自分でできる革の消臭方法!革に匂いがつく原因からご紹介します

2021.4.30

自分でできる革の消臭方法!革に匂いがつく原因からご紹介します

洋服は汚れたり臭くなっても洗濯することで落とすことが出来ます。しかし、革製品は汚れたり臭くなっても、洋服と同じように自宅で手軽に洗濯することはできません。

合革の製品を使っている場合は、わざわざ洗濯をしなくても濡らした布で拭くだけで済むこともあります。
しかし本革の場合は水に弱く、水に濡らすことは革に負担をかけてしまい劣化を進めてしまう原因にも。また、革の種類によってお手入れ方法も少しずつ変わってきます。
今回は、どの革製品にも有効な革の消臭方法や、革に匂いがついてしまう原因などをご紹介します。

革に匂いがつく原因は?

革は購入当初だと革のいい匂いがしますが、使い込むうちにどうしても臭くなってしまいます。
ですが、革が臭くなってしまう原因はご存知でしょうか。
考えられる主な原因は、「雨や湿気で濡れた革を乾かさずに放置し、雑菌が繁殖してしまった」「肌に触れていて汗の匂いを革が吸い込んでしまった」の2つが考えられます。

もし革の匂いを放置してしまった場合、他の物にその匂いが移ってしまうこともあるようです。
では、もし匂いがついてしまった場合の革の消臭方法や、匂いをつけないための対策などはどのようなものがあるのでしょうか。

革に匂いがつく原因は?

自宅にあるもので革の匂いを取る方法

革の消臭は、自宅にあるもので行うことも可能です。
いくつか方法はありますが、どの種類の革にも有効な方法をご紹介します。

重曹を利用した消臭方法

重曹に消臭効果があることをご存知の人も多いと思います。
この消臭効果、実は革にも有効なのです。
重曹を活用した消臭方法を行う際は、以下のものを用意しましょう。

【用意するもの】

・重曹
・大きめのビニール袋
・重曹が漏れない網の細かいハンカチなどの布

必要なものが用意できたら、重曹をハンカチなどの布で包みます。
ビニール袋の中に革製品と一緒に重曹を入れて密閉するのがコツです。
重曹に浸けて2,3日放置することできれいに消臭できる可能性があります。

また、匂いの強さや革製品の大きさによって重曹の量や放置する日数は調節しましょう。
重曹なら革の表面に直接何かを塗らずに済むので、革を痛めてしまう危険性がありません。消臭に必要な重曹も、比較的安価で購入することが可能です。
革の匂いに悩んでいる人はまずはこの方法を試してみることをおすすめします。

普段からできる簡単な革のお手入れ方法

革の消臭方法をご紹介しましたが、革に匂いをつけないために日ごろからきちんとお手入れすることも大切です。
匂いは少しずつ蓄積されてしまうので、使用したらその都度風通しのよい場所に日陰干しするとよいでしょう。

もし革を濡らしてしまった場合、慌ててドライヤーなどを使ってしまうと革を痛めてしまう原因になってしまいます。
乾いた柔らかい布で拭いてから、同じように風通しのよい場所に日陰干ししましょう。

長期間使用せずに保管する場合には、湿度があまり高くない場所を選ぶことも大切です。
不安な場合には定期的に日陰に干して風を当てるとよいでしょう。

直接日光に当ててしまうと革を痛めてしまう原因になってしまいます。
なるべく日陰に干すようにしましょう。

どうしても革の匂いが取れないときは業者へ

長い年月をかけて染み付いてしまった匂いを消臭するのはなかなか困難です。
どうしても革の消臭がうまくできない場合や、失敗して革を傷つけたくない場合は、無理せず業者に依頼するとよいでしょう。

最近では洋服以外にも靴などの革製品も扱ってくれるクリーニング屋さんが増えています。もしかしたらご近所のクリーニング屋さんでも引き受けてくれるかもしれません。
一度相談してみてはどうでしょうか。

ただ、クリーニング屋さんにお願いした場合、普通の洋服と比べると高額になってしまいます。
手袋などの小さいものであれば3,000円前後でできますが、コートなど大きなものになると10,000円程かかってしまう場合もあります。
クリーニングに出したい革製品を取り扱えるのかと同時に、料金もきちんと確認しておきましょう。

革製品のお手入れグッズを専門的に販売している業者も増えています。
手の出しやすい安価なものなどさまざまなお手入れグッズがあるので、自分の持っている革製品に合っているお手入れグッズを使用するようにしましょう。
もし自分では判断が難しい場合には、相談に乗ってくれる販売業者も存在します。
革製品の手入れにお困りの方は、一度ご相談してみてるのがおすすめです。

まとめ

革の消臭方法などについてご紹介してきました。
革製品は他の素材に比べると少し高価である場合がほとんどです。その分きちんと正しいお手入れをしてあげれば長く使えます。
味のある革製品に育てるためにも、適切なお手入れ方法を知っておきましょう。

最初にもご紹介しましたが、革の種類によって細かいお手入れ方法は違ってきます。
間違ったお手入れをしてしまうと革が傷んでしまうこともあるので、不安な場合は革製品を購入した所や業者などに相談してみましょう。

消臭・脱臭を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「消臭・脱臭」をご覧ください。

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