シャッターのネズミ対策は、しっかり隙間をふさいで侵入を防止することが大切です。シャッターの隙間はネズミが侵入するのに十分な隙間が空いているため、対策をしないとネズミの被害をなくすことが難しいでしょう。
この記事ではシャッターの隙間をふさぐ方法や、シャッターから侵入してしまったネズミの駆除方法などをご紹介していきます。
しかし、シャッターの開閉機能を維持したまま、隙間をふさぐことは自分では難しいかもしれません。完璧に対策をしたいという方は業者に依頼することをおすすめします。ねずみ駆除業者の費用などについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
金網などでシャッターの隙間をふさごう!
シャッターの開閉時に約1センチメートルほどの黒いフンが落ちてきたり、シャッター上部の隙間の辺りが黒く汚れていたりしたら、もしかしてネズミに侵入されているかもしれません。
シャッターは閉めていても隙間があるため、そこからネズミが侵入してきます。ネズミの侵入を防ぐためにはシャッターの隙間をふさぎましょう。
ネズミの侵入を防ぐには金網や台所用のステンレスたわし、ホームセンターなどで売っている簡易セメントがおすすめです。ネズミの侵入口になりそうなところにつめ込んで隙間を埋めましょう。柔らかい素材だと歯でかじられてしまうおそれがあるため、ゴムなどは避けたほうよいでしょう。
しかし、シャッターの開閉機能を維持したまま隙間を埋めるのはなかなか困難です。シャッターのネズミ対策はプロに依頼することをおすすめします。プロでしたら、シャッターの開閉機能を維持したまま、隙間をふさいでもらうことが可能でしょう。
シャッターのネズミ対策を業者に依頼したいという方は、この後の「難しいネズミの駆除はプロにお任せ」をご覧ください。
忌避剤で侵入を防ぐのは難しい
DIYでおこなうシャッターのネズミ対策として、ねずみの嫌うハーブの香りなどを出す忌避剤を置くということが考えられるかもしれません。しかし、外のシャッターでは香りの成分が雨などで流れ落ちてしまい効果がなくなることもあります。忌避剤は屋内に侵入してしまったネズミを追い出す目的で使用したほうが効果的です。
侵入したネズミの駆除方法
シャッターからネズミが侵入してしまったら、すみやかに駆除をする必要があります。なぜなら、ネズミは繁殖力がとても高く、家の中で大量発生してしまうおそれがあるからです。ここからは、ネズミの駆除方法を解説していきます。
トラップの設置
ネズミが引っかかってしまうようなグッズを利用することで、捕獲できます。捕獲グッズを使うコツは、ネズミが通る場所に置くことです。ネズミは頭がよく警戒心が強いので、適切な位置に設置しなければ効果が出ないことが多いのです。
ネズミにはいつも同じ場所を通って移動する習性があります。シャッターの周辺にネズミが残したフンや汚れの跡があれば、そこがネズミの通り道である可能性が高いです。その付近に以下の駆除グッズを設置しましょう。
・粘着シート
床などに設置した粘着シートの上にネズミが乗ると、身動きが取れなくなります。シートごと捨ててしまえるので、比較的使用しやすい駆除グッズです。製品によって大きさや粘着力などが異なります。
粘着シートは粘着の威力が強いので、ペットが誤って踏んでしまうとケガをしたり、小動物でしたら最悪の場合は死んでしまったりするおそれもあります。ペットや小さいお子さんがいる家で使うなら、ペットをゲージから出さない、お子さんの手の届くところには置かないなどの工夫をしましょう。
・捕獲カゴ
ネズミのエサとなるものをカゴの入口に置いておびきよせ、捕獲するのも、一般的な駆除方法です。使い捨てのカゴや、しっかりした飼育用のようなカゴなど、さまざまなタイプが販売されています。また、カゴではありませんが、同じようにエサでおびきよせ、バネで挟んで捕獲するタイプのものもあります。
どちらの方法でも、ネズミの死骸を処理する必要があります。また、生きた状態で捕獲した場合は自分で殺処分する必要がありますので、これらのグッズを使用する際には理解しておきましょう。
死骸を捨てる際には、病原菌やネズミの糞などが付着しないように、必ず手袋とマスクを着用しましょう。ネズミの死骸は燃えるゴミとして、そのまま出すことが可能です。
殺鼠剤の設置
殺鼠剤とはネズミを死滅させることができる薬剤で、エサと混ぜて毒エサとして食べさせるタイプが多いです。薬剤の種類にもよりますが、食べてから数日後に効果が出るタイプと即効性のタイプとがあります。即効性のあるものは、人間やペットにとっても猛毒なので、誤飲に注意してください。
トラップの駆除グッズと同じく、ネズミの行動範囲である場所に設置しましょう。殺鼠剤はネズミに食べてもらえないと意味がありません。殺鼠剤の上にネズミが好む市販のソースやヒマワリの種などをかけておびきよせましょう。
注意点は、殺鼠剤を食べてもすぐに死んでしまうとは限らないことです。しばらく生き延びて、人の手や目が届かない奥まった場所で死ぬおそれもあります。そうすると、死骸を処理することが難しくなってしまうのです。
もしも死骸を放置しておくとニオイが出ますし、ダニやノミなどの寄生虫がわいてしまいます。殺鼠剤を使ってネズミを駆除するのであれば、駆除後に家中を点検して死骸の回収や消毒をする必要があります。
シャッターから侵入するネズミの駆除は難しい?
シャッターから侵入して、住宅に被害をおよぼしているネズミの多くは、クマネズミという種類です。クマネズミは高いところに登るのが得意で、隙間さえあれば、いろいろなところに侵入してきます。クマネズミが侵入してしまうと、完全に駆除するのが難しいです。その理由やクマネズミの被害についてお伝えします。
クマネズミは早めの対処が必要
クマネズミは妊娠して約20日後には出産し、その約5日後には再び妊娠が可能で、2回目以降の出産ではいちどに10匹近くの子どもを産みます。このようにクマネズミは繁殖周期が短いため、あっという間に増えてしまいます。増えてしまってからでは完全に駆除することが難しいですし、侵入経路をふさがないことにはきりがありません。
クマネズミは天井など高い場所にいることが多く、天井裏で足音が聞こえたら要注意です。侵入しているかどうかは、フンや黒い汚れなどがあるかどうかである程度判断できます。クマネズミの侵入が発覚したら、ただちに対処しないと大量発生してしまうおそれがありますので、早めの駆除をおこないましょう。
クマネズミによる被害
クマネズミが発生すると家がフンやダニで汚染され、そこから発生する菌などで感染症にかかるおそれもあります。また、食べ物や電線をかじることも深刻です。クマネズミが電線をかじって火災が発生した例もあります。
そのため、天井から物音がする、ネズミの姿を見たという方はすみやかに駆除をする必要があります。被害が広がってしまっていたり、駆除に抵抗があったりする方は、プロに依頼するとよいです。
難しいネズミの駆除はプロにお任せ
駆除したネズミ死骸を処理したり、フンの掃除をしたりすることに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。シャッターのネズミ対策や、被害が広がってしまったネズミの駆除はプロに依頼することをおすすめします。プロに依頼すれば、自分の手をわずらわせることなく、ネズミの被害を食い止めてもらえるのです。
業者に駆除を依頼した場合の費用相場は、一部分だけの駆除なら2万5千円程度で済むこともあります。しかし家全体の駆除だと、10~30万円ほどになることもあるでしょう。ネズミ駆除の費用は、被害が広がれば広がるほど高額になってしまいます。
ネズミの被害を広げない一番の対策は、侵入口をふさぐことです。シャッターのネズミ対策は、早めに正しい方法でおこなってくれるプロに依頼することをおすすめします。
弊社ではシャッターのネズミ対策をはじめ、ネズミの対策や駆除をおこなってくれる業者をご紹介しております。ぜひご相談ください。
まとめ
シャッターのネズミ対策は隙間をしっかりふさぐことですが、DIYでおこなおうとすると、難しいかもしれません。なぜなら、シャッターの開閉機能を維持したまま隙間を完全に埋めることは技術や工夫がいるからです。
ネズミ対策として、トラップを仕掛けたり、殺鼠剤を使用したりする方法があります。しかし、ねずみは警戒心が強いので引っかからないかもしれませんし、繁殖力が強いため、被害を食い止めるには侵入口をふさぐ対策も並行しておこなうことが必要です。
ネズミの被害にお悩みの方はぜひ弊社までご相談ください。プロの技術でネズミを駆除や対策をしてもらい、ネズミの被害に頭を抱える日々にさよならを告げましょう。
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