家でねずみを見かけて捕獲用のトラップを買ってきたはいいものの、「絶対にいるはずなのになかなか捕まえられない……。」、「罠にかかったり、餌を食べている様子がない。」とお困りの方はいませんか?
もしかしたら、トラップに置いているその餌はねずみの好みではないのかもしれません。
この記事では、ねずみの好みや効率的な餌の設置方法についてまとめてあります。ねずみにこれ以上家を好き勝手にさせないためにも、徹底的に駆除しましょう。
目次
ねずみの好物ってどんな餌?
ねずみの好物はねずみの種類によって異なります。ドブネズミはチーズ、ピーナツバター、ベーコン、リンゴ、トマト、オレンジ、チョコレートなどを好む一方で、クマネズミやハツカネズミは、ヒマワリの種、ヒエ・アワなどの穀類、米、リンゴ、トマト、オレンジを好んで食べるのです。
トラップにはこういった好物の中に小さい毒を仕込んだねずみの餌置くと、捕獲率が上がるといわれています。
餌はトラップのどこに置けばいいの?
ねずみのトラップと聞くとどんなものが浮かぶでしょうか。代表的なトラップと餌を置くコツ、メリット・デメリットについてみていきましょう。
殺鼠剤
毒エサを置くだけのトラップです。致死量まで食べれば確実に死ぬこと、複数のねずみが食べることなどがメリットですが、ペットや小さな子どもの誤飲の可能性や、毒エサに耐性を持つスーパーラットには効果がないことなど、デメリットも多くあります。中でもいちばんのデメリットは、ねずみがどこで死ぬのかわからないことです。
すぐに見つけられる場所で死んでしまうならよいですが、壁のすき間などで死なれてしまうとなかなか回収ができず、腐乱臭やウジの発生などの二次被害につながりかねません。
殺鼠剤を使用する際には、ほかのトラップとの併用をおすすめします。
カゴ式トラップ
カゴ式トラップはカゴの中にねずみの餌を入れ、餌に釣られたねずみが中に入ることによって入り口が閉まり成立するトラップです。メリットは捕まえたねずみを見失うことがないことと、何度でも繰り返し使用することができることです。
デメリットは、カゴに一匹しか入らないので多くのネズミを捕まえるには効率が悪いことと、毒エサで死ななかったときなどに自分でねずみにとどめを刺さないといけないことにあります。
一般的にとどめを刺す際にはカゴごと水没させる方法をとりますが、これを罪悪感を感じず、気持ちよくできる人はなかなか少ないと思います。
バネ式トラップ
バネ式トラップはバネの根元や周辺に餌を置き、ねずみがバネに触れることで作動してねずみを挟み込む原始的な仕組みをしています。メリットはトラップ本体が小さいので設置場所を選ばないことと、即死の可能性が高いので殺処分の必要がないことです。
デメリットは潰れてグロテスクなねずみを至近距離で見ながらバネから離す必要があることで、周囲に飛び散った体液の掃除も必要なので、気分が悪くなってしまうことが懸念されます。
ねずみ駆除は長い目で対策することが大切!
警戒心の強いねずみの中でもクマネズミは特に警戒心が強く、なかなか用意したトラップにかかってくれません。2、3日経ってもかからないからとトラップの位置を変えてしまうとかえって警戒してしまい、ねずみが餌と距離を置いてしまいます。
また、毒エサを食べた仲間のねずみがすぐに苦しみだしたら、あの餌は危険だと警戒して食べなくなってしまいます。そのためねずみの餌に混ぜる市販の毒は遅効性のものが多く、仲間のねずみに警戒心を与えることがないため、より多くのねずみが餌を口にするようにできているのです。
食べた痕跡はあるけどねずみが減った様子がないと焦るかもしれませんが、ねずみ駆除は長い目でみることが大切です。
餌の種類だけでなく仕掛け方も工夫しよう
先述した通り、ねずみは警戒心の強い生き物です。効果がないからとあれこれトラップを変えたり置く場所を移動したりするのは厳禁です。いつも同じ場所に同じトラップがあることが非常に大事になってきます。
はじめて設置する日には、ねずみにとってトラップ自体が不審なものなので慣れてもらう必要があります。そのため、トラップが作動しないようにしてからねずみの餌をトラップの周囲にまいておきましょう。
周辺にまいた餌が減っているようでしたら、ねずみはもうトラップを警戒していないと判断してもよいです。トラップが作動するように設置し直しましょう。このとき、トラップに触るときには軍手をつけるなどして、人間のニオイをつけないように注意してください。
ねずみがかかった場合、いったんトラップを撤去します。なぜなら、警戒した仲間のねずみはトラップにかかることはおろか、近寄ってもくれないからです。
ねずみたちの警戒心を解くために、トラップを置いていた場所に餌をまきましょう。毎朝確認し、餌が食べられるようになったら、また最初と同じようにトラップに慣れてもらうところから繰り返します。
まとめ
ねずみの餌の好みはそのねずみによって変わってくること、トラップの使い方や種類によってのメリット・デメリットについておわかりいただけたでしょうか。
どんな手段を取ろうにも、時間と手間はかなりかかりますし、害獣とはいえ生き物を殺し、その処分をするというが大きなストレスになる人もいるかもしれません。
だからといってねずみを放置するのは、家屋の損傷だけでなく、糞害によるゴキブリの発生、菌の媒介などたくさんの被害をもたらしますので厳禁です。ねずみ駆除を無理に自力でやろうとせず、業者に依頼してみてもいいかもしれません。
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