鏡を綺麗にする方法は汚れで変わる!お家で実践できる3ステップ

2021.4.30

鏡を綺麗にする方法は汚れで変わる!お家で実践できる3ステップ

鏡は生活するうえで欠かせないものとなっています。 バスルームに取り付けられている鏡はシャンプーやリンスなどが付着しやすいうえ、水垢もできやすいです。

しかしこの2種類の汚れは性質が正反対であるため、同じ方法での汚れ除去が難しいのはご存じでしょうか?バスルームの鏡を綺麗にするためにはそれぞれの汚れの特徴を把握して、落としやすい方法で汚れを取り除く必要があります。

今回はよくある「油膜」と「水垢」汚れを中心にご紹介します。この方法を知っておくと、億劫だった汚れ落としのお掃除も簡単に楽しく行えます。

こんな鏡を綺麗にする方法は間違っています

鏡を綺麗にする方法は汚れの種類によって異なります。そのため汚れの落とし方は異なります。

一般的に鏡に付着する汚れは「水垢」と「石鹸汚れ」が多いです。水垢の場合はアルカリ性、石鹸や洗剤由来の汚れは酸性です。汚れを落としたい場合はどちらの汚れが付着しているか確認する必要があります。

性質が異なる汚れは、せっかくお掃除しても効果が弱くなってしまい、しっかり落としきるまで時間がかかってしまうおそれがあります。短い時間で効率よく済ませるためには、どんな汚れであるか確認して、複数の汚れ落としを試してみるとよいでしょう。
      こんな鏡を綺麗にする方法は間違っています

本当に鏡を綺麗にする方法【ステップ1】シャンプーの油膜を取り除く

鏡を綺麗にするお掃除の基本は、汚れと反対の性質を持つ汚れ落としを使用することです。

シャンプーなど洗剤の油膜は酸性なので、アルカリ性の性質を持つ重曹を使用しましょう。重曹はホームセンターやスー パーマーケット、インターネットなどでも簡単に手に入れることができます。

水に溶かしてスプレーボトルなどに入れます。鏡の前面にスプレーで散布し、上からキッチンペーパーを満遍なく張ります。もしキッチンペーパーがはがれてきたり、しっかり湿っていない箇所があるようであれば、上からさらに散布しましょう。

きっちり全面を濡らしたら、この状態で数十分~1時間程度置きます。時間をおく際は上からラップなどを張っておくと乾燥しにくく、より効果を期待できます。
その後キッチンペーパーを剥がして汚れている所をやさしくなぞります。汚れが落ちたらシャワーなどで重曹を流しましょう。
        本当に鏡を綺麗にする方法【ステップ1】シャンプーの油膜を取り除く

本当に鏡を綺麗にする方法【ステップ2】水垢の原因を取り除く

鏡に水垢が多く付着している場合は、クエン酸がよいです。水垢はアルカリ性ですので、同質の重曹が効きにくいです。鏡を綺麗にする場合は酸性であるクエン酸を使用するようにしましょう。重曹と同様に比較的入手が容易です。

また、どのご家庭にもある酢を使用するのもよいです。クエン酸と同じく酸性の性質を持っているので水垢落としに重宝します。しかし、お掃除後にしばらく酢の臭いがただようことになるので使用する場合は注意をしましょう。

クエン酸の場合も重曹と同様の方法で行えます。鏡にスプレーボトルなどを使って散布した後、キッチンペーパーやラップでパックし、軽く擦って汚れを落として洗い流します。

クエン酸を使用する場合は塩素系の洗剤と混ぜないようにしましょう。浴槽掃除に使用する洗剤には「混ぜるな危険」と記載された洗剤もありますが、それらと混ぜてしまうと人体に悪影響を与えてしまうことがあります。大変危険ですので不用意に混ぜないようにしましょう。
その危険性については「「まぜるな危険」の洗剤はゼッタイ混ぜない!混ぜると命の危機に…」にて詳しく解説しています。

本当に鏡を綺麗にする方法【ステップ3】鏡の水気を取る

上記の鏡を綺麗にする方法を終えたら、しっかりと水気をふき取る必要があります。水気を残したまま放置すると、せっかくきれいにしても新たな水垢の発生源になってしまいます。そのため、最後までしっかり行うことが重要になります。

水気をふき取る方法は、乾いたタオルなどで拭くのもよいですが、新聞紙を使用してみるのもおすすめです。新聞紙はインクに含まれる油分のおかげで油汚れを落としやすくなるだけではなく、水の吸着力がよいです。そのため汚れ落としにも乾拭きにも使用できます。

ただし、新聞紙は水を含むと破れやすくなるほか、プラスチックを擦るとインク部分が付着して染みになってしまう場合があります。特に白や淡い色のプラスチックは付着したインクが目立ちやすくなるので気をつける必要があります。
            本当に鏡を綺麗にする方法【ステップ3】鏡の水気を取る

こんな鏡は綺麗にならない!鏡の劣化「シケ」の正体とは

鏡の端のほうにできる腐食のことを「シケ」といいます。このシケは、主に高温多湿の環境や使用年数が長いことによって発生します。黒い染みのような見た目で、鏡の表面をいくら磨いても汚れは落ちません。

シケ対策としては、浴室を使用後に換気を行うことで発生を抑えることができます。もしシケが多く発生している場合は、業者に相談して鏡を交換してもらうとよいでしょう。

また、鏡を綺麗にする時に重曹やクエン酸を使用した場合は要注意です。洗剤などの洗い残しがあると、汚れが再度付着する原因になったり、鏡と壁の隙間に入り込んで腐食する可能性があります。シケが発生してしまう原因になるので気をつけましょう。
            こんな鏡は綺麗にならない!鏡の劣化「シケ」の正体とは

鏡を傷めるクリーニングにご注意を

鏡を綺麗にする時は、傷をつけてしまう方法は避けるようにしましょう。鏡に傷がつくと汚れが付着しやすくなり、お掃除の手間が増えるばかりでなく衛生面でも不安が残ります。快適なバスタイムを過ごすためにも、鏡のガラス表面を傷つけてしまうような方法は避けましょう。

クレンザーやたわしなどは汚れが落ちないときに使ってしまいがちですが、使用は止めましょう。

まとめ

鏡の汚れは主に「油膜」「水垢」の2種類です。それぞれの性質と対になる汚れ落としのアイテムを使うことで簡単に鏡を綺麗にすることができます。どちらの汚れかわからない場合は両方試してみることがおすすめです。

また、歯磨き粉などを使用しても鏡の汚れを落とすことができます。しかし、歯磨き粉には研磨剤が含まれているため、強く擦ると鏡の表面を傷つけてしまいます。使用する際は布巾などに少し塗り、やさしくこするようにしましょう。

鏡に「シケ」がある場合はお手入れをしても落ちない場合があります。気になる箇所にシケがあるのであれば、業者に相談してみるとよいでしょう。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「バスルームクリーニング」をご覧ください。

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