「ねずみ駆除の超音波グッズって効果あるのかな?」と疑問に感じている人もいるかもしれません。実際のところ、追い出し効果は期待できますが、駆除まではできないことがデメリットとして挙げられます。
また、超音波に慣れてしまうと再び戻ってくることも考えられるので、ねずみ駆除に使う超音波の口コミには賛否両論があるといえるでしょう。超音波を使う際にはこのことを理解したうえで、「再度侵入させない対策」をすることが大切です。
この記事では、まずねずみが再発しないようにする対策を解説してから、おすすめの超音波グッズをくわしくご紹介していきます。ただし、先述のとおり、超音波グッズでは駆除まではできません。徹底的にねずみを駆除したい場合は、業者に依頼することをおすすめします。
目次
ねずみが再び戻ってくることに備えよう
ねずみに超音波グッズを使用する際には、再び戻ってこないように再発防止策を講じておくことが重要です。ねずみの嫌う周波数の音波を発生してねずみを追い出すのが超音波グッズの仕組みですが、ねずみがその周波数に慣れてしまうと戻ってきてしまうおそれがあるからです。
ここでは、『侵入防止』と『駆除・捕獲』の両面から対策法をご紹介していきます。
場所がわかっていれば侵入口を封鎖する
ねずみが戻ってこないようにするためには、侵入口を封鎖することがいちばんの方法といえるでしょう。おもなねずみの侵入口には以下の場所が考えられます。
・壁にできた穴やひび割れ
・建物と基礎部分の間にできた隙間
・屋根とひさしの間にできた隙間
・通気口
・配管の隙間
それぞれの侵入口はパテや金網、金属製のタワシなどで塞ぐことができます。超音波グッズで追い出したあと、侵入口になりそうな場所はなるべく早く塞いでおきましょう。
毒餌・捕獲タイプのグッズで対策
超音波だけでは再び戻ってくることが考えられるため、駆除や捕獲するグッズも併せて根本的に解決することが大切です。そこで、ねずみの駆除・捕獲に使用する『毒餌』や『専用の捕獲器』についてもご紹介します。
毒餌にはいくつか種類があります。ねずみの体内に入ると毒の成分がねずみの血液を固まらせてゆっくり効いていくタイプや、毒餌を摂取して10時間未満で死滅させる即効性のタイプなどです。使い方は、ねずみの侵入経路や餌場に置いておくだけと簡単です。
専用の捕獲器は、カゴになっているタイプや箱タイプなどがあります。捕獲機のなかにねずみの餌を置いておき、ねずみが侵入してきた瞬間にフタが閉まって捕獲するという仕掛けになっています。捕獲後は、溺死させるか放置して餓死するまで待ちましょう。
ねずみは非常に警戒心が強い動物なので、両者とも罠と気づかれないことが大切です。以下に毒餌と捕獲器の使用上のポイントをまとめていますので、使用する際は参考にしてみてください。
【使用上のポイント】
・毒餌
複数箇所に設置する/近くにねずみの餌となるようなものを置かない/(効果が出ない場合)置き場所を変更したり、毒餌にソースや油をかけたりしてみる
・捕獲器
ねずみの好物である米粒やとうもろこしなど置いておく/警戒心を解くために、はじめは餌だけ置いておき、仕掛けが発動しないようにしておく
注意事項として両者とも駆除したあとは死骸や生きたままのねずみの回収が必要となってしまいます。ねずみはさまざまな病原菌を媒介しますので、直接触らないようにしましょう。手袋やマスクを着用してゴミ袋に入れて密封し、お住まいの地域のルールに従って処理してください。
しかし、「ねずみの処理まではちょっと……」という方も多いのではないでしょうか。そんなときは業者に依頼して駆除から処理、その後の消毒までひととおりお願いすることをおすすめします。
超音波グッズのおすすめの選び方
さて、ねずみの再発防止策がわかったところで、次はようやく超音波グッズについてくわしくみていくことにしましょう。タイプ別に紹介していますので、あらかじめ自分が使いたい超音波グッズに目星をつけておくとよいかもしれません。
超音波グッズは大きく2種類にわかれる
超音波グッズは大きく、『乾電池式』と『コンセント式』に分類されます。それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
・メリット:持ち運び簡単でどこにでも設置できる
・デメリット:電池残量を気にする必要がある/電池の入れ替えが面倒
・メリット:電池残量を気にしなくてもよい/24時間稼働させても電気代が比較的安い
・デメリット:屋根裏などコンセントがないところでは使用できない
超音波グッズをタイプ別に紹介
以下では4つのタイプについてご紹介しています。
・種類切替
ねずみは一定の超音波の種類に慣れてしまうことがあります。そのため、より忌避効果を高めたい場合には、超音波の種類を複数切替できるタイプがおすすめです。
・有効範囲
超音波の有効範囲は商品によって異なるため、家の大きさに合わせて選ぶことが大切です。部屋ごとに取り付ける場合は、有効範囲が50~100平方メートルのものが適しています。一方、ひとつで広い範囲を網羅したい場合は、有効範囲が300平方メートルあるものがおすすめです。迷った場合は、150~200平方メートルのものを選ぶとよいでしょう。
・無人有人切替
人がいるときは人には聞こえない微弱の超音波を出し、外出などで人がいないときは人にも聞こえるほどの強力な超音波を出すという切替機能です。日々の生活を超音波の影響を受けずに快適に過ごしたいという方に向いているタイプといえるでしょう。ただし、ペットがいる場合は配慮が必要です。
・害獣、害虫駆除にも対応できるタイプ
ねずみはもちろん、ゴキブリやハエ、野良ねこなどの侵入も同時に防除する超音波グッズです。1台で複数のやっかいものを追い払うことができるので、ねずみのほかの害虫・害獣にもお困りの方におすすめです。
超音波グッズは以上のようにたくさんの種類が販売されています。性能などによって価格に差はありますが、インターネット通販などで1,500円~3,000円ほどで手に入るものが多いでしょう。どれを購入しようか迷った場合は、ねずみ駆除用の超音波商品の口コミを参考にしてもよいかもしれません。
確実にねずみを駆除したいときは……
確実にねずみ駆除までしたいとお考えの場合は、業者に依頼することをおすすめします。業者なら、ねずみの侵入口を突き止め、適切な方法で駆除してくれます。また、依頼すれば駆除後の消毒や防鼠施工(ねずみの侵入口を塞ぐ作業)までおこなってくれるので安心です。
自分でも毒餌などのねずみ駆除アイテムを仕掛けることは可能ですが、適切な使用方法を熟知していないと思うような効果を得られないことも多いのです。そのため『確実性』を重視するならば、業者依頼がもっとも有効的といえるでしょう。
ねずみ駆除業者の選び方
ねずみ駆除を業者に依頼するときは、複数の業者から見積りをとることをおすすめします。複数の見積り書を見比べることで、ねずみ駆除にかかる適正価格がわかってくるからです。そのほかにも以下のポイントも参考にしてねずみ駆除業者を選ぶとよいでしょう。
- 対応が親切・丁寧か
- 再発防止までおこなってくれるか
- 再発時の保証があるか
なにか疑問があった際に、丁寧に対応してくれる業者なら安心できます。契約をとりたいがために不安をあおってきたり、急かしてきたりする業者にはすぐに決めないようにしましょう。また、再発防止策を講じてくれるか、再発時の保証があるかという点も業者選びの際に一緒に確認しておくとよいでしょう。
まとめ
ねずみ対策のための超音波グッズは手軽に設置できることがメリットです。超音波グッズにはいくつかの種類があるため、目的にあったものを選ぶとよいでしょう。どれを購入しようか迷った場合は、ねずみ駆除用の超音波商品の口コミを参考にしてもよいでしょう。
しかし超音波では、ねずみを追い出すことはできても駆除まではできません。また、最初は効果が得られても、ねずみが超音波に慣れてしまうと思うように忌避効果を得られなくなってしまう点がデメリットです。
『毒餌』や『捕獲器』を使って自分でねずみ駆除をおこなうこともできますが、ねずみの死骸の処理なども考えると、業者に依頼したほうが安心です。
どこの業者に依頼するか迷われた場合は、ぜひ弊社までご相談ください。弊社は、ねずみ駆除業者を紹介するサービスをおこなっています。相談は無料となっていますので、まずは弊社のフリーダイヤルまでお電話お待ちしております。メールでのご相談も可能です。
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