エアコン暖房の電気代ってどれくらい?汚れを取らないと高くなる!?
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家庭で毎月かかる電気代は、少しでも節約したいですよね。では、一番電気代のかかる家電は何でしょうか。一般的なご家庭で電気代のかかる家電は、1位エアコン・2位洗濯機・3位冷蔵庫・4位照明器具・5位アイロンという順位になっています。
こちらのコラムでは、一番電気代のかかるエアコンを例に挙げて、毎月の電気代を上手に節約する方法について解説します。ぜひ参考にしてみてください!
電気代平均金額
家電にかかる電気代は家族構成や家の大きさなどによって異なりますが、平均的な順位は共通しています。一般的な家庭で年間に使う家電の平均金額を高い順に並べると、以下のようになります。
洗濯機 5,800~21,000円
冷蔵庫 6,700~9,300円
照明器具 2,500円
アイロン 2,300円
▹ランキング解説
エアコン | 夏や冬の稼働率がとくに高く、年間で換算するとかなり大きな金額になります。 |
洗濯機 | 着る服が増えるほど稼働率が高くなるため、秋から冬にかけては電気代が高くなる傾向です。 |
冷蔵庫 | 消費している電力は少ないものの、常に稼働していることから、年間を通してみると多くの電気代がかかっていることがわかります。 |
照明器具 アイロン テレビなど |
使用する頻度によっては冷蔵庫と同じように消費電力が低くても大きな金額になることがあります。 |
電気代は「消費電力×電気量料金×電気使用量+基本料金」で計算することができます。もし電気代が気になるという場合は、どこにどれだけかかっているかを確認してみるのもよいかもしれませんね。
▹エアコンが占める割合と削減幅
たとえば夏の14時ごろの場合、エアコンの消費電力は全体の60%近くを占めているというデータがあります。しかし冷房の場合、設定温度を1℃高くするだけでも約10%節約できることがあるといわれています。
またエアコンの電気代を抑えるには、自動運転に設定するのもおすすめです。こまめに電源を切ったり入れたり設定温度を上下すると、そのたびに電力を消費してしまうため気を付けましょう。
夏と冬どっちが高い?
エアコンでかかる電気代は使用する広さなどの環境で異なりますが、季節によっても変わることをご存じでしょうか。とくに、夏と冬でエアコンの電気代には大きな差が出てきます。
▹冬の方が高い!
夏の冷房と冬の暖房では、実は冬に使う暖房のほうが圧倒的にかかる電気代が高くなるんです。その理由は外気温と設定温度の差にあります。
▹冬の方が高いワケ
たとえば、本州でエアコンを使用することを例に挙げてみましょう。室温を常に25℃に設定する場合、夏の外気温は30~35℃ですが、冬になると外気温は0~5℃まで下がります。
夏は10℃前後の差しかありませんが、冬は20℃近く室温を上げなくてはいけなくなります。つまり、温度差が大きいほど稼働時間が長く消費電力が増えるため、エアコンの電気代が高くなるというわけです。
節約術
エアコンは定期的に掃除することで電気代を節約することができます。エアコンを掃除しないまま放置すると、内部にホコリがたまって目詰まりを起こし、空調効率が悪くなるだけでなく電気代も高くなってしまうのです。またエアコン内でカビが発生してしまえば、異臭や病気を引き起こす原因になるため、快適に使用するためにも掃除することが大切です。
▹掃除のコツ
エアコンは掃除することで、電気代を節約することができます。2週間に1度フィルターを掃除して、目詰まりしないように心がけましょう。ただし、エアコン内部にカビが発生すると自分で除去するのがむずかしく、間違った方法でおこなうと故障させてしまうかもしれません。その場合は、無理して自分で掃除せず、プロに相談するのがよいでしょう。
▹エアコンクリーニングの紹介
もし、エアコンの掃除をするのが面倒だと感じるかたや時間がなかなかとれないというかたは、エアコンクリーニングのプロに任せてみましょう。フィルターの掃除はもちろんのこと、手の届かない内部に発生したカビなども効率よく除去してくれるでしょう。
まとめ
エアコンは数ある家電の中でも多くの電気代がかかります。そして夏の冷房よりも冬の暖房のほうが、外気温との差が大きいことから電気代がより高くなりがちです。少しでもエアコンの電気代を節約するには、定期的にフィルターの掃除をするようにしましょう。
エアコンを含めた家電は、こまめに電気代を節約しながら上手に使っていくようにしたいものですね。
※対応エリアや加盟店によって変わります