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病原菌の固まり!~ねずみが原因の病気まとめ~被害や駆除対策も

投稿日:2017-08-24 更新日:2020-07-13

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

家の壁が黒く汚れていたり、ガリガリとかじる音が聞こえたりしたら家の中にねずみが侵入してきている可能性があります。ねずみは家に侵入し被害をもたらすだけの害獣ではなく、放置していると危険な病気や感染症を媒介する害獣です。

早期に駆除をおこなうことが理想ですが、駆除する際には感染症にかかることがないよう、衛生面においてもねずみ対策を徹底しなくてはなりません。ハツカねずみによる病気に感染しないためにも、ねずみが原因でかかるかもしれない病気の危険性や正しい駆除の仕方などをご紹介します。

ねずみに触らなくても感染する病気

家に侵入するねずみには、「ハツカねずみ」「ドブねずみ」「クマねずみ」の3種類がいます。ねずみの種類によって家の中の生息場所や食性などに違いはあるものの、ねずみによって引き起こされる病気に大きな違いはないようです。

ねずみに触ることで病原菌がうつるとイメージする方も多いかと思いますが、実際にはねずみに触れなくても感染することがあります。それは、ねずみのフンや尿にも病原菌が含まれていて、わたしたちが知らないうちに触れてしまっているからなのです。

サルモネラ症

夜になると台所などに現れるねずみは、食べ物や調理器具を汚していきます。食事を通じてねずみが残したサルモネラ菌を摂取してしまうと、食中毒を起こしてしまう可能性があるのです。

主に見られる症状は嘔吐、腹痛、下痢などで、毎年100~130件、2,500~2,700名ほどの患者が報告されています。

レプトスピラ症(ワイル症)

レプトスピラ症はドブねずみが主な感染源になり、人間だけでなく家畜やペットにも感染すると言われています。ねずみの排泄物に含まれているレプトスピラ菌で汚染された水や土壌での川遊びやレジャーはもちろん、家畜場が近い水田で農作業をする方に感染しやすい傾向があるようです。

重症なものはワイル症と呼ばれ、日本でも1970年代に50名以上の死者を出した感染症のひとつです。犬などペットに感染すると、急激な症状を出し死亡してしまう例もあります。

症状は発熱や頭痛、黄疸(体の一部が黄色くなる症状)などで重症化すれば全身からの出血や腎不全を起こしてしまい、最悪の場合死に至ります。不衛生な水や土には極力触れないようにし、触れた際はよく洗い殺菌消毒することが大切です。

腎症候性出血熱・ハンタウイルス肺症候群

ねずみが保有している代表的なウイルスのハンタウイルスから起こる病気だと言われています。腎症候性出血熱は、腎不全や臓器における出血など危険な症状を起こすものです。

ハンタウイルス肺症候群は風邪に似た症状で済む場合もありますが、急激に重症化してしまうと肺に水が溜まって呼吸困難を起こすおそれがあるので注意が必要です。

腎症候性出血熱は中国や韓国を中心に流行しており、なかでも中国では1950年~1997年のあいだに患者が120万人、死者は4万4,300人に上ったと記録されています。日本でも1960年頃から10年間にわたり大阪梅田駅周辺で流行し、119人の感染者と2人の死者が確認されています。

ハンタウイルス肺症候群はアメリカ大陸においては、死者が多く出ているようです。そしてハンタウイルス症候群は、ワクチンどころか治療法も存在しないのが現状です。衛生面において、アメリカよりもはるかに優れている日本ではありますが、今後大量感染が起こる可能性もあるため気を付けておく必要があるでしょう。

パラチフス・腸チフス

チフス菌は食中毒の原因であるサルモネラ菌の仲間になるため、飲食により感染します。腹痛や発熱、血便などの症状を起こすようです。パラチフスは、腸チフスよりも症状が軽いとされていますが、食中毒には注意をしたいところです。

E型肝炎

ウイルス性の肝炎のひとつで、水や食肉から感染することが多く、ネズミが媒介していると言われています。症状は倦怠感や発熱、嘔吐などがあります。致死率は低い病気のようですが、妊婦が感染した場合は重症化しやすく注意が必要な病気だと言われています。

E型肝炎は2004年にアフリカ地方で大流行が見られ、100名以上が死亡しています。国内でも2002年以降感染例が増加傾向にあるため、注意が必要です。

フンでねずみの種類を確認

病原菌を含んでいるねずみのフンですが、ご自宅で発見した場合その形状からねずみの種類を確認することができます。家ねずみは主に3種類いることをお伝えしましたが、それぞれにフンの形状が異なるのです。

ハツカねずみ:5mm程度と小さく端がとがっている
ドブねずみ:1~2cmほどの大きさで太い
クマねずみ:大きさは1cm以下で細い

ねずみの種類によって大きさや家の中の生息場所などが異なるので、家に棲みついているねずみの種類を判別しておくと駆除をするときに役立つでしょう。ご自宅にねずみのフンが落ちていたら直接触らずに、使い捨てのビニール手袋や新聞紙などを使って処分することをおすすめします。

ねずみに噛まれて感染する病気

万が一ねずみに噛まれてしまった場合、傷口から病気に感染するおそれがあります。また、呼吸困難などの症状を引き起こす危険もあるのです。

鼠咬症(そこうしょう)

ねずみに噛まれることによって起こる感染症です。潜伏期間を経て傷口がただれたようになり、付近に発疹が出ます。また、高熱を繰り返し頭痛や寒気などの症状も出てきます。ねずみがもつ鼠咬症スピルリムと、モニリホルム連鎖桿菌の2種類の細菌が原因と言われており、それぞれ潜伏期間や症状が少し異なるようです。

鼠咬症スピルリムは、数日~数週間の潜伏期間を経て患部の腫れや発熱の症状が出ます。一方、モニリホルム連鎖桿菌が原因している場合、数日の潜伏期間のあとにインフルエンザのような症状が出てきます。

アナフィラキシーショック

ねずみに噛まれることにより、アナフィラキシーショックを引き起こしてしまう事例もあるようです。アナフィラキシーショックはハチに刺されて起きるイメージが強いかと思いますが、ねずみに何度も噛まれることでも引き起こすことがあると、頭の片隅に入れておきましょう。

ねずみに潜む寄生虫にも要注意!

ねずみの体にはダニやノミといった寄生虫がついていることがあります。寄生虫がねずみから人の体にうつって刺されることで感染する病気もあるのです。

ツツガムシ病

ねずみに住んでいるツツガムシというダニが原因で起こる病気があります。リケッチアと呼ばれる微生物をダニが所持している場合、ダニが人間を刺すことでツツガムシ病を感染させるのです。

ツツガムシ病にかかると高熱が続き、体中に発疹が出ます。重症化すると脳炎や肝機能障害などを引き起こす危険性もあるようです。日本では1999年に588人、2000年には754人の感染が報告されました。毎年、数人の死亡例も報告されています。

ペスト(黒死病)

ねずみによってもたらされる病気の代名詞とも言われます。歴史の教科書でその名前を覚えた人も多いのではないでしょうか。ペスト菌に感染したねずみの血を吸ったノミが、人間を刺すことで感染する病気です。14世紀のヨーロッパでは人口の3割が亡くなったと言われています。

発熱や嘔吐といった症状とともに、皮膚が黒くなっていきます。また、ペストの種類によっても危険度が違うようです。日本での発症例は1926年以降ありませんが、海外ではいまだに年間5,000人以上が感染する病気です。19世紀には中国とインドで大量感染が起こり、1,200万人が亡くなりました。

ペットのハツカねずみが被害にあうことも

家ねずみの中でもハツカねずみは体が小さく見た目もかわいいことから、ペットとして人気があります。ペットのねずみも例外ではなく寄生虫がついてしまうことがあるのです。それだけでなく、ダニに刺されてしまえばねずみにも皮膚の炎症やかゆみの症状が出てしまうようです。

ペットのハツカねずみが病気にかかってしまったら、動物病院を受診することをおすすめします。

ねずみに噛まれたらすぐに対処を

病原菌の固まり!~ネズミが原因の病気まとめ~ネズミ駆除・対策の注意点

今までご説明したとおり、ねずみは危険な病気を媒介する生き物です。見た目の傷が小さいものであっても、そこから感染症を引き起こすおそれがあります。

ねずみに噛まれたら、見た目のケガの大小に関係はありません。ご紹介したうような症状が見られなくても、病院での診察をおすすめします。ねずみにどのような状況で噛まれたのかを診察の際に伝えて、適切な処置を施してもらいましょう。

病気にならないためにも早急にねずみ駆除

ねずみが原因で感染する病気はたくさんあり、家に棲みついている限りは危険と隣り合わせの状態です。ご自宅にねずみの痕跡があるなら、早急に駆除をおこなって被害を食い止めましょう。ねずみ駆除にはさまざまな方法があります。

ニオイでねずみを撃退

ねずみは嗅覚が優れていて、遠くのエサのニオイも嗅ぎつけます。その嗅覚を利用して、ねずみの嫌いなニオイで駆除する方法があるのです。

ねずみは刺激の強いニオイを嫌います。身近なものではハーブやワサビ、トウガラシなどで、ねずみ駆除用の忌避剤にもこれらのニオイ成分が利用されています。また、衣類に防虫効果があるクスノキが原料の樟脳(しょうのう)のニオイも、ねずみを寄せつけないために役立ちます。

身近にあるねずみが嫌うニオイのするものや、駆除用の忌避剤をねずみがいる場所や侵入口に置くとよいでしょう。ただし、ねずみは嫌いなニオイでも次第に慣れてしまうことがあります。

効果がなくなったら別の方法を試してみるとよいでしょう。ねずみの駆除方法はほかにも粘着シートを使う方法などがあります。

確実に駆除するならプロに依頼しよう

確実にねずみ駆除をおこなうためには、生息している場所や侵入経路の特定をしなくてはなりません。ねずみの生態を熟知したプロなら、徹底的に駆除や予防対策を施してくれるはずです。また、ねずみやフンに触れる必要もないため駆除の際に病原菌に感染するといった心配もありません。

弊社では、ねずみ駆除をおこなう業者をご紹介しております。無料で現地調査や見積りをおこなう業者をご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。電話相談窓口は24時間受けつけております。

まとめ

ねずみはさまざまな病原菌を持っていて、家に出るドブねずみ、クマねずみ、ハツカねずみから病気に感染する危険があります。直接触れていないからと安心していても、ねずみが活動しているまわりでは病原菌がまき散らされている可能性が高いのです。

ご自宅にねずみが現れたら、感染症にかかってしまうまえに早急に駆除をおこないましょう。ねずみの駆除や再発防止対策は、感染症の予防のためにもプロに依頼することをおすすめします。確実にねずみを駆除して、ご自身の健康を守ってください。

(この記事は2020年7月9日に加筆・修正しています)

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ねずみとの接触は健康被害などのリスクがあります。ねずみを見かけたらすぐにプロへ相談しましょう!また、ねずみは被害の再発が多い為、徹底的な駆除と対策をする必要があります。
生活110番では、お住いの地域で人気のプロを探せます。実績のあるプロに依頼するなら生活110番にお任せください。
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ねずみ駆除 13,000円(税抜)~

この記事を書いた人
生活110番:編集長 SUZUKI
2015年より暮らしのお困りごとを解決するためのコンテンツを作成し、編集した記事は7000ページ以上。 現在は編集長として「本当に役立つコンテンツ」をテーマに日々コンテンツを研究中
得意ジャンル: 害虫駆除(蜂の巣駆除・シロアリ駆除)・害獣駆除(ハクビシン駆除・イタチ駆除・アライグマ駆除)・害鳥駆除(鳩駆除・コウモリ駆除)

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2020-07-13 14:22:38
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