ネズミは昼間どこで何をしているの?昼間ネズミに出くわしたら要注意!

2021.4.30

ネズミは昼間どこで何をしているの?昼間ネズミに出くわしたら要注意!

ネズミはよく夜行性と聞きますが、昼間はどこで何をしているのか不安になることはありませんか?人が寝て静かになった家の中で動き回っている足音や、何かをかじる音がしている夜に比べて、昼間は特に音が気にならない場合があるかと思います。

しかし、昼間外出している間にネズミがうろうろしていたらどうしましょう。何か食べものを物色しているかもしれないと思うと外出していても、家のことばかり気になってしまいますよね。
そこで、今回はネズミが昼間どこで何をしているのか、その生態と特徴をご紹介します。

ネズミは昼間に何をしているの?

ネズミは一般的に夜行性とされており、昼間は寝ています。昼間も活動することができる動物ですが、外敵から身を守るために夜活動すると考えられています。そのため、夜行性に多く見られる「夜は目が見えるが昼間は目が見えない」ということはなく、どちらも見えるのです。

住宅に住みついているネズミは人に依存して生活するので、人がいない昼間に活動することがあります。人が寝ている時間にも動くので、寝ている時に何かをかじる音や足音からネズミに気づくことがあります。

一方、屋外で暮らすネズミは日の出前30分~1時間と、日の入り後30分~1時間に最も活動に動きまわります。

ネズミは家のどこにいる?

ネズミが家にいる場合、ネズミの種類によって生活している場所が異なります。主に家の中に侵入してくるネズミはドブネズミクマネズミと言われているので、ネズミの種類ごとにご紹介していきます。

ドブネズミ

湿気の多い低い場所を好んで生活をしており、高い場所は苦手です。そのため、キッチンの隅や冷蔵庫の下、下水溝の中などにいます。そして、人に見つかった際もそういった場所から逃げていき、巣を作る場所も配管の中など低い場所です。

クマネズミ

乾燥した場所を好みます。ジャンプ力があり、綱渡りもできるので高い場所にいます。泳ぎが苦手な分、水がない高い天井裏などに身をひそめています。臆病で警戒心が特に強いので、人に見つかるとものすごい勢いで天井裏へ逃げていきます。
               ネズミは家のどこにいる?

ネズミの生態や特徴

まずは基本的なネズミの生態や特徴を知っておきましょう。ネズミの生態や食性、習性などがわかれば、今後のネズミ対策に役立つはずです。

ネズミが食べる物

ネズミは雑食性と言われており、なんでも食べます。ペットフードや観葉植物の葉、ゴキブリなどの昆虫などさまざまなものを食べます。ドブネズミは魚や肉を好むので、キッチンに置いてある食材が狙われる場合があるでしょう。昼間、人が外出している間にエサを求めてうろうろしているかもしれません。

繁殖期

ネズミは繁殖能力が高く、「ねずみ算」という言葉や「ネズミ講」といわれる言葉の語源になっています。一年を通して繁殖期があり、年々猛スピードで数が増えていきます。寿命は、約1~2年と短いですが、約一か月の妊娠期間を経て次々生まれてくるネズミに数は増える一方となるのです。
      ネズミの生態や特徴

習性

 

硬いものをなんでもかじる

ネズミは一生伸び続ける歯を持っており、常に何かをかじることでその歯を削っています。かじらないと伸びすぎて口をふさいでしまうため、住宅の柱や壁、ピアノやタンスなどさまざまなものをかじります。そのため、家の強度にまで影響を及ぼしたり、修復に費用が掛かってしまったりと被害が起こります。

昼間にリビングにきて、タンスをカリカリしている場合もあるかもしれません。また、電気やガス、通信用の配線をかじる場合もあり、漏電やガス漏れ、配線からの出火の原因になる場合がありとても危険です。

 

隅を移動する

ネズミは部屋を移動するときに真ん中を歩くことは少なく、壁際の隅を通って移動しています。そのため、家具と壁の隙間などを移動し、人の目に触れない隅を移動している場合、ネズミに気づかない場合があり発見が遅くなる場合があります。

もし、ネズミを捕獲するために捕獲シートを設置しようとお考えであれば、隅に設置していただくと効果があるでしょう。

 

移動中におしっこをしている

ネズミは移動しているときにおしっこをするという性質があり、ネズミが歩いた場所は尿が残っており強烈な臭いがします。クマネズミは尿だけでなくフンもして歩くのでとても衛生的に悪いです。昼間、部屋の隅に尿やフンが落ちていたらネズミを疑いましょう。

ネズミを昼間に見かけたら、大繁殖しているのかも……

ネズミを昼間見かけるということは、家に住みついている可能性があります。上記でも紹介したように、繁殖力の強いネズミが住みつくことは数も多くいるということです。

ネズミは生後3か月から出産可能で、妊娠期間約1か月を得て年6~7回出産します。1回の出産で約10匹生まれるとしたら、年で60~70匹も子供が1匹のネズミから生まれるので大繁殖している恐れがあるのです。

ネズミを駆除する方法と手順

ネズミの駆除は次のような手順でおこないます。

・道具を使用してネズミを駆除する。
・ネズミの住処にある巣の撤去と糞の掃除をしたあと、消毒をおこなう。
・ネズミの侵入経路になった場所を塞ぐ。

道具を使用してネズミを駆除する方法としては、以下のような方法があります。

忌避剤を使用する

ネズミの嫌がる臭いを出す薬剤を使用し、ネズミを追い出します。忌避剤には設置するタイプ、スプレーするタイプ、くん煙タイプ(バルサン)があります。1回の使用だけでは、効果が切れたあとネズミがすぐに戻ってきてしまいますので、複数回使用することが必要です。

超電波装置や電磁波装置を使用して追い払う

ネズミの嫌がる超音波や電磁波を出し、ネズミを追い払います。すぐに効果の出るものではないので、長期的な駆除方法となります。また、ネズミが超音波などに慣れてしまうと効果が薄れてしまうので、周波が違う超音波や電磁波を出せるものを使用するなど工夫が必要です。

毒エサを使用しネズミを殺処分する

毒の入っているエサを設置し、ネズミに食べさせて駆除する方法です。エサの種類によって効果の出る時間が変わります。また、警戒心の強いネズミはすぐに食べないこともあるので、しばらく同じ場所に置き続けネズミに慣れさせます。

ネズミがいなくなったら、次は掃除です。ネズミの糞や死骸には雑菌やノミなどがいます。直接触らないように手袋をし、舞い上がった糞を吸い込まないようにマスクをしてください。服はいらない服を着るようにして、ネズミの糞などと一緒に捨てるようにしましょう。

掃除が終わったらエタノールやアルコールなどで消毒します。そして最後に、ネズミの侵入口を金網などで塞いでいきます。侵入口を塞がないと、再度ネズミが侵入してくる可能性があるので、必ず塞ぎましょう。

ただし、ネズミを昼間に見かける=ネズミが大繁殖しているような状況では個人での駆除は難しくなります。業者に相談することをおすすめします。

ネズミが住みつかない家にする工夫とは

ネズミが住みついてしまうと駆除をしなければいけませんが、ネズミの駆除は大変な作業です。そうならないためにも、家にネズミを住みつかせないように普段から心がける必要があります。以下のようなポイントを心がけてください。

・生ごみを入れるごみ箱にはフタをする
・食品を出したままにしない
・新聞紙、ティッシュ、段ボールなどは巣の材料になるので始末しておく
・家の中や外回りをきれいにしておく
・ネズミが侵入しそうな場所を塞いでおく

ネズミを昼間に見かけるような状態になってしまってはもう手遅れです。そうなってしまわないように気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はネズミが昼間どこで何をしているのかをご紹介しました。ネズミは夜行性ですが、家に住み着いて屋内で暮らしている場合は人がいない昼間でもうろうろ行動しています。そして、昼間ねずみを見かけた場合、すでに繁殖して数が増えている場合もある危険性があります。そのため、早期発見がネズミの被害を最小限で抑えるのに大切なのです。

もし、昼間ネズミを見かけて駆除したいと思われている方や、ネズミの被害でお困りの方は、当サイトをご活用ください。きっとお役に立つかと思います。

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