットの中身は出した状態で依頼しましょう。
付属品を外す
スキーウェアにファーやベルトがついている場合があります。付属品は別料金になることがあるので、事前に外しておきましょう。
生活110番運営スタッフは実際にリナビスでダウンジャケットを出したことがありますが、ファーが別料金になるため外した状態で依頼しました。
また、スキーウェアはインナーが付属しているものもあるので、その場合も外した状態で依頼するとクリーニング代を安く済ませることができます。
濡れていないか確認する
クリーニング店では濡れている衣類は取り扱いができません。なぜなら、クリーニング業者はまずシミ抜きや前処理をしてから洗う工程に入るからです。
濡れている状態では前処理ができず、一度乾燥させる必要があり手間がかかってしまいます。
そのため宅配クリーニング業者では濡れた状態のものは取り扱っていないところがほとんどです。
また、宅配クリーニングだと濡れた状態で送るときにカビが生えてしまったり変色してしまう恐れもあります。スキーウェアはしっかり乾燥させてからクリーニングに依頼しましょう。
スキーウェアのクリーニング頻度
スキーウェアのクリーニング頻度は、シーズン終わりに1回が適切です。
シーズン後に汚れた状態で保管すると、保管している間に汚れが酸化してシミになったり黄ばんでしまう可能性があります。
また、汚れを放置することによって撥水機能も低下してしまうので、機能性を維持するためにもシーズン終わりには1回クリーニングに出しましょう。
ちなみにシーズン中は、使ったあとに1~2日乾燥させてから収納しておくとニオイも効果的に防ぐことができますよ。
スキーウェアの保管方法
スキーウェアを保管するときは、高温多湿を避けてクローゼットなどでハンガーにかけて保管しましょう。
圧縮袋で保管することもできますが、スキーウェアに使用されている撥水性のある生地がシワになり傷んでしまう可能性があります。
ハンガーにかけておくと、型崩れしにくく中綿も傷めずに保管できます。
ちなみにクリーニング後のスキーウェアにはビニールがかかっているので、ビニールを外して半日ほど陰干しして湿気を逃がしてから保管しましょう。
保管するときは除湿剤を置いておくとカビを抑制できます。
まとめ
スキーウェアは上下、つなぎなどでそれぞれ料金が設定されています。
まとめて全部出すときや家族分など複数をクリーニングに出すならリナビスなどのパック制の業者がお得です。
反対に1着しか出さない場合は、1着ずつ料金が決まっているクリコムなどの個別料金の業者が安くなります。状況に応じて適切に業者を選びましょう。
また、宅配クリーニングだと保管サービスも利用できるので、かさばりがちなスキーウェアの保管にお困りの場合は便利です。