コウモリの巣はどこにある？住み着きやすい家の場所と対策方法

家の中に害獣が住み着いて、糞尿被害や騒音被害で困っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

中でも厄介なのが、コウモリの巣です。侵入経路を見つけることが難しく、なかなか対策ができないのが特徴です。

コウモリには感染症の危険性があり、人体に悪影響を及ぼすこともあります。他にも、糞尿などのシミや悪臭などの被害もあるので、見つけたらすぐに駆除することが大切です。

そこで、今回は「コウモリ」がどのような場所の住みつくのか、巣づくりをされた場合にはどのように駆除すればよいのかをご紹介します。

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コウモリの巣を作られやすい場所

日本国内で見かけられるコウモリは、ほとんどが「アブラコウモリ」という種類で、別名「家コウモリ」とも呼ばれています。

「家コウモリ」という名の通り、人が生活している家の中やビルなどに巣を作ることがあります。コウモリが巣を作るのは、家の軒下や屋根裏などの暗い場所で、身体が小さいため、狭い隙間や小さな小窓からでも侵入してくることができるといわれています。
人や動物にも見つかりにくいのでコウモリにとっては非常に住みやすい環境なのです。

コウモリの巣を作られると、人体に悪影響を及ぼすこともあるといわれており、家の中に住み着かれると鳴き声がうるさく騒音にもつながります。

また、コウモリの糞が溜まると悪臭や天井などにシミ跡ができたりといろいろな被害が発生します。コウモリを見つけた場合には、早めの駆除が必要でしょう。

コウモリを巣から追い出す方法

コウモリの巣を発見した場合は、ひとまず巣からコウモリを追い出しましょう。
コウモリは、光や煙を苦手とするので、カラス除けなどに用いられるCDで光を反射させたり、蚊取り線香を付け煙で追い出しましょう。

また、事前にできる対策として、ネズミ用の燻煙剤を撒いてコウモリが居づらい場所にすることもできます。

他にも、徹底的に小窓や隙間などの侵入口を防いで家に入れないようにすれば、巣を作られたり、住み着かれたりすることはないでしょう。
コウモリの糞がいくつか落ちている場所や天井にシミを見かけたら、要注意が必要です。
糞が落ちているすぐ真上の天井に巣がある可能性があります。

コウモリ駆除には注意も必要

もしも、家の中でコウモリを見かけて駆除しようとした場合、決して殺してはいけません。現在、コウモリは日本の法律によって保護指定されている動物なので、駆除したいからといって殺すことは禁止されています。そのことを知らずに駆除してしまう方もいるので、自分で駆除するのではなく、プロにお任せすることをおすすめします。また、駆除方法次第でも違法行為になってしまうことがあるので、追い出したり駆除する際には十分な注意が必要になります。

だからといって、コウモリの巣を放置しておくことは危険なので、見つけ次第すぐに対処しましょう。コウモリには、たくさんの菌が繁殖しています。

ですので、狂犬病や感染症にかかってしまう心配があるので、むやみに近づいたり触ったりするのはとても危険です。
駆除しようとして、噛まれたりしないようにしましょう。

コウモリに侵入されないためには

コウモリの巣を作られないようにするためには、まずはコウモリの侵入を防ぐことが大切です。コウモリの体長は非常に小さく、飛ぶことができるので天井の隙間や、小さな小窓などから侵入することができます。

早く侵入経路を見つけて塞ぐことが1番の対策になるでしょう。コウモリは、光を嫌うので天井や小さな隙間などに金網やアルミホイルなどのキラキラしたもので塞ぐとコウモリの侵入を防ぐことができるでしょう。
また、侵入口を塞ぐ際は夜に処置することをおすすめします。昼間に行うと中に閉じ込めてしまうことになってしまうので、外に出払っているときに駆除しましょう。

まとめ

コウモリは、日本で保護指定されている動物なので見つけた場合でも殺すことは禁止されています。しかし、家に住み着かれると非常に厄介で鳴き声や糞などの被害が出てきます。

また、コウモリには菌が繁殖しており狂犬病や感染症に陥るケースもあるので、駆除する際には十分な注意が必要です。日本でよく見かけられるアブラコウモリは、吸血行動をしないですが、むやみに近づいたり触ったりしないようにしましょう。

また、天井にシミや糞の蓄積を発見した場合、コウモリの巣がある可能性が高いので早めに駆除することをおすすめします。

コウモリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コウモリ駆除」をご覧ください。