コウモリの赤ちゃんを見つけたら保護するべき?正しい対処法をご紹介!

2021.7.9

コウモリの赤ちゃんを見つけたら保護するべき?正しい対処法をご紹介!

ある日ベランダや庭を見ていると見慣れない黒い生き物が……。よく見るとコウモリの赤ちゃんだった。そんな経験をしたことはありませんか?経験をせずともコウモリが出没する地域ではコウモリの赤ちゃんが家の周辺、敷地内に落ちているケースがないとは言い切れません。

もし、コウモリの赤ちゃんを見つけてしまったら保護したほうがいいのか……。それとも害獣だから対処したほうがいいのか……。迷ってしまいますよね。
害獣と耳にするとはいえ、まだ赤ちゃんだからどうにかして保護してあげたい庇護欲が働いてしまう方もいるのではないでしょうか?

そんなコウモリの赤ちゃんがいたらどう対処すればいいのかご紹介していきます。

コウモリの巣ってどこにある?住宅に住み着いていることも

コウモリの赤ちゃんが自分の家の周辺、または敷地内に落ちている場合は近くにコウモリの巣がある可能性が高いです。しかし、コウモリの住処なんて見当もつかないなどと思われている方もいるかもしれません。コウモリは一体どんな所に巣を作っているのかご紹介します。

実は室内に潜んでいる?

日本でよく見かけるコウモリはアブラコウモリ、別名でイエコウモリと呼ばれています。アブラコウモリは日本に住む人にとっては結構身近なコウモリで、暖かく、雨風が凌げ、薄暗いところを好みます。その条件が揃う人が住む住居の屋根裏や倉庫などに潜んでいることが多いです。

家の僅かな隙間から侵入し、その侵入した住居で育ったコウモリの赤ちゃんがなにかの拍子に巣から落ちてしまった場合も考えられます。

コウモリの巣ってどこにある?住宅に住み着いていることも

コウモリの赤ちゃんを保護したら?赤ちゃんと成獣の見分け方

コウモリの赤ちゃんが衰弱している……、なんとか保護してあげたい場合は一時的に保護することが可能です。もし、自宅で保護をする場合はコウモリの赤ちゃんが回復するまで面倒を見てあげてください。

コウモリの赤ちゃんが弱っている場合の対処

コウモリの赤ちゃんを拾ったのはいいけど、なかなか世話する機会がないからどういうものを与えればいいのかわからない……。特に衰弱している場合は命を繋ぐためにえさを与えることはとても重要です。コウモリの赤ちゃんを保護した場合はこんなものを与えてみましょう。
 

【コウモリの主食は虫と水】

コウモリの赤ちゃんに与えるものがわからない場合は、コウモリのえさである虫や水を与えてください。虫は釣り用のミルワームや小さい虫を割りばしやピンセットにつまんで与えて大丈夫です。そのままの状態で食べない場合はおなかが空いていないか、大きすぎて食べづらいのかもしれません。水はおかし付録などについているスポイトかガーゼに水を含ませてあげてください。

赤ちゃんと成獣の見分け方

コウモリの赤ちゃんは成獣より体が小さく、体毛が少なく黒っぽいのが特徴です。たいして成獣になると毛の色が暗灰褐色、明るい褐色になるので、気を付けて見れば見分けがつきます。

保護するときの注意点。コウモリは赤ちゃんでも保菌している可能性が

もしコウモリの赤ちゃんが落ちていたら素手で赤ちゃんに触らないようにしましょう。可哀そうと思う方もいるかもしれません。

ですが、コウモリには細菌やウイルスが付着しており、コウモリの赤ちゃんにも細菌やウイルスが確実についています。

コウモリの赤ちゃん相手に少しやりすぎかもしれませんが、自分の身を守るために時には過剰な対策も必要です。保護する前に軍手やマスクをして保護しましょう。

保護するときの注意点。コウモリは赤ちゃんでも保菌している可能性が

保護したあとは野生に戻すか、保護窓口などに依頼しましょう

コウモリの赤ちゃんを保護していくうちに「このまま一生家族として過ごしていきたい……」そんな深い愛情を抱いてしまうかもしれません。しかし、コウモリは一時的な保護までは許されていますが、法律でペットとして飼うことは禁止されています。無断で飼う場合は法律違反及び懲役1年以下、50万円以下の罰則対象になってしまいますので、気を付けてください。

悲しいですが、保護してしまった場合は野生に返すことまで考えておく、または自分が住んでいる地域の役所、保護窓口に連絡しましょう。

保護してしまうと愛着が湧いてしまう場合などは、保護窓口にコウモリの赤ちゃんを引き取ってもらうように連絡を取ります。

まとめ

コウモリの赤ちゃんがいたときの対処方法についてご紹介してきましたがいかがでしょうか。

コウモリはいくら害獣だからといって無理に駆除することはできません。落ちているコウモリの赤ちゃんを見つけてしまった場合は地域の保護窓口に連絡して引き取ってもらいましょう。

保護して野生に返す場合は細菌などがつかないように軍手やマスクなど、細菌、ウイルス予防をして保護します。

コウモリは私たちにとって危険なウイルスを持っています。しかし、 コウモリの赤ちゃんの命には罪がありません。コウモリの赤ちゃんが野生に帰れるように見つけたら放置をせず、保護窓口に連絡、保護できるなら一時的な保護をしてみてください。

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