消臭をアロマで!スプレーを作ってトイレやお部屋のにおいを変えよう

2021.4.30

消臭をアロマで!スプレーを作ってトイレやお部屋のにおいを変えよう

冬や梅雨時など、ほとんど部屋を閉め切っていてなかなか換気ができないことがありますよね。ですが、「市販の消臭剤は化学物質が気になる……」「人工香料のにおいが苦手」と消臭剤が苦手な方も多くいます。そんなときには、アロマで消臭をしてみてはいかがでしょうか?

アロマテラピーで使用される精油(エッセンシャルオイル)は100パーセント自然由来のものもあり、そのようなものであれば安全性が高いといわれています。今回は、そのようなアロマでの消臭方法を紹介します。

アロマがもたらす効果って?

アロマは消臭以外にもさまざまな効果があるのをご存知ですか?以下はアロマの効果一覧になります。

安眠

アロマには安眠効果があるといわれています。とくにラベンダーなどのリラックスできる香りや、オレンジやマンダリンなどの柑橘系のさわやかな香りは効果的だとされています。ヒーリングCDなどをかけるとさらに効果が期待できるかもしれません。

集中力を高める

レモンやローズマリーのアロマは集中力を高めるため、受験シーズンやテスト期間のほか、読書の時間などに嗅ぐのがおすすめです。

防虫

ユーカリやレモングラスのアロマは害虫が嫌うにおいだといわれています。これらのアロマオイルと無水エタノール・精製水(コンタクトレンズの洗浄などに使われる不純物の少ない水)を混ぜるだけで、虫よけスプレーを作ることができます。

リフレッシュ

アロマには疲れた心や体をリフレッシュしてくれる効果もあるといわれています。リフレッシュ効果のあるアロマとして代表的なのがペパーミントのアロマです。その香りには清涼感があります。

どうしてアロマが消臭につながるの?

アロマのもととなる原料が精油(エッセンシャルオイル)です。基本的に精油には抗菌作用があるため、これが消臭効果のもとといわれています。空気中に漂っている悪臭のもととなる成分を取り込み、中和をして無臭にしてくれるのです。さらに、中和するだけではなくアロマの香りが揮発してリラックスするような香りを広げてくれます。

また、精油の成分を抽出する際に植物が虫から自分の身を守る香り成分も一緒に抽出されています。そのため、アロマには消臭効果のほかにも上述したような虫よけ効果もあるのです。

場所別・おすすめのアロマをご紹介!

アロマを消臭に使うには、場所別に使うと効果的です。

リビング

家族が集まるリビングに嫌な臭いが漂っていると気になりますよね。そこで、ディフューザーという香りを拡散させる道具を使って、アロマの香りを部屋中にふんわりと匂わせるとい方法で消臭するといいでしょう。リビングにはオレンジやペパーミントのようなさわやかな香りを漂わせたり、ラベンダーのような癒し系の香りを漂わせてもよいでしょう。

玄関

家の顔ともいえる玄関が嫌なにおいだと、帰宅した際に気分が下がったり、客人を招きづらくなってしまいますので、アロマを使って消臭をしましょう。玄関はレモングラスやユーカリなどのリフレッシュできる香りにすると朝はさわやかな気持ちに、夜はリラックスした気持ちになります。

キッチン

いつも料理をするキッチンも、もちろん臭いが気になる場所ではあります。ですが、甘い香りを漂わせながら料理をするのも料理に甘いにおいが移りそうで嫌だという方も多いでしょう。なので、キッチンはさわやかなレモンやペパーミントの香りをおすすめします。ただし、ペパーミントは赤ちゃんには刺激が強すぎるおそれがあるので使用を控えるのがよいかもしれません。

お風呂

お風呂はカビの温床となりやすい場所です。なので、消毒や殺菌作用があるといわれているアロマオイルでカビの予防をしましょう。ティーツリーと呼ばれるオーストラリアの先住民族アボリジニがけがの治療に使ってきたとされる木の精油やラベンダー、レモンの香りがお風呂には効果的です。

トイレ

トイレは家の中でもにおいが気になる場所です。なので、ペパーミントなどの消臭効果が高いアロマを使ってにおいを消しましょう。

アロマを使用する際の注意点

アロマは消臭やリラックスに便利ですが、以下のような場合は使用を控えましょう

アレルギーがある場合

アレルギーを持っている場合、人によりますがアロマに敏感に反応してしまう場合があります。もしも痒みやくしゃみが出るなどの反応が出たら、使うのをやめたほうがよいでしょう。

妊娠中は使用しない

妊娠中はにおいに敏感になる人もいるため、今までは平気だったアロマの香りが強い刺激になる場合があります。とくにペパーミントは刺激が強いため、妊娠中はアロマの使用を控えましょう。

ペットを飼っている場合

人間は大丈夫なアロマの香りが、人より優れた嗅覚を持つペットには刺激が強すぎたり、アロマでアレルギー反応を起こす場合も考えられます。ペットがいる場合はアロマの使用を控えたほうがよいでしょう。とくに猫は精油の成分をうまく体の中で代謝できず、死亡してしまった例もあるので、猫を飼っている場合は使用を避けたほうがいいでしょう。

使用期限を守る

アロマは使用期限を守って使用するようにしましょう。また、一度開封したアロマは酸化し劣化します。香りが変わったように感じたら使用に注意が必要です。

アロマ消臭剤の作り方

アロマを消臭剤として使用する場合、薄めたものをスプレーするか重曹と混ぜたものを置いておくというような方法があるのです。ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。

アロマ消臭スプレーの作り方

【用意するもの】
・無水エタノール5ml
・アロマ精油12滴
・精製水25ml
・スプレーボトル
【作り方】
① 無水エタノールを計量してボトルに入れ、アロマオイルを加えてよくふって混ぜます。
② ①に精製水を加えて再び振り混ぜます。これででき上がりです。
消臭スプレーは作成から1ヶ月ほど使用できるので、その期間内に使い切れる分量で作りましょう。
【使い方】
ゴミ箱やぬいぐるみなど、においを発するものに直接スプレーします。
ただし、アロマによっては衣類に色染みを作るものもあるので、布類にスプレーする際には気をつけましょう。ペットによってはアロマを嫌うこともあるので、併せて注意が必要です。

アロマ重曹の作り方

【用意するもの】
・ビンなど、芳香剤として置けそうな容器
・重曹
・アロマ精油
【作り方】
①ビンの8割程度に重曹を入れます。
②アロマ精油を5~7滴ほど垂らします。
③よく混ぜます。
お好みに合わせてリボンや包装紙で容器をリメイクするのもおすすめです。
【使い方】
作成したアロマ重曹は床の上など低い場所に置きましょう。なぜならにおいは空気より重く、下のほうに集まってくるからです。低い場所のほうが効率的に消臭できます。
重曹の消臭効果は数ヶ月持続しますが、アロマオイルの香りは一週間前後でほぼなくなります。その際は、新たにアロマオイルを足しておきましょう。

まとめ

アロマで消臭は体にも優しくとてもよい方法ですが、悪臭があまりにも強すぎるとアロマのにおいで相殺できずに、においが混ざり合ってさらなる悪臭になることがあります。アロマで消臭をする場合は「少し気になるな」程度のにおいに使うようにしましょう。

また、アロマを使う際はペットや赤ちゃん、妊娠している場合は自分にも配慮して使用をしましょう。アロマでも消臭しきれないほどの悪臭にお困りでしたら、消臭の業者に依頼をしましょう。


とれない臭いはプロに! 

さまざまな場所をプロが施工!

※対応エリアや加盟店によって変わります

お部屋だけでなく、オフィスや倉庫、特殊清掃現場や火事現場などの消毒、脱臭をおこないます。入居中でも施工可能。臭いは消臭脱臭のプロにお任せください!

『生活110番』では、
お住いの地域で人気のプロを探せます

状況によっては脱臭、消臭剤・光触媒による工法で施工します。

消臭・脱臭 11,000円~
消臭・脱臭のおすすめ業者を見る

関連記事カテゴリ一覧

消臭・脱臭の記事アクセスランキング

消臭・脱臭の最新記事

カテゴリ別記事⼀覧