【ねずみの侵入口の探し方】家の要チェック箇所とラットサイン

2021.4.30

【ねずみの侵入口の探し方】家の要チェック箇所とラットサイン

家の壁に見慣れない汚れが……もしかするとそれは、ねずみの通った跡かもしれません。
ネズミはすばしっこく体が小さいので、住宅のあらゆるすきまから入ってくる可能性があります。しかも、侵入してきたときは、キッチンの食材やリビングの家具・壁材をかじってしまうかもしれません。こうして、ねずみは家の中で悪さをする生き物なので、できれば出ていってほしいものです。
今回はそのねずみがいったいどこから入ってくるのか、ねずみの侵入口の探し方と、対策方法をまとめました。

そこがねずみの侵入口に?家にある要チェック箇所とは

家に突然ねずみが現れたら、きっとパニックになる方は多くいるはずです。いったいどこから入ってきたのでしょうか?

ねずみの侵入経路の探し方としては、まずは可能性のありそうな場所を追っていくことが必要です。

キッチン

キッチンには、ねずみが侵入しやすいすきまがたくさんあります。
とくにシステムキッチンは、電気・ガス・水道などの配線や配管が集中しているうえ、壁や床に導入口があるので、ねずみが通路として利用する場合が多いようです。

配管などの導入口

キッチンのほかに、浴室やトイレにも配管は通っています。その配管と配管導入口のサイズが合っていない場合、少しだけすきまができるはずです。すると、ねずみはその小さなすきまから壁をかじって穴をあけてしまい、ねずみの体が通れるくらいに穴を広げてしまうのです。

壁の穴

壁材をねずみがかじって穴をあけたり、劣化した家屋の壁に開いた穴からねずみが入り込むということも考えられます。大きな家具の裏など、人目に付きにくい壁を狙われることが多いようです。

和室の長押(なげし)

和室にねずみが出る場合、その原因の多くは長押にあります。小さなすきまができているので、ここをふさがないとねずみの通り道となってしまいます。

換気扇

油汚れなどが溜まってきっちり閉まらなくなった換気扇は侵入経路となる可能性が高いです。

このほかにも、出窓の下や床下通風孔、エアコン、ブレーカーなど、ねずみの侵入経路はさまざまです。
建物の構造や生活していくうえでは問題がなくても、ねずみの絶好の侵入口になる可能性があります。今一度、家じゅうに隙間や穴がないか注意深く確認することが必要です。

      そこがねずみの侵入口に?家にある要チェック箇所とは

ねずみが侵入できる穴の大きさについて

ねずみは細長い体をしているので、子供のねずみの場合はなんと1.5センチほどのすきまでも侵入できてしまいます。成長した親ねずみでも、500円玉くらいのサイズの穴なら通ってしまうようです。

体の大きなドブネズミなどはもっと大きなすきまでないと入ってこられないかもしれませんが、侵入してくるのは大人のネズミとは限らないのです。小柄なねずみなら簡単に侵入してしまいます。

また、もし穴を通ることができなくても、彼らは持ち前の歯で壁をかじって穴を広げてしまいます。つまり、ねずみは歯がひっかかるすき間さえあるところであれば、どこからでも侵入できると言っても過言ではないでしょう。
このように、ねずみの侵入口は、探し方を工夫しないと侵入口をなかなか見つけられない可能性もあります。

      ねずみが侵入できる穴の大きさについて

ねずみの侵入口の探し方―――ラットサインを見つけよう!

ねずみの通り道や侵入口の汚れを「ラットサイン」と呼びます。
ねずみは汚れた場所を通ったりするので、その体もかなり汚れています。また、ねずみは壁に沿って移動し、同じ場所を通る習性があるので、ねずみの通り道には体についた黒い汚れや足跡が残されていることがあります。
ラットサインを追うと、そのうち壁の中に出入りできる穴があるはずです。その付近や通路に小麦粉を巻いておけば、ねずみの足跡を記録することもできるのです。

また、ねずみは移動時に糞や尿をするので、その通り道にも残されている可能性があります。ねずみの侵入口の探し方として、こういったラットサインを追うことが第一歩となることが多いようです。

      ねずみの侵入口の探し方―――ラットサインを見つけよう!

見つけた!ねずみの侵入口!ふさぎ方を教えます

ねずみの侵入口の探し方だけでなく、その侵入口のふさぎ方も知らなくてはいけません。
もし侵入口を見つけたら、二度と出入りできないようにふさいでしまいましょう。

ねずみ穴をふさぐには、金属のタワシや金網、パテなどが広く使われている道具となっています。
壁などに穴があいている場合は、金属のタワシをそのまま詰めこむと効果があります。エアコンなどの配管の導入部分にできたすきまは、パテでふさいでください。

外壁の穴もパテでふさがれることが多いですが、ここで防鼠塗料というカプサイシンなどの辛い成分が入ったものを使うのも、ねずみを忌避させる効果があります。

また、ねずみの侵入口か判断しづらいところは、粘着テープを貼ってみてください。次見たときに、それがボロボロになっていたり歯型が付いているようなら、そこも本格的にパテで塞いでください。

      見つけた!ねずみの侵入口!ふさぎ方を教えます

まとめ

ねずみは体が小さく、姿も足音もそこまで目立つ大きさではないので、気がつかないうちに家に侵入されていることが多くあります。それにねずみは下水を通ることもあって汚いので、小さな子供のいる家庭には絶対に発生させたくない生き物です。

ねずみが侵入できそうな環境を作らないことが一番ですが、もし発生してしまった場合は今日紹介したねずみの侵入口の探し方で、ねずみの穴を突きとめてみてください。
また、ねずみはばい菌をたくさん持っているおそれがあります。死骸を処理するときは、絶対に素手で触ってはいけません。
また、徹底的なねずみ駆除を希望する場合は、一度プロに相談してみるのはいかがでしょうか。わたしたちでは見つけられないような細かい部分のねずみ穴は、プロにばっちり駆除してもらいましょう。

ねずみ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ねずみ駆除」をご覧ください。

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ねずみとの接触は健康被害などのリスクがあります。ねずみを見かけたらすぐにプロへ相談しましょう!また、ねずみは被害の再発が多い為、徹底的な駆除と対策をする必要があります。

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