家や飲食店でネズミが1匹でもいたら、数十匹~数百匹いるかもしれません。ネズミは繁殖力が強く、みかけた数の100倍はいると考えても、大げさではないといわれています。そのため大変な被害となる前に、早急な対応をしたほうがいいでしょう。
この記事では、1匹のネズミでも放っておくことのおそろしさ、3つの駆除方法とそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。ネズミの特徴・習性にあわせて、駆除方法を使いわけることが重要です。
目次
ネズミの寿命は約3年!でもその間に100倍に増えるかも
ネズミは家や飲食店でさまざまな被害をだしており、社会問題にもなっています。そんなネズミですが、寿命はおよそ3年ほどです。もちろんネズミの種類や生活環境によって、違いはあります。
しかし、ネズミには短い寿命を補って、とても強い繁殖力があるのです。たとえば、クマネズミは1年間に30匹ほどの子どもを産むとされています。そのためネズミが1匹でもいたら、100倍の数がいると考えても大げさではありません。
家や飲食店でネズミがいること知っていながら放っておくと、取り返しのつかない被害になってしまう可能性もあります。ネズミは基本的に雑食で、どんなものでも食べます。また伸び続ける前歯を削るために、さまざまな場所をかじるのです。
数匹程度であれば、たいした問題でないでしょう。しかし、数十匹~数百匹となると大変な被害となります。しかもクマネズミの場合、石膏などのやわらかい壁くらいは食い破ってしまうそうです。
このように、家であれば住環境にもたらす被害が大きく、飲食店はこういったことに加えて衛生面での問題もあります。最悪の場合、営業できないこともあるそうです。こういった事態を防ぐためにもネズミが1匹でもいたら、早急に駆除することをおすすめします。
ネズミが1匹いたらすぐに駆除をしよう!
繁殖力の強いネズミが1匹でもいたら、早急に対処する必要があります。まずは簡単にできるネズミの駆除方法を知って、実践してみましょう。
捕獲する
ネズミが頻繁に移動する場所には、黒いシミのような跡のラットサインが残ります。このラットサインからネズミの移動経路・住処をみつけ、その付近に粘着シートなどの罠を仕掛けてください。そうすることで、ネズミを捕獲することができるでしょう。
またネズミは夜行性であるため、夜中に仕掛けるとより効果的です。ただ、警戒心の強いネズミもいるので、数日程度の様子見や場所を変えてみるなどの工夫は必要となります。あまりにも捕獲できないようなら、別の方法を試してみるといいでしょう。
しかし、ネズミの大量駆除には向いていません。また、捕獲したネズミを自分で処分する必要があるのです。
追い出す
超音波や燻煙剤などを使って、ネズミを住処から追い出すという方法もあります。ネズミには嫌いな周波数や苦手な成分があり、追い出すだけでなく侵入を防ぐ効果にも期待できるといわれています。
これらは、ネットやホームセンターなどで簡単に購入することができます。また追い出して駆除をするため、捕らえたネズミや死体の処理がなく利用しやすい方法でしょう。
ただ、効果が持続しにくいといった欠点があります。始めは嫌いな音や臭いであっても時間とともに慣れてしまい、戻ってくることもあるようなのです。また超音波を使う場合、正しい方向に当てなければ効果に期待できません。
毒殺する
ネズミの駆除方法には、毒入りのエサを使って毒殺する方法もあります。ネズミは雑食でなんでも食べるので、エサ場となるポイントがわかれば利用しやすい方法でしょう。また入っている毒は即効性・遅効性とあり、使い分けることもできます。
ただ、ネズミの死体を処分しなければならず、慣れていないかたには大変かもしれません。ネズミの身体にはさまざまな菌やウィルスがついており、死体の取り扱いには十分な注意が必要です。また死体がみつからず、異臭の原因となることもあります。
ちなみに進化したネズミといわれるスーパーラットの場合、毒が効かず毒入りのエサを仕掛けても効果は期待できません。そのため毒エサを仕掛けても数が減っていなようなら、別の方法を利用するか業者に相談してみるといいでしょう。
追い出したらすぐに侵入対策をしよう
ネズミを駆除できたらといって、まだ安心してはいけません。駆除をするだけでは、また新しいネズミが住みついてしまうおそれがあるのです。ネズミが1匹でもいたら、また駆除からやり直しとなってしまいますよ。そのようなことを防ぐためにも、ネズミを追い出したら侵入対策もおこないましょう。
ネズミの種類によって多少の違いはありますが、おおよそ1.5cmほどの隙間から侵入してきます。そのため屋根裏・排水管・劣化によるひび割れなど、さまざまな場所が侵入経路となってしまうようです。
クマネズミは、上下運動が得意で高所を好みます。屋根のつなぎ目部分や壁のひび割れから、侵入してきます。そういった隙間を、パテや金網・防鼠ブラシを使って塞いでおきましょう。またドブネズミであれば、身体が大きく湿気の多い水回りや床下を好みます。
とくに水回りはひび割れのなりやすい場所となるので、注意深く確認しておきましょう。一番身体の小さいハツカネズミは、1.5cm以下の隙間で500円玉程度の穴からでも侵入してきます。ただクマネズミと違い平面移動をするので、床下や配管の浸入対策をしておきましょう。
手に負えなくなったら業者に相談を!
繁殖の強いネズミが1匹でもいたら、数十匹~数百匹いる可能性が十分にあります。もし大量に繁殖していたら、想像以上の被害を受けているかもしれません。そのような事態を避けるためにも、早急な駆除が必要となります。
ネズミの駆除グッズは市販でも簡単に手に入り、さまざまな種類から選んで利用できます。数匹程度であれば、市販の駆除グッズを使うことで駆除することもできるでしょう。ただ利用する方法によっては、捕獲したネズミや死体を自分で処分しなければいけません。
ネズミはさまざまな菌やウィルスを持っており、取り扱いには十分な注意が必要です。また大量に住みついている場合、素人が駆除するには限界があります。そのため、ネズミが大量にいる、処分するのが嫌・心配という方は、業者に相談してみるといいでしょう。
業者であれば、駆除から侵入対策・ネズミの処分まですべておこなってくれます。ただネズミの処分だけを依頼することはできません。相談・依頼するときは、駆除から処分までを一括して依頼することをおすすめします。
まとめ
家や飲食店にネズミが1匹でもいたら、ご自身で駆除をするか業者へ相談をしてみましょう。そのまま放っておいたら、みえない部分がぼろぼろにされてしまうかもしれません。そのようなことを避けるためにも、できるだけ早い対処を心がけてください。
また、ご自身で駆除をおこなう場合でも、利用する方法によってメリット・デメリットとなる部分が違ってきます。ネズミの種類・移動経路・住処などを判断して、適切な方法を無理なく利用するようにしましょう。
ねずみ駆除を依頼できる業者や料金
\ 完全無料 /
厳選した全国のねずみ駆除業者を探せます!
×
関連記事カテゴリ一覧
ねずみ駆除の記事アクセスランキング
ねずみ駆除の最新記事
カテゴリ別記事⼀覧
- お庭の手入れ
- 害虫駆除
- 害獣駆除
- 電気工事
- 鍵開け・交換・修理
- 窓ガラス修理・ドアノブ修理
- 家の修理
- バッテリー上がり
- ハウスクリーニング
- ペット火葬・葬儀
- 家電修理
- パソコン修理・ネット回線
- 家具・雑貨の修理
- 外壁・屋根工事
- リフォーム
- 防犯カメラ設置
- 盗聴器・その他調査診断
- 便利屋・代行サービス
- 引越し・配送サービス
- オフィス・店舗向けサービス
- その他