車庫のネズミを対策するには？駆除方法や危険性の高さをくわしく解説

車庫にいるネズミの対策には、侵入経路を徹底的に塞ぐことやネズミが生活しづらい環境を作ることが重要です。

また、早めに対策をする必要もあります。なぜなら、車に侵入されてしまうと重大な事故につながる危険があるためです。被害が拡大して深刻化する前に対策をおこないましょう。

当記事では車庫にいるネズミを駆除する方法や予防対策のほか、放置した場合の危険性の高さなどについても、くわしく解説しています。トラブルになる可能性を知って、確実にネズミを駆除しましょう。

もし、すぐにでもネズミを駆除したいということであれば、弊社にご相談ください。弊社ではネズミの駆除をおこなうプロの業者をスピーディーにご紹介しております。

車庫のネズミを駆除する方法

車庫にネズミが住み着くのはその場所がネズミにとって居心地がいいからです。車庫のどのような環境がネズミに好まれるかを知って、ネズミを車庫から追い出したり、寄せ付けなくしたりしましょう。

また、車庫が荒らされてもネズミの仕業がどうか確信を得られないこともあるでしょう。そんなときに注目すべきなのがラットサインです。このラットサインがあればネズミによる被害の可能性が高くなります。

この章ではネズミが生活しにくい環境やラットサインについて、くわしく説明していきますので目を通してみてください。

駆除方法（1）ネズミが生活しづらい環境を作る

ネズミが車庫に住み着く原因のひとつに、車庫がネズミにとって安全な場所であるということがあげられます。

車庫の中はネズミの天敵である猫やイタチ、ワシやタカに見つかりにくく、人の出入りも少ないため安心して過ごすことができるのです。

また車庫を物置変わりに使用していると、置いてある新聞紙やダンボールを巣材とし巣を作るようになってしまいます。さらに、車庫内に食べ物が置いてある場合、ネズミにとってはエサもあり安全なとても住みやすい場所となってしまうのです。

もし、車庫の中にジャガイモやサツマイモといった収穫した野菜や、段ボールなどの巣材になりそうなものがあるなら、自宅の中やネズミの被害にあわない場所へ移動させましょう。

ネズミにとって住みにくい環境になれば、ネズミも自然と違う場所へと移動していくはずです。

駆除方法（2）忌避剤や捕獲器を使う

ネズミが住みにくい環境を作ったら次は本格的な駆除に移ります。

ネズミを駆除する際には、粘着シートやカゴの罠などで捕獲する方法が一般的です。しかし、これらの方法は捕まえたネズミを殺処分したり、死骸を処理したりしなくてはいけません。抵抗がありどうしてもできない場合は忌避剤を用いてみましょう。

ネズミはミントやハッカなど香りの強いハーブを苦手としています。市販されている燻煙タイプの忌避剤を倉庫内で使えば、狭い場所にいるネズミにも届き追い出し効果が期待できます。また、スプレータイプの忌避剤は侵入経路に吹きかけておけば、車庫内へネズミが侵入することを防いでくれるのです。

ほかにも人には聞こえないネズミが苦手とする超音波を発する機器や毒エサ設置する方法もあります。

駆除方法（3）侵入経路を徹底的に塞ぐ

ネズミは種類によっては1㎝ほどの隙間があれば簡単に車庫内へと侵入できてしまいます。そのため、シャッターの隙間や通気口などが侵入経路となるのです。

これ以上、ネズミの被害にあわないためには、侵入経路となる場所を塞ぎ、侵入を予防することが大切です。もし、侵入経路を塞いでおかないと、駆除をおこなっても新しいネズミが車庫の中に入ってきてしまいます。

ネズミの仕業か確信がもてない、もしくはどこから侵入しているかを知るためには、ネズミの痕跡となるラットサインに注目してみましょう。

ラットサインには以下のようなものがあげられます。

・柱やダンボールなどをかじったあと
・フンや尿などの排泄物の痕跡や悪臭
・壁や床の隅に黒っぽい汚れがある　など

こうした特徴がある場合は、ネズミが侵入していると考えてもよいでしょう。また侵入経路となっている場所は、このラットサインがよく出ています。侵入経路を調べる際にもラットサインを見逃さないようにしましょう。

車庫のネズミを放置しておくと車に被害がおよぶことがある

車庫に出るネズミが引き起こすとトラブルで厄介なのが、車への侵入です。車への侵入は事故などに発展するおそれがあるので注意しなくてはいけません。

ネズミにとってエンジンルームは快適空間

使用した車のエンジンルームは熱をもっているため、冬場のネズミにとっては最適な空間です。そのため、冬場はネズミが車内に入り込みやすい時期となります。

また、車の車内にはゴムやプラスチックなどの素材が多く使われています。このような素材はネズミが歯を削るのに最適で、ネズミが車内に入り込む要因のひとつとなっているのです。

もし電気系統のコードをかじられてしまうと、ワイパーが起動しない・ライトが点灯しないなどの不具合が生じるかもしれません。エンジンルームにある電気系統などのコードをかじられてしまうと、エンジンがかからないなんて事態にもなってしまうのです。

ネズミが車内に住み着けば重大な事故につながる可能性もある

ネズミは車内に入り込むだけではなく、住み着いてしまうこともあります。車内に住み着かれると、さらに悪影響を引き起こす可能性があるのです。

たとえば巣がベルトなどに巻き込まれてしまえば故障の原因となりますし、車内の座席シートをかじられる可能性もあります。

また、ネズミの排泄物には多くの病原菌が含まれているため、エアコンの空気などを通じて人の体内に入ってしまうと感染症になる危険もあります。病気にならなくとも排泄物による異臭が車内に充満してしまうと、とても不快でしょう。

何より運転中に車内にネズミが出れば咬まれる危険も高く、ネズミに気を取られ重大な事故につながるかもしれません。

被害が家の中にまで広がるおそれもある

車庫でのネズミ被害を放っておくと自宅まで被害が広がってしまうおそれがあります。ネズミはわずかな隙間があれば簡単に家の中へと侵入してきます。

家の中で巣を作り繁殖されてしまうと、キッチンなどに置いてある食品も被害を受けるかもしれません。衛生面でも不安が大きくなってしまうため、被害が車庫の中に限定されているうちに駆除をおこないましょう

被害が拡大する前に確実に駆除するべき！

ネズミをすぐに駆除すべき理由についてご説明します。車庫にいるネズミを放置していると手に負えない事態になってしまうかもしれませんよ。

ネズミが危険なのは繁殖能力の高さに理由がある

ネズミを放置しておくと危険な一番の理由が繁殖力の高さにあります。ネズミは1回の出産で6～7匹の子供を産みます。しかも、生まれた子供は3か月もすると、繁殖が可能となり、さらに数を増やすことができるのです。

数が多くなってしまえば糞尿などによる被害も深刻化しやすくなります。また、ネズミは帰巣本能が強いため、一度巣を作られてしまうと、追い出すことが困難となります。

駆除対策をおこなっても、ネズミの被害が続くなら一度、プロに相談してみてはいかがでしょう。

プロの業者に調査してもらうのも方法のひとつ

プロの業者なら作業をおこなう前に車庫や自宅の中などが、どれくらいの被害を受けているか調査してくれます。

また、これまでの経験からさまざまなノウハウももっており、床下や天井裏などネズミが住み着きそうな場所も特定してくれるはずです。

またネズミの種類によって違う習性や特徴も把握しているため、被害を出しているネズミにあわせた効果的な方法で駆除もおこなってくれるでしょう。実際にネズミの種類によっては毒エサや忌避剤が効きにくい場合もあるのです。

さらに駆除だけでなく、侵入経路を塞ぐ対策やアドバイスを受けることもできます。何より自分で駆除グッズを購入しなくても駆除や処分をしてもらえるのは大きなメリットでしょう。

もしネズミ被害を受けて悩んでいる場合は、被害が大きくなる前に業者に駆除や調査の依頼をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

車庫にいるネズミの対策はできるだけ早い段階でおこないましょう。放置していると車の中に侵入されてしまうことがあります。侵入したネズミが電気コードをかじったりしてしまうと、大事故につながりかねません。

そのため、被害が小さなうちに対策をするのが重要です。もし、対策をおこなってもネズミの被害がなくならない場合は、プロへと駆除を依頼しましょう。

プロならばネズミの生態にもくわしく、ネズミの種類や住環境にあわせた有効な対策をおこなってくれるはずです。

業者をお探しなら弊社までお電話ください。弊社では全国の加盟店の中から、ネズミ駆除が可能な業者をお探しいたします。

車庫や車の中だけではなく、家の中にまでネズミが入り込んでしまう前に、しっかりと駆除をおこないましょう。