ほっとくと危険!コウモリのふんで病気にならないためにできること

2021.4.30

ほっとくと危険!コウモリのふんで病気にならないためにできること

夕方を過ぎたころから、「鳥かな?」と空を見上げたときに見られるコウモリ。
単体や群れで素早く飛び回っている様子は、不気味に見えます。
コウモリと私たちの接点は、夕方に食事のために飛び回っている様子が目に入る程度の人が多いと思われますが、一方でコウモリのふん害や「ピーピー」という鳴き声に困っている方も多いのです。
コウモリは屋根裏に棲みつくと、昼間は同じ場所でふんをし続けます。コウモリのふんの量はとても多いというだけでなく、とても臭いのです。しかも、屋根裏にたまり続けることによって病気を媒介する危険もあります。

今回はこのコウモリのふんの被害や、掃除方法・駆除方法について紹介させていただきます。

コウモリのふんと病気

日本に生息しているコウモリは30種類以上もいるのだとか。そのうち一番よく見られ、直接的な被害を与えそうなコウモリが主に「アブラコウモリ」(別名「イエコウモリ」)という片手に乗るくらいの大きさのコウモリです。
体重は主に5~11グラムなので小さめのコウモリといえます。
困ったことに、人家の1~2㎝ほどのわずかな隙間でも侵入して巣を作り住みついてしまうことも。

ゴキブリや蚊、クモなどを主に食べるので、噛みつかれたりする心配はありません。
問題のコウモリのふんの特徴は、細長いことです。長さはおおよそ1㎝未満といったところです。実は、ネズミなどの小動物のふんと色が似ているのですが、細長ければコウモリのふんであることが多いので、観察してみてください。

コウモリによる害のほとんどは大量に落とされる「ふん」ですが、コウモリの身体についているダニやノミ、寄生虫も厄介です。なぜなら、コウモリの寄生虫に私たち人間が噛まれると菌を移されてしまうかもしれないからです。とても危険な感染症にかかって病気になってしまうことがあります。

.コウモリのふんと病気

コウモリのふんによる被害

コウモリは、夕方に食事をするために空を飛んでいるとき以外は、薄暗い場所でじっと眠っています。そのため、もし家の中に棲みつかれていてもなかなか気が付けません。でも、コウモリのふんの量はとても多いので、コウモリの存在よりも先にふんが気になって被害にあっていることに気が付くことがあります。コウモリのふんによるサインを見てみましょう。

天井のシミ

民家などの主に暖かい天井裏などに住みつき、毎回ほぼ同じ場所にふんをします。その大量のふんが天井にシミを作ります。このふんが原因で虫が寄り付き、病原菌が発生する可能性も。

悪臭

決してキレイではない川、池などのドブのような臭いで、獣臭も。実際駆除しても臭いがしばらく残ることも。

アレルギー

直接コウモリに触れなくとも、コウモリが連れてきたダニやノミが、生活スペースにまで侵入してきてしまうとアレルギー疾患がひどくなることがあります。
ダニやノミの死骸を吸い込むとアレルギーの疾患を引き起こす要因になるといわれているのです。
アレルギー症状が気になる場合は、専門の病院へかかり、原因を特定することが大切です。害虫や害獣が関係している場合には、駆除業者に依頼をして殺菌や消毒まで徹底することをおすすめします。
コウモリのふんによる被害

コウモリのふんを掃除しよう

コウモリのふんで病気にならないために、できることなら自分で掃除をしたいと考える方は多いことでしょう。
自分でコウモリの掃除をする時に注意しなければならないことがあります。
安全に掃除をするためには、コウモリがいない状態であることが大切です。
まずはコウモリに家から出て行ってもらいましょう。
そのためには、ホームセンターやネットショッピングなどで手に入れることができる駆除スプレーが役立ちます。
様々な種類がありますが、主にコウモリの嫌がる臭いであるハッカ油を含んだものが多く、実際、効果があります。
このスプレーを散布し、コウモリを追い出したら、ふんの掃除をしましょう。
ダニやノミを吸い込まないために、必ずマスクをつけ、直接ふんに触れないよう手袋を着用してください。また、掃除が終わったら使った道具・服などはすべて処分して感染症を防ぐようにします。

掃除が終わったら、殺菌剤などで菌を除去することも必要です。
そして最も大切なのが、追い出したコウモリが再び家に入ってこないように隙間を塞ぐということです。コウモリは棲みついた場所にしつこく戻ってくる性質があるので、侵入経路を塞ぐことが最も大切です。

感染症を気にしながらの掃除も大変ですが、この1~2㎝の隙間を塞いでコウモリ被害の再発を防げるかどうかがプロの腕の見せ所といえます。

コウモリのふんを掃除しよう

駆除が難しい場合は業者へ

「ふんを掃除しても、きりがない!」という場合、コウモリが棲みついていて、追い出すことに失敗してしまっていると考えられます。
コウモリは鳥獣保護法という法律によって保護されているため、コウモリを殺したり、傷つけたりすることは禁止されている厄介な害獣です。

プロによる駆除は費用が高く感じますが、何度もコウモリ駆除のためのグッズを買いなおしてやきもきするよりも、電話一本でお任せできてしまったほうがお財布に優しいかもしれません。

コウモリの被害にお悩みの方は、コウモリ駆除のプロにご相談ください。

まとめ

コウモリは、たった1~2㎝ほどの隙間から入り込んでしまします。
そしてコウモリが住みつくことによってふんの被害が家を傷める原因となります。
またコウモリのふんは、壁や天井のシミの原因になるだけでなく、放っておくと悪臭が立ち込めるなどの被害を引き起こすものです。

自分で掃除や駆除をするのもなかなか大変です。
何よりも追い出すのが難しく、再度住みついてしまったり、駆除の方法によっては違反行為となることもあります。感染症の危険もあるため、その予防も大切です。

コウモリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コウモリ駆除」をご覧ください。

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