私たち人間に様々な害を及ぼし、社会問題にもなっているものの一つが鳩の被害ではないでしょうか。公園にいる鳩に何気なくエサを与えてしまっていたりしませんか?もしかしたら私たちの行動が鳩を自然と寄せ付け住みやすい環境を作ってしまっているかもしれません。
しかし、鳩などの鳥類を殺す事が日本では禁じられています。鳩退治をするなど鳩を寄せつけない方法を身につけておかないと、重大な病気に発展してしまうかもしれません。
そこで今回は鳩退治について詳しくご紹介していきます。
目次
鳩が寄ってきてしまう原因
自然の風景に溶け込んで、あまり気にならない程に最近では鳩が当たり前のように私たちと共存しています。その鳩が様々な問題を引き起こしちょっとした社会問題にもなっています。
しかし、どうして鳩が寄ってきてしまうのでしょうか?鳩が私たち人間のエリアで生活しようとする原因は、実は私たち人間が作っているかもしれません。
公園などにいる鳩によかれと思って餌を与える行為は、鳩を寄せつけてしまう原因のひとつとなっています。またマンションのベランダなどに住みついている場合は、鳩が住みやすい環境を自然に作ってしまっているおそれがあります。
鳩退治をする前にまずは鳩を寄せ付けない環境を作ることからはじめることをおすすめします。
鳩を寄せ付けてしまう環境とは?
鳩は春頃になると、いろんな場所を飛び回り様々なところで見かけるようになります。
この鳩の行動は「住みやすい場所」を探して飛んでいます。雨風にさらされることのない安全な場所だったり、いつでも水が飲める環境であればそこをめがけて頻繁に来るようになってしまうのです。
また鳩が住む場所の品定めをして飛んでいる最中に、以前に残した鳩の糞などがあったりすると「ここは住みやすいから、前回も鳩がいたのか?今回も大丈夫かな?」と思わせてしまい、鳩を住みつかせてしまうキッカケとなってしまうおそれがあります。
鳩が来る原因は、たまたまここに住みついてしまったとか、運が悪かったのではなくて、鳩が住みやすい状況を人間が作っているということを認識するのが重要です。
鳩は様々な病気を引き起こす原因にも!
鳩の糞に含まれる菌が、糞が乾燥した後に粉となり空気中に撒きちらされてしまいます。それが人間の呼吸気管支に入ると、アレルギーを引き起こす原因となったり健康上悪影響を与えることが報告されています。
また、鳩の糞には「ダニ」や「シラミ」などの物質が含まれておりアレルギー症状を引き起こすほか、「クリプドコック症」は肺から侵入して感染すると全身に菌が及び、死に至るといわれています。
最近よく耳にする「鳥インフルエンザ」との関連も無視できません。
そのような感染から身を守るには、鳩退治をしたり、体力が落ちている時は鳩(鳥類全般)やその糞に近づかない事や、普段から身の回りを清潔にして鳩を寄せつけない事が重要です。
鳩退治をすることはできるの? 鳥獣保護法
色々と厄介な鳩は見かけたら鳩退治したいところですが、実は簡単には鳩退治できないのです。というのも、日本には鳥獣保護法という法律があり、日本国内では鳥類を駆除したり、撃退したり、殺したりすることが禁じられています。日本国内では殺すことが許されている鳥類はおらず、期間限定で一部の種類に限り、捕獲が認められているのが現状です。
この法律がある以上、鳩に迷惑していて鳩退治したいと思っても個人の判断で鳩を殺したり、傷つけたりすることはできません。
鳩による被害が深刻化して、どうしても鳩退治したいという場合、市町村にその旨を申請すれば業者によって対策をとってもらうことは認められています。ただ申請には様々な申告事項が必要になってくるほかに、審査や許可がおりるまでに時間がかかってしまい、タイムラグがあいてうまくいかないことが多いのも現実です。
鳩を寄せ付けないように鳩対策をしましょう
鳥獣保護法によって鳩を殺せない事はわかったけど、寄せ付けない為に私たちにできる事があるのであればぜひ試したいものです。
【被害が軽度の場合】
鳥類の脳内には磁気を感知する能力があるといわれています。磁力の強い場所や、磁力の強い磁石などがある場所に近づくことを嫌がる傾向にあるといわれています。磁石にも様々な種類があるので絶対に効果的だとはいえませんが、強い磁気のものや種類によっては効果が見込める可能性があるうえに、簡単で安く試せるので対策としてやってみる価値はあるかもしれません。
もっと確実で物理的に鳩退治するのであれば「ネットで囲う」「テグスを張る」「猫除けマットを敷く」などの方法がおすすめです。テグスとはナイロンなどの合成繊維でできた糸で手芸用品店や100均などでも手に入れることができます。そのテグスを手すりの上などに張ったり、猫除けマットを置いたりすることでその場所に鳩がとまれなくなるので、確実に鳩が寄りつきにくくなります。
ただ、この方法にもデメリットがありマンションなどでは外観を損ねてしまうおそれがあります。また、自分の部屋には鳩が入ってこなくなったとしても、マンションにいることに変わりはないため根本的な解決にはならないおそれがあります。
ではいったいどうしたら一番効果的に鳩退治できるのでしょうか。最初にも述べたとおり
鳩を寄せつけてしまう原因は人間にあることがほとんどです。そのため根本的な問題を解決するには「整理整頓する。掃除をする。清潔にする。」に限るのではないでしょうか。
また、雨風があたり、隠れるスペースを全て排除したりすると、そうすれば鳩も住みにくくなります。
掃除をしてスッキリした空間なら鳩のすみかの候補にはならないかもしれかもしれません。
【被害が重度の場合】
鳩の鳴き声による睡眠不足や、糞による人体的な被害などとにかく早く確実に鳩退治したい場合は、やはり市町村などの行政に依頼するのが確実です。しかし、多少のタイムラグがあるので鳩を駆除する民間の業者などに相談するのがいいかもしれません。
まとめ
鳩は駅や公園、公道などいたる所で目にする馴染みのある鳥である一方、その鳩の糞が人体への健康被害や鳴き声による騒音など、様々な問題を引き起こしているのが現実です。
問題が深刻化してしまう前に、まずは身の回りを清潔にし、こまめに掃除をするなど
簡単に自分でできる方法からはじめてみるのもおすすめです。
それでも解決されない場合や解決できない場合は駆除業者に依頼するのをおすすめします。業者に依頼することで、悩みが解決するかもしれません。
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