ローンで家を買ったけど、ネズミがいる家になってしまわないか心配になることもあるでしょう。新築のようなまだネズミのいない家でネズミを出さないためには、しっかりと対策をしておくことが重要となるのです。
この記事では、ネズミのいる家の特徴・対策からどんな被害を受ける可能性があるのかまでご紹介していきます。もしネズミが出たとき放っておいても数が減ることはないので、早めに対策・駆除すようにしましょう。
目次
ネズミがいる家の特徴
ネズミがいる家には豊富なエサや巣材があるなど、なにかしら原因となる特徴があります。なんの対策もしないままでいると、ネズミが住みついて繫殖してしまうかもしれません。
ネズミのエサとなる食べ物が豊富にある家
ネズミが人の住む家に侵入してくる目的のひとつが、エサとなる食べ物が豊富にあるということです。体が小さいネズミですが一日でたくさんのカロリーを消費するため、2~3日食べ物がない状態が続くと餓死してしまうこともあります。このような理由から、エサとなる食べ物が多い家には、ネズミが住みつきやすいということです。
ネズミのでにくい家にするためには、エサとなる食べ物がない環境にする必要があります。食べ物が床に落ちたらきれいに掃除するのはもちろんですが、お菓子や食べ残しなどはタッパーのような密閉できる容器にしまうようにしましょう。また、紙袋やビニール袋程度であれば食い破ってしまうため、戸棚のなかにしまって扉を閉めてください。
快適な住処を作れる巣材が豊富にある家
ネズミは住処を作るのに、ティッシュや段ボール、衣類、断熱材などの比較的やわらかくて保温効果のある巣材を使います。そのため、快適な住処を作りやすい巣材が豊富にある家となると、ネズミにとっては侵入したくなる目的となってしまいます。また、ゴミの多い家も同様に、ネズミにとっては住みやすい環境となってしまうのです。
ネズミが出にくい家にするためには、巣材となりそうなやわらかい素材のものやゴミなどをきれいに片付けるようにしましょう。きれいな状態を保ち、ネズミが住処を作りにくい環境にすることが大切です。ただ、断熱材は壁のなかにあり目に見えない部分になるので、ネズミを侵入させないための対策が重要となります。
ネズミが来ない家にするには
ネズミがいる家にしないためには、家の環境に気をつけるだけでは不十分といえるでしょう。ネズミを侵入させないためには、対策も重要なポイントとなります。
防鼠グッズを使う
ネズミを駆除するための防鼠グッズには、粘着シートで捕獲する捕獲機や毒エサを使う殺鼠剤、虫よけスプレーのような忌避剤などがあります。家のなかでネズミを見かけたら、捕獲機や殺鼠剤を使って一刻も早く駆除するといいでしょう。しかし、ネズミが家のなかにまだいないようなら、忌避剤を使って遠ざけるのもひとつの対策となります。
忌避剤には、置くだけタイプとスプレータイプとがあり、ネズミが嫌うハーブや猫の匂い成分が含まれているのです。また、ネズミにストレスを与える周波数を出す超音波機にも、ネズミに対する忌避効果があります。ただ、超音波機は効果が持続しなかったり、効き目がなかったりする場合もあるので注意が必要です。
侵入口をふさぐ
多くのネズミが500円玉ほどの隙間があれば、家のなかへと侵入できてしまいます。ハツカネズミにいたっては、1cmほどの隙間であっても家のなかへ侵入できてしまうそうです。このように、ネズミは家のあらゆる隙間を使って、外から侵入してくるのです。ネズミのいる家にしないためには、侵入を防ぐ対策がとても重要となります。
市販でも売っている金網やパテなどの侵入対策グッズを使って、自分で侵入口となりそうな隙間をふさぎましょう。しかし、ネズミの侵入口は小さい隙間が多く、素人がすべてふさぐのは大変難しいものです。たとえ一カ所でも隙間が残っていればネズミは侵入してしまうので、より確実に侵入対策をするのであれば業者に依頼するのがおすすめです。
放っておいてもネズミは減らない
ネズミを1匹でも家で見かけたら、早急に駆除をするなどの対策をしなければ大変な被害を受けるかもしれません。ネズミの寿命は3年程度と短いですが、繫殖力が強くあっという間に手に負えない数になってしまうためです。ネズミの種類によっても若干違いはありますが、1年間で5~10回ほど出産をします。
そのため、1年で30~60匹ずつのペースで増えていくようなのです。しかも、生まれた子供も生後3か月から、早いと1ヶ月後には繫殖を始めます。そうなると、初めは数匹だったネズミも1年後には数百匹となっている可能性もあるでしょう。まさにネズミ算式に、繫殖していくということです。
ネズミがいる家とわかっていながら放っておくと、数が減るどころかどこまでも増えていきます。このような事態を避けるために、ネズミを侵入させない対策であったり、早急な駆除が必要であったりするということです。繫殖前で数匹しかネズミがいないようであれば、防鼠グッズや駆除グッズを使って自分で駆除することもできるでしょう。
しかし、繫殖してしまい数が増えてしまったら、素人がすべてのネズミを駆除するのは大変難しいものです。駆除グッズを使ってもネズミが減らない、改善しないという場合には、業者に依頼することをおすすめします。専門的な知識と豊富な経験を持つ業者であれば、より確実にネズミを駆除してくれることでしょう。
ネズミが家にいるとこんな被害が
ネズミがいる家で過ごすというのは、さまざまなストレスの要因となります。また、たくさんのネズミが住みつくことで、予想外に大きな損害を受ける可能性もあるのです。
衛生的被害
ネズミは、人間にも感染するおそれのあるさまざまな病原菌や寄生虫を持っており大変危険です。また、ネズミの体にはたくさんのダニやノミが寄生しています。そのため、飲食店はもちろんのこと小さい子供がいる家なら一刻も早くネズミを駆除した方がいいでしょう。
経済的被害
ネズミは一生伸び続ける歯の長さを調整するために、屋根裏の柱や床下の基礎、コード類などさまざまなものをかじります。また、屋根裏や床下など見えない場所は気づきにくく、知らぬ間に大きな被害になっていることもあるようです。コード類は、電化製品が壊れるだけでなく、漏電による火災の原因にもなりえます。
持ち家でこのような被害が出ると、家の資産価値は大きく下がってしまうでしょう。火災になった場合、家がなくなってしまう可能性もあります。電化製品であっても、決して安いものばかりではありません。ネズミが家に出ることで、経済的な被害も受けてしまうのです。
精神的被害
ネズミは夜行性で日の入りから日の出までの時間、活発に行動をします。そのため、人が寝る時間帯になると、屋根裏や床下からさまざまな物音が聞こえてくるのです。聞こえてくる物音は屋根裏や床下を移動する足音であったり、柱や基礎をかじる音だったりすることでしょう。
このような物音が毎日続き、日を追うごとに音が大きくなり増えていくことになれば、大変な精神的ストレスとなってしまいます。
まとめ
ネズミがいる家にしないためには、エサがなく住処を作る巣材もないような住みにくい環境を作ることがまずは大切です。また、防鼠グッズや駆除グッズを使って対策をすることで、さらにネズミの住みにくい環境にすることができるでしょう。
しかし、ネズミのいる家に住み続けることは衛生面・経済面・精神面とさまざまな部分で、被害を受けることになってしまいます。家で快適に過ごすためにも自分でネズミの対策・駆除をするか、業者に依頼してみてください。ただ、ネズミの数が多いようなら、業者の方がより確実に駆除してくれるのではないでしょうか。
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