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エアコンの内部はカビが発生しやすい空間!お手軽対策と除去方法

投稿日:2017-12-08 更新日:2018-10-03

エアコンの内部はカビが発生しやすい空間!お手軽対策と除去方法

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

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エアコンで室内が乾燥するため、加湿器を併用しているという方も多いでしょう。確かにエアコンには温度調節とともに空気中の水蒸気を集めるという副作用があり、空気が乾燥すると流行しやすい風邪やインフルエンザ防止には適度な加湿が必要となります。

そんな空気中の水蒸気を集めるエアコン内部は、カビが繁殖しやすい空間となっています。エアコンによって乾燥を嫌うカビの発生を防ぐ一方で、エアコン内部はカビのリスクが高くなっているのです。それではカビ発生を防止するための方法などはないのでしょうか。

今回はエアコン内部のカビ事情と、その対策について見ていきます。

エアコン内部がカビの温床になるわけ

エアコン内部にカビが発生しやすい理由を、カビの3要素といわれる「温度」「湿度」「栄養」の3点から見てみましょう。

温度

カビの増殖しやすい温度は20℃から30℃といわれています。ただこの温度以外でも増殖は行われます。

エアコン内部の温度は室温や設定温度に近い数値を取る一方、日光の影響を最小限に抑えられるため温度変化は緩やかな傾向を示します。そのためカビにとっては増殖しやすい環境といえるでしょう。

湿度

カビは水分の多い環境を好みますが、エアコン内部は運転により結露が発生する性質があるため、まさに湿度の高い環境といえます。

これはエアコンの仕組みに由来します。エアコンは部屋と屋外の間で熱を輸送して室温を調節しているため、部屋の温度よりもごく低温になる部分を持っています。この部分に接する空気が冷やされると空気中の水蒸気が結露し、やがて屋外へと排出されます。しかしある程度量がなければ排出が難しいため、運転停止後は水分が多い、カビにとって過ごしやすい空間が維持されるのです。

栄養

エアコンは部屋の空気を取り込むため、同時に空気中のちりやほこりも集めます。ただほこりなどが内部に入ると故障につながることから、空気の取り入れ口にはフィルターが設置されています。

ただフィルターは同時に、ほこりが集まる場所であり、カビの栄養源としてうってつけです。そのためフィルターにカビが発生することが多くあります。

また吹き出し口についてもフィルターで取り切れなかったほこりが送風により常にあたる部分にあたり、カビが増殖しやすい部分になります。

このようにエアコン内部はカビの3要素が揃った空間であり、カビ発生のリスクが高いといえます。そのため日頃から意識を持つ必要があるといえるでしょう。

エアコン内部のカビはエアコン機能を利用して防止できる

エアコン内部はカビが好む条件が揃っている部分ですが、エアコン自体の機能でカビ発生を防止することは可能です。

送風機能の利用

運転停止直後のエアコン内部は熱を交換する部分を中心に水分が多い空間となっています。そのため熱交換部を使用せず空気のみを循環させることで湿気を内部から部屋へと出し、エアコン内部のカビ発生を防ぐことができます。

目安として、冷暖房や除湿機能使用後30分間送風運転をすることが推奨されています。部屋の湿度は若干上がるものの、カビ発生のリスクを防ぐことを考えれば悪くない選択でしょう。

お掃除機能付きエアコン

メーカーや機種によっては機械的にフィルターを掃除する機能が付いているものがあります。

フィルターのメンテナンスは比較的短期間・定期的におこなうことでほこりをためないことが大切です。しかしこうしたメンテナンスは手間がかかり、つい怠りがちになることも多いでしょう。お掃除機能はこうした手間を軽減し、カビの栄養源を減らすことができます。

ただどちらも完全な対策にはなりません。定期的にエアコン内部をチェックし、小さなカビが発生していたらその段階で除去する努力が必要になってくるでしょう。

またお掃除機能の付いているエアコンは便利な分、自力や業者での掃除が難しくなります。過去コラム「エアコンにお掃除機能があると掃除が難しい?便利機能との付き合い方」でもそのリスクについて解説していますので、ぜひご覧ください。

でもお掃除は必須!エアコン内部でカビが付くポイントを整理

エアコン内部のカビを完全に防ぎきることは困難です。では、どういった部分にカビが発生しやすいのでしょうか。

フィルター周辺

カビの栄養源となるほこりが多くたまった空間で、かつ結露する熱交換部に近いので湿度も上がりやすい部分です。そのためフィルターの外側だけでなく、内側や前面カバーも気にする必要があるでしょう。

お掃除機能付きエアコンでも注意が必要です。フィルターに付いていたごみは外へ排出するタイプ、専用容器にためるタイプがあり、専用容器にためるタイプは定期的なゴミ捨てが必要になります。このごみ捨てを怠れば、内部にカビが発生するおそれも否めません。

熱交換部(フィン)

運転により結露する空間で、かつフィルターに発生したカビが入り込みやすい部分です。フィルターを外さなければ見えにくく、かつ細かな構造をしているため発生に気付きにくいところでもあります。

吹き出し口周辺

内部からの風が外へと出ていく吹き出し口周辺もカビが発生しやすい空間です。運転停止直後、外側からはカビの胞子が、内側からは水分が蒸発し放出されるため、リスクが高い部分といえるでしょう。

ドレンパン付近

熱交換部で結露した水分を集めるドレンパンもカビ発生のリスクが高い部分です。

ドレンパンに集まった水分はホースに流れ屋外へ排出されますが、ある程度の量がたまらないと流れは発生しません。そのため運転停止直後は水分が残った状態となり、カビにとってうってつけの環境となるのです。

この部分の自力による掃除は困難なため、業者に依頼することになる場合が多いでしょう。

このほかの部分にもエアコン内部のカビは発生します。そのためリスクを減らすと同時に発生した際は対処することを考えておく必要があるでしょう。

      でもお掃除は必須!エアコン内部でカビが付くポイントを整理

エアコンのカビに効く!お掃除の準備と用意する道具

ではエアコン内部のカビを除去するためにはどのような掃除をおこなえばいいのでしょうか。まずは、準備と道具について見ていきます。

準備

エアコンを掃除するためには事故防止・健康被害防止のために万全の対策が必要になります。

・コンセントを抜く
エアコン内部には可動部がいくつかあり、また感電する危険性もあります。事故防止のため掃除の際にはエアコンの電源を切り、落ち着いてからコンセントまで抜きましょう。

・安定した足場を確保する
エアコンは部屋の高いところ・手の届きにくいところに多くが設置されています。そのため掃除をするためには脚立や踏み台など、安定した土台に乗り作業することが大切です。

無理に手を伸ばしたり不安定な足場で作業をおこなったりすると、バランスを崩して転倒などのけがにつながります。またエアコンに無理な力がかかり、故障にもつながりかねません。

・防護はしっかりと
掃除に伴い細かいほこりなどが降ってくることがあります。そのためゴーグルやマスクなどを着用して作業をおこなってください。

またエアコン内部には鋭利な部品も一部にあります。そのため軍手やゴム手袋などで手を保護することも忘れないようにしてください。

道具について

カビ除去に必要な道具は次のようなものが挙げられます。

・エアコンクリーナー
中性洗剤を中心とした成分ですが、エアコン内部に向けて使いやすいようスプレータイプとなっている場合が多いでしょう。

・ドライバー
一部のカバーはねじで固定されているため、そのねじを外すために必要となります。

・ブラシ
カビをこすって落とすために使用します。使い古しの歯ブラシでも構いません。

・掃除機
細かいほこりは落ちてきやすいため、まずは掃除機によって除去することで舞い散ることを防ぎます。

・ぞうきん、ダスター
汚れをふき取るために複数枚必要です。

・ラップ
電極部分を水や洗剤から保護するために使用します。

お掃除方法

準備を整えたところで、実際の作業に入りましょう。

安全を確保する

電源や保護具の着用など、作業に関してまずは安全な環境を整えましょう。

フィルターの掃除

エアフィルターを外す際、そのままだとほこりが舞い散ります。そのためまずは掃除機を持ち上げ、フィルター部分のほこりをエアコンに付けたまま吸い取ってください。

ある程度吸い込んだ後フィルターを外し、床に置いた状態でしっかりと掃除機をかけてほこりを取り除きます。その後エアコンフィルターを使用し、汚れを落としてください。

汚れが落ちた後は水洗いし、自然乾燥させます。

カバーの取り外し

内部の掃除をするために、カバーを取り外していきます。一部のカバーはねじ止めされているため、ねじを取り外す必要もあるでしょう。機種によってはわかりづらい位置にありますのでご注意ください。

電極部保護

エアコンの心臓部ともいえる熱交換部(フィン)には電極部分が付いています。この部分に洗剤や水がかかると故障の原因となるため、ラップを使ってカバーし、保護します。

熱交換部(フィン)の掃除

まずは掃除機を持ち上げてほこりを吸った後、エアコンクリーナーを全体に吹きかけます。クリーナー1本を使い切る気持ちで、まんべんなくスプレーしてください。

クリーナーには水も含まれており、汚れと洗剤を含んだ水はドレンを通じ室外へと排出されるため水洗いは必要ないことが多いです。

吹き出し口の掃除

吹き出し口付近もエアコン内部ではカビ発生のリスクがある箇所のひとつです。そのため掃除をおこないましょう。

周辺や風の向きをコントロールするルーバーなど、汚れがたまりやすいところについてぞうきんやダスターなどを使ってふき取っていきます。カビなどがついていればブラシを利用しなければならないかもしれません。また細かい部分は指にダスターを指に巻いてふき取ったり、必要に応じて綿棒なども利用したりする必要があるでしょう。

エアコンの吹き出し口掃除については過去コラム「エアコンの吹き出し口を短時間で掃除するには?カビを落とすコツ」でも詳しく解説しています。そちらもぜひご覧ください。

自然乾燥後、組み立てる

各部分を自然乾燥させた後、フィルターやカバーを取り付けていきます。水分が残ると新たなカビの原因となるため、乾燥していることはしっかり確かめましょう。

送風運転で乾かす

コンセントを接続後、故障防止のため1時間ほど通電したまま放置します。その後電源を付け、熱交換部(フィン)を機能させない送風運転で30分ほどさらに乾燥させます。

エアコン内部のカビ除去についてはこのような手順になりますが、ドレン部分など奥のカビを取ることは困難です。そのためエアコンの奥から嫌なにおいがする場合は業者へ依頼することも大切になってくるでしょう。

      .お掃除方法

まとめ

エアコン内部はカビにとって絶好ともいえる環境です。そのためエアコンの機能を利用したカビ対策のほか、カビが発生した場合も広がらないうちに落とし切ることが大切になってくるでしょう。

エアコンはいまや家庭にとって生活必需品ともなりました。しっかりと対策をおこなって、快適にエアコンを使えるよう心がけましょう。

エアコンクリーニングを依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコンクリーニング」をご覧ください。

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この記事を書いた人
編集者:ふじこ
手先が器用で、DIYが得意分野。その特技を生かし家具・雑貨修理の記事を担当している。家の掃除は苦手なので、効率的にできる方法を探し求めている最中。

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2018-10-03 09:59:14
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