地下室の臭いは人間に影響があるの?地下室の消臭方法の手順と注意点

2022.10.21

地下室の臭いは人間に影響があるの?地下室の消臭方法の手順と注意点

地下室の独特な臭いを取りたくて、様々な消臭アイテムを試してみても臭いが取れないと感じている方も多いのではないでしょうか。そんな独特な臭いがする地下室の消臭方法が気になりませんか?原因は地下室の臭いは生活臭とは別にカビの臭いという大きな問題が隠れている場合が多いのです。その場合、根本的なところを見直さないと消臭効果は一時的です。ここでは地下室で発生する臭いの原因であるカビの臭いと対策についてお伝えしていきます。

地下室に臭いがこもる原因は?

地下室は基本鉄筋コンクリート造で建築される場合が多いのですが、鉄筋コンクリート造は木造に比べると気密性が高いというメリットがある反面、水蒸気を外に逃がすことが構造上難しく、カビが発生しやすいというデメリットもあります。

多くの地下室は建築するときに断熱処理がされていない場合が多く、外の気温が高い6月~9月末ぐらいまでの夏季は特に地下室に湿気がたまりやすくカビが発生しやすくなるそうです。
湿気対策など地下室の消臭対策をしてみるも、一度カビが発生してしまうと、そのカビ臭さはなかなか消えず苦戦されている方も多いかと思います。

地下室に臭いがこもる原因は?

地下室の臭いを放置すると人体に影響はあるの?

地下室での臭いの元となることが多いカビは、カビにとって快適な環境の中で、どんどん栄養を吸収し繁殖していきます。「この部屋カビ臭いな~」と感じるときには、カビの発生状態として深刻な場合が多いようです。

そのような場合、地下室の消臭アイテムを使用してもカビが生えた状態を放置したままだと臭いは一向に消えていきません。芳香剤などで一時的に消臭出来たとしてもその状態を放置することで、人間にとって不快な臭いだけでなく健康被害も及ぼす影響が増えてしまいます。

目には見えない小さな胞子のカビが空気中に浮遊しているので、人間がそのカビの胞子を吸い込んでしまい感染症やアレルギーを引き起こす原因となってしまいます。特に小さな子どもや、お年寄りなど体力や免疫力が落ちている人にとっては、大きな病気を引き起こしてしまうので注意していただきたいと思います。

地下室の臭いを放置すると人体に影響はあるの?

地下室を消臭する方法

地下室の独特な臭いを消臭するためには、まず臭いの原因を特定することが第一優先です。もしかしたらカビの臭いではなくて生活臭かもしれません。まずどこからその臭いが発生しているのかを特定するためにも、しっかりと掃除を行ってみましょう。

空気清浄機を使ってみるのも一つの方法です。地下室は換気が出来ない構造の場合も多いので、空気清浄機は脱臭効果だけでなく微生物や花粉なども不活性化してくれるとされていて、地下室の消臭効果も期待できます。

地下室でのカビの発生源が特定できた場合、大量に繁殖してしまったカビを自分で取り除くのはなかなか難しいです。一時的に取り除けたとしてもカビはしつこく何度も発生することが多いので、そういう場合は専門業者に依頼し防カビ工事などの対策をしてもらうことが、地下室の消臭対策として効果が早いかもしれません。

ただいきなり専門業者に依頼するというのも不安な方に、ここでは自分で出来る地下室の消臭対策をご紹介したいと思います。

準備するもの

ペット カビの 強力消臭剤 お試しバイオミックス 50g (ワンルーム一部屋分)

こちらの商品は納豆菌バチルスを使った浄化環境を目的とされた商品です。
部屋、お風呂場のカビ対策や、ペットの臭いなどを分解し消臭する能力が高いそうです。
置くだけという簡単な対策で地下室の消臭効果が期待できそうです。地下室の消臭対策に使用します。

手順

中身は粉末状のものです。
大さじ山盛り一杯分を容器に入れ、締め切ったお部屋に置くだけとなります。
6~8畳の広い部屋だと3個ほどが適量となります。
ティーバックの袋などに入れるとクローゼットなど容器を置く場所がなくても便利です。

注意点

化学成分不使用で、自然由来の成分なのでペットがいる家庭でも安心して使えるそうですが、小さな子どもやペットが出来るだけ舐めたりしないように注意が必要です。

地下室にカビや臭いがこもらないようにする予防方法

地下室にカビが発生しないようにするためには、カビが発生しやすい環境を理解し、発生しにくい環境を整えることが予防方法となります。

カビが発生しやすい3つの条件

1)22℃~25℃の室内温度が続いてしまう状況
2)60%以上の湿度が続いてしまう状況(特に地下室は湿度がこもりやすい)
3)換気が十分になされない状況

この3つの条件が揃ってしまうと、地下室でのカビは発生しやすくなります。夏季に地下室に置いておいたバッグなどにカビが生えてしまうのは、この状態が続いてしまったというようなことが主な原因だと考えられます。臭い対策として地下室用の消臭剤で済まされる話でもなさそうですね。

カビの予防方法は、カビが好む環境である3つの条件を揃えないように地下室の温度調節、湿度調節、空気の循環に気を付けてカビが発生しにくい状況を保つことが大切だと言われています。特に発生しやすい夏季は毎日のように環境をチェックすることが大切かもしれません。

それでも、しつこく再発してしまうカビには、カビの専門知識を持ったプロに依頼し防カビ対策をしてもらうのも効果的だと思います。防カビ対策でも様々な方法があり、カビの状態に最も効果的な方法を試してくれるはずです。試してみる価値があるかもしれません。

地下室にカビや臭いがこもらないようにする予防方法

まとめ

地下室は他の部屋に比べてカビが発生しやすい状況を特に満たしやすい場所になります。そのため、臭いの原因はカビの発生である場合が多いのです。地下室の消臭方法をお探しの方も原因を追究し、カビが原因であった場合、環境を整えてあげることが地下室の臭いを消臭できる方法として効果的であると思います。
発生してしまったカビはとてもしつこく、取り除くのも簡単ではありません。消臭アイテムで消臭効果があらわれたとしても、根本的な解決ができていない場合、また発生してしまうので放置することはせず、専門業者に依頼することをお勧めします。

消臭・脱臭を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「消臭・脱臭」をご覧ください。

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