小さいコウモリの正体に迫ります!生態や人間にあたえる影響とは?

2021.4.30

小さいコウモリの正体に迫ります!生態や人間にあたえる影響とは?

小さいコウモリは小さな体で、ぶら下がっているのをよく、見かけます。その小さなコウモリですが普段、どんな生活をしているのか?そして、人間にあたえる影響や危険性など、謎だらけですが今回、小さなコウモリに関して紹介していきたいと思います。

小さいコウモリの種類はなに

小さいコウモリの体長は約3cm前後、大きいもので約12cm、体重は約5g~10gです。
種類は全世界で約1,000種類います。
今回は日本で見かける小さいコウモリをいくつか紹介します。

アブラコウモリ

日本に生息する約30種類以上のコウモリの中で、人家に住みつくのはアブラコウモリだけと言われています。体長は約3cmで体重は約5~11gです。生息場所は軒下や屋根裏に巣を作っています。

カグラコウモリ

カグラコウモリの体長は約8cmで体重は約25~31cmです。おもに洞穴に生息しており、1,000頭以上の集団を作っています。

キクガシラコウモリ

キクガシラの体長は約7mで体重は約17g~35gです。生息地は洞窟や民家などにいますが冬になると洞窟で冬眠します。

さまざまな小さいコウモリがいます。コウモリに共通する特徴は、空を飛ぶこととか挙げられますが、その翼の仕組みは鳥類と大きく異なっています。
鳥類などの鳥は羽毛によって包まれていますが、コウモリの羽は伸縮性のある膜で飛行しているのです。

似たような動物では、モモンガやムササビなども翼を広げ飛びますが、風の力や上昇気流を利用しています。
コウモリの飛行能力はそうではなく、空を自由に飛ぶことができます。

コウモリは自由な飛行能力を持っていますが足の力が弱いため、立つことができず、ぶら下がっています。

小さいコウモリの活動時期は11月~3月にかけて冬眠し、それから活動します。基本的に夜行性で昼間は休んでいます。

コウモリは行動するときに超音波を発することで物体の位置や距離、速度など検知しています。
超音波の発信はコウモリの種類によって変化し、口や鼻から発しています。
口から超音波を発する場合は声帯を使うことで調整し周波数を変えており、鼻から発する場合は鼻葉というところから発しています。超音波の受信自体は、耳で行っています。

コウモリの超音波の周波数は約30kHz~120kHzの範囲で、人間の耳では聞くことはできません。人間が聞こえる周波数は約20Hzから20kHzです。
コウモリの超音波の周波数が高いほど小さいものを見分け、詳しい情報を得ることができます。
しかし、超音波を強く発する場合、大きく体力を消費し疲労してしまいます。

コウモリの超音波は人間に聞こえないため、人間に及ぼす影響はありません。
しかし、ほかの点で影響を及ぼすところがあるので次で紹介します。

      小さいコウモリの種類はなに

小さいコウモリが人間に及ぼす害は何がある

小さいコウモリが人間に及ぼす害ですが小さなコウモリは攻撃性が低く、こちらから触ることがない限り、襲ってくることは少ないです。ただ触ろうとするなど、コウモリにとっての危険を察知した場合、噛みついてくることはあります。

また、コウモリは病原菌や寄生虫など多くもっているため、触るのは危険です。小さいコウモリに寄生している害虫は主にコウモリマルヒメダニ、コウモリトオコジラミ、マダニ類などです。

特にコウモリマルヒメダニは人間にも寄生することがあり、血を吸うなどして痒みやアレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
さらにコウモリの糞にも注意が必要です。寄生虫や菌などたくさん存在しています。たまった糞からカビやアレルギー症状が発生したりするので注意しましょう。

小さいコウモリの駆除方法は?

小さいコウモリの駆除をする前に注意しておくことがあります。
コウモリの殺傷や捕獲は日本の法律で禁止されています。駆除するのではなく、追い出すことが大切です。

コウモリを駆除するために用意するもの

・コウモリ用の忌避スプレー
・燻蒸式の殺虫剤

コウモリ用の忌避スプレーや燻蒸式の殺虫剤はコウモリの嫌いな香りを噴射するのでコウモリを追い出すことができます。

駆除する方法は場所によって使い分けます。
屋根裏には燻蒸式の殺虫剤を使う
燻蒸式の殺虫剤を焚くことで小さなコウモリを追い出すことができます

軒下や戸袋の隅の場合、コウモリ用の忌避スプレーを使う
忌避スプレーを使うことで追い出すことができます。追い出したとあとも戻ってくる可能性があるので対策が必要です。まずは、糞の掃除をしておきましょう。残しておくとカビの発生やアレルギー症状が発生する可能性があります。

その他
蚊取り線香やCDやDVDなどのディスクを吊るしておくことでコウモリを寄せ付けないようにすることができます。

      小さいコウモリの駆除方法は?

まとめ

コウモリの中でオオコウモリを除けばほとんどの種類が小さいコウモリです。その種類は約1000種類もあり、さまざまな小さなコウモリがいます。
小さなコウモリは夜行性で昼間は休み、11月~3月は冬眠します。

小さいコウモリは攻撃性が低いため、襲うことはないですが触るときには注意が必要です。
コウモリはたくさんの細菌があるため、手袋などをしてから触りましょう。追い出すときの注意点ですが駆除するのではなく、追い出すことが大切なので殺傷や捕獲などせず、追い出しましょう。

追い出したあとのケアも忘れないでください。もし、自力で追い出すことが難しいと感じた場合は、コウモリ駆除のプロへ連絡・相談することも検討してみてください。

コウモリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コウモリ駆除」をご覧ください。

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