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コウモリ対策には忌避剤が最適!自分で退治するときの注意点とは

更新日:2021-04-30

コウモリ対策には忌避剤が最適!自分で退治するときの注意点とは

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

コウモリに住み着かれてしまったら、コウモリの苦手なものを使って対策をしましょう。市街地にはコウモリのエサとなるものが多いため、放っておくと長く居座り、ふん尿の悪臭や騒音被害に悩まされるおそれがあるのです。

手軽に導入できるグッズで対策をして、それでも被害が収まらないようなら業者に駆除の依頼をしましょう。

また、本記事では日本でよく見かけるのはアブラコウモリという種類の特徴や対策方法をご紹介します。

対策前にコウモリの生態をチェック

コウモリ対策を効率よくおこなうためには、まずコウモリの生態をよく知ることが大切です。住み着かれやすい場所や活動時期など、あらゆる特徴についてご紹介します。

アブラコウモリ(イエコウモリともいう)
アブラコウモリ
体長 4~6センチメートル
体の色 黒褐色、灰褐色、こげ茶色
生息地 北海道を除く日本全国の市街地や平野部が中心
住み着かれやすい場所 屋根裏、軒下、換気口、シャッターの裏、瓦の下、倉庫など
性格 積極的に人にかみつくことはなく、おとなしい
食性 主食は昆虫だが、果実や木の実などを食べることもある
寿命 1~5年(オスが約3年、メスが約5年といわれている)
活動時期 4月~10月(11月~3月は冬眠している)
活動の時間帯 夜行性
繁殖 冬眠前に交尾をおこない、梅雨の時期に1~4匹出産、8月頃まで子育てをする

コウモリは体が小さいため、1.5センチメートルほどでも隙間があれば、住宅に侵入ができます。住み着く場所も人目に付きにくい場所なので、実際にふん尿による悪臭や鳴き声による騒音の被害が発生するまで、存在に気が付くのは難しいかもしれません。

古くなって隙間の多い家はコウモリが寄ってきやすいので、早めに予防しておくことをおすすめします。

また、住み着かれていなくても、ベランダ軒下玄関などでよく見かける場合には注意が必要です。住み着かれてしまう前にできる限りの対策をおこないましょう。

コウモリの被害と人間への影響

コウモリが住み着いてしまった場合に考えられる被害は、おもに以下の4つです。

  • 悪臭
  • 騒音
  • 建材の傷み
  • 感染症

先ほど軽く触れた大量のふんや尿は、悪臭や建材が傷む原因になります。それだけではなく、ダニやカビ、雑菌が繁殖して、感染症を引き起こす原因となる危険性もあるのです。

海外では実際に感染症を引き起こした事例があります。日本では明確にコウモリが原因で発生した感染症の報告はないようですが、安全が保障されているわけではないので、早急にふん尿の処理をおこないましょう。

また、コウモリは夜行性なので、鳴き声や羽ばたく音が夜寝静まった頃に聞こえて寝不足になる可能性もあります。早めに家から追い出して、安心して暮らせる日常を取り戻しましょう。

コウモリ対策は春か秋がおすすめ

前述したような被害を防ぐためには、コウモリを追い出すための対策が必要です。しかし、コウモリ対策はいつおこなってもいいわけではありません。春か秋におこなうのが効果的とされているので、タイミングを逃さないようにしてください。

なお、春か秋に退治すべき理由は以下のふたつです。

  • 夏は出産時期のため、赤ちゃんコウモリを傷つける危険性がある
  • 冬は冬眠しているため、追い出すことが難しい

のちほど詳しくご紹介しますが、たとえ迷惑な被害を受けていても、コウモリを勝手に捕獲したり駆除したりすることは法律違反になります。そのため、コウモリが自ら家を出ていくように仕向ける対策は、コウモリが自由に動ける状態の春か秋が最適です。

コウモリの弱点を知ろう

基本的な生態や対策時期がわかったところで、コウモリの弱点を確認しておきましょう。以下の3つは、ちまたで噂のコウモリの弱点です。本当に対策に取り入れることができる弱点かどうかご紹介しますので、参考にしてください。

  • 光が苦手
  • ミントの香りに弱い
  • 紫外線に弱い

光ではなく光を反射するものが苦手

コウモリは、光そのものを嫌がるのではなく、光を反射するCD、DVD、アルミホイルなどを嫌がります。その理由は、コウモリが人間には聞き取れない超音波を反射、反響させることによって、周囲のものとの距離などを把握しているからです。

ベランダや軒下にCDやアルミホイルなどが吊るされていると、コウモリの出す超音波が錯乱して方向がわからなくなることがあります。そのため、行動しにくい場所ということで嫌がって避ける傾向があるのです。

ただし、光の反射や超音波を使った駆除グッズは、いずれコウモリが慣れてしまうかもしれません。長期的な対策としては不十分なので、効果のあるうちに別のグッズや業者依頼を検討しましょう。

また、暗い場所でコウモリに遭遇した場合は、光を当てることも有効な対策になります。強力な光が目くらましになるので、その場しのぎですが、とっさの対策として覚えておいて損はありません。

ミントよりもハッカが効果的

コウモリの弱点はあるの?弱点の噂の検証も

コウモリはハーブ系の強い香りも嫌がります。そのため、ミントの香りのするものが対策に使えるという噂がありますが、ミントの香りが苦手という説の正確な真偽は不明です。

本当に効果があるとされているのはハッカの香りなので、コウモリ対策にはハッカ油を用いることをおすすめします。ハッカ油はミントよりも強い香りがしますが、人体には無害です。スーッとする香りが苦手でなければ、試してみる価値があるかもしれません。

ただし、ハッカ油は猫の体にはよくないとされています。ご自宅で猫を飼っている場合は、別の対策を検討しましょう。

紫外線ではなく天敵を避けている

コウモリが紫外線を嫌うという噂は、コウモリが夜行性であることから発生したようです。しかし、コウモリの活動の時間帯が夜なのは、紫外線を避けるためではありません。明るいうちに外に出ると、体の小さなコウモリは天敵に狙われやすいので、安全のために夜間に活動しているのです。

市街地にあらわれるような小型のコウモリの多くは、目がほとんど見えておらず、前述したように超音波を頼りに飛行しています。そのため、外が明るくても暗くてもあまり活動のしやすさには関係ありません。

コウモリ退治には忌避剤が効果的

コウモリの弱点を利用した対策は、一時的なものとしては有効です。しかし、長期的な効果が期待できないものもあるので、より高い効果を得たい場合は、忌避剤を使ってみましょう。

忌避剤には3つの種類があります。それぞれ特徴を解説しますので、使いやすいと思うものを使ってみてください。

スプレータイプ

コウモリの嫌がる臭いが含まれたもので、使い方は住み着いている場所に噴射するだけです。

【メリット】

  • 初心者でも簡単に使える
  • 小さな隙間のなかにも使える

【再発防止のポイント】
スプレータイプは、一度噴射しただけだと約3~6時間で効果が切れてしまいます。コウモリが逃げ出したら、効果が切れる前に侵入口を塞ぎ、被害の再発を防ぎましょう。

錠剤タイプ

コウモリが嫌う成分(ナフタリン)が含まれた薬剤がおすすめです。住み着いている場所にまいておくだけで効果を発揮します。即効性はないため、スプレーと併用するとより効果的です。

【メリット】

  • 約1ヵ月効果が持続する

【再発防止のポイント】
効果が永続的ではないので、スプレータイプ同様侵入口を塞いで再発防止対策をする必要があります。スプレータイプと併用する場合は、即効性のあるスプレータイプでコウモリを追い出したところに、錠剤タイプを設置して侵入口を塞ぐ流れが理想的です。

ジェルタイプ

視覚・臭覚・触覚・味覚の4つの感覚を刺激してコウモリを追い払います。コウモリ専用のものではなく、ハトやカラスなどの鳥対策のグッズとして販売されているものが一般的です。

【メリット】

  • 効果の持続期間が1~2年で、忌避剤のなかで最も長い

【再発防止のポイント】
小さなトレーにジェルを入れる必要があるので、設置に少し手間がかかりますが、追い出しても戻ってくるコウモリがいる場合にも使えます。侵入口を塞いだあと、ジェルタイプを侵入口や住みかになりそうな場所に置いておくのがおすすめの使い方です。

自分でコウモリを退治するときの方法と注意点

コウモリ退治には4つの工程があります。以下の流れに沿って作業を進めましょう。

  1. コウモリの住み着いている場所を探し出す
  2. 忌避剤を使ってコウモリを追い出す
  3. ふんの除去と掃除、除菌をおこなう
  4. 侵入口を塞ぐなど、再発防止の作業をおこなう

なお、(3)の工程では、ふんを直接触ったり、乾燥して粉状になったふんを吸い込んでしまったりすると危険です。手袋やマスクなどで自分の身を守って作業をおこないましょう。

コウモリ退治の準備

準備不足で失敗という事態は避けたいです。必要なもの一覧をご紹介するので、ひとつずつチェックしながら、不足がないかどうか確認しましょう。

  • 忌避剤
  • レインコート
  • ゴーグル
  • 手袋(ゴム手袋が最適)
  • マスク
  • 消毒用スプレー
  • 捨ててもいい雑巾や布切れ
  • ゴミ袋
  • 金網
  • シーリング材

レインコートやゴーグルなど、自分の身を守るためのグッズは100均でも購入できますが、すべてまとめて購入したい方には、通販サイトがおすすめです。

また、掃除の際にほうきとちりとりを使用してもかまいませんが、菌が付着するおそれがあります。使用後に捨てることができるものを用意するか、消毒をするなどの処理をするようにしてください。

退治の方法

用意しておいたレインコートを着て、ゴーグル、手袋、マスクを着用したら作業を始めましょう。

(1)コウモリの住み着いている場所を探し出す
住みかのヒントはコウモリのふんです。5~10ミリメートルくらいの茶色いかたまりが複数落ちている場所がないか探してみましょう。

(2)忌避剤を使ってコウモリを追い出す
スプレータイプなら住みかに噴射、錠剤やジェルタイプなら住みかに設置してコウモリが逃げ出すのを待ちます。

(3)ふんの除去と掃除、除菌をおこなう
散らばっているふんを集めて袋に入れ、袋の口を固く閉めます。そのあと、ふんや尿をされていた場所を消毒スプレーと雑巾や布切れを使って除菌しましょう。

(4)侵入口を塞ぐなど、再発防止の作業をおこなう
再発防止のために進入口を塞ぎます。1~2センチメートルでも隙間があれば、コウモリは侵入可能です。金網やシーリング材を使って、わずかな隙間も漏れなく塞いでください。

傷つけないように注意して!

効果的なコウモリの退治方法は何がある?

人間の生活や健康を脅かすコウモリですが、鳥獣保護管理法により、傷つけたり許可なく捕獲したりすることが禁止されています

コウモリの出産時期に駆除してはいけないのも、親コウモリを追い出すことで飛ぶことができない赤ちゃんが取り残され、死んでしまうことになるおそれがあるからです。

鳥獣保護管理法に違反した場合は、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金が科せられることがあります。間違っても、勝手に捕獲したり退治の際に傷つけてしまったりしないよう注意してください。

手に負えない被害は業者に駆除依頼

ここまでは、自分でできるコウモリ対策をご紹介してきました。しかし、住みかを特定できない場合や忌避剤の使い方がわからない場合、自分で作業をおこなうことに不安がある場合は、業者に依頼する方法もあります。

業者によってサービス内容は異なりますが、基本的には駆除から再発防止の対策まで依頼できる業者への依頼がおすすめです。さらに、ふん尿の掃除まで請け負ってもらえば、感染症の心配をする必要もありません。

また、アフターフォローサービスのある駆除を業者に依頼すれば、万が一コウモリが戻ってきてしまった際に、期間中無料で対処してくれる可能性があります。ただし、保証や料金も業者によって異なるので、気になる方は事前に相談して見積りを取るなどして確認しておきましょう。

まとめ

コウモリは小さくておとなしい生き物ですが、住み着かれるとふん尿による悪臭や菌の被害、鳴き声や羽音による騒音被害など、さまざまな害をもたらします。繁殖力が強く、あっという間に数も増えてしまうので、家に住み着いたコウモリを発見したら、なるべく早く追い出しましょう。

コウモリには、光の反射やハッカの強い香りなどさまざまな弱点がありますが、最も駆除に効果的なのは忌避剤です。3つのタイプから自分の使いやすいものを選んでコウモリ退治に挑戦してみてください。

ただし、帰巣本能があるコウモリは、一度追い出しただけでは対策として不十分です。完全防備でふんなどの痕跡を掃除して除菌をおこなったら、侵入口となる隙間を塞ぎましょう。

また、コウモリは法律によって守られた存在です。誤って傷つけてしまうと罰則を受けるおそれがあるので、心配な方はプロに駆除依頼をしてください。業者選びは弊社にお任せです。ご要望に沿うおすすめの業者をご紹介しますので、お気軽にお電話ください。

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コウモリは繁殖力が高いので、被害を発見したらすぐにプロに相談することをおすすめします。駆除だけでなく消毒や侵入経路塞ぎもしてくれます!
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この記事を書いた人
生活110番:編集長 SUZUKI
2015年より暮らしのお困りごとを解決するためのコンテンツを作成し、編集した記事は7000ページ以上。 現在は編集長として「本当に役立つコンテンツ」をテーマに日々コンテンツを研究中
得意ジャンル: 害虫駆除(蜂の巣駆除・シロアリ駆除)・害獣駆除(ハクビシン駆除・イタチ駆除・アライグマ駆除)・害鳥駆除(鳩駆除・コウモリ駆除)

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「生活110番」編集部の田中です。生活110番は、電気工事から害虫駆除、カギ開けやペット葬儀まで、150ジャンル以上の暮らしのお困りごとに対応します。私たちはこの「生活110番」を通じ、皆さまのお困りごとをスピーディに、安心の品質と価格で、解決するお手伝いをしています。

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