コウモリ駆除は忌避剤がおすすめ!そのほか状況別の対策を紹介

2022.11.9

コウモリ駆除は忌避剤がおすすめ!そのほか状況別の対策を紹介

コウモリは、基本的に夕方から夜にかけて活発に飛び回る生き物です。普段は間近で目にすることがないからこそ、その姿を目の当たりにするとなんだか怖くなってしまいますよね。もし家の中でコウモリを見つけたら、完全に住み着いてしまう前に外へ追い出す対策をとりましょう。

コウモリを撃退するのに有効な手段のひとつに「忌避剤」があります。しかし、忌避剤といっても種類が豊富なため、どれを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、忌避剤の種類やそれぞれの特徴、おすすめの商品をご紹介します。

また、コウモリの出どころや被害状況に合わせたコウモリ対策も解説していますので、最後まで目を通してみてくださいね。

コウモリ駆除に効く!①忌避剤

家の中にいるコウモリを駆除するときは、「追い出す→侵入口をふさぐ」という流れが基本です。家の周囲にやってくるコウモリには、「追い払う」ための対策が必要になります。

このような対策に役立つグッズは、たくさん普及しています。ここでは忌避剤のほか、侵入防止グッズやコウモリに効くといわれている超音波について、おすすめの商品とともに解説します。それぞれどのような特徴があるのか、ここでしっかりと把握しておきましょう。

忌避剤

忌避剤にはスプレータイプ、燻煙タイプ、錠剤タイプ、ジェルタイプのおもに4種類があります。それぞれのうち、広く利用されている商品をピックアップします。

スプレータイプ

イカリ消毒 スーパーコウモリジェット 420ml

配管や換気口などの狭い空間にいるコウモリを追い出すのにおすすめです。コウモリが苦手とする天然のハッカ油が主成分のため、子どもやペットがいても安心です。しかし、スプレータイプの忌避剤は持続時間が3~6時間と短いため、効果は一時的なものとなる場合があります。

くん煙タイプ

アース製薬 ネズミ一発退場 くん煙タイプ ネズミ用忌避剤 [10g]

ネズミだけでなくコウモリにも効果があるくん煙タイプの忌避剤です。忌避剤が含まれた煙をコウモリの住み着いている天井裏や床下に充満させてコウモリを追い出します。ハッカ油と琉球ハーブが主成分。忌避効果は約2日持続します。

錠剤タイプ

イカリ モグラクリン 300g

コウモリの住み着いている場所にまくだけで追い出すことができる錠剤タイプの忌避剤です。主成分は粗製ナフタリンという人体に有害な成分であるため、使用方法をよく読み、取り扱いには十分注意しましょう。忌避効果は約1ヶ月持続します。

ジェルタイプ

【セット】鳥類忌避剤 バードフリー(1本)+コーキングガン (1本)付き

鳥類を追い払うのに有効なジェルタイプの忌避剤です。専用のトレーにジェルを入れて軒下に設置します。ベランダや軒下に現れるコウモリの忌避に効果があります。主成分は環境にやさしい3種類の成分からなり、忌避効果は約1年と長時間持続するのが特徴です。

ここまで忌避剤の種類とおすすめの商品を紹介してきました。使用する場面はコウモリの出どころや被害状況によって異なるので、含まれている成分や効果の持続時間などに考慮し、もっとも適したものを選ぶようにしましょう。

また、これらの忌避剤は必ず用法・容量を守って使用するようにしてください。間違った使い方をすることで、十分な忌避効果が得られなかったり、健康被害を誘発したりするおそれがあります。

▼コウモリ駆除に効く!①忌避剤

コウモリ駆除に効く!②侵入防止グッズ

忌避剤を使ってコウモリを追い出せたら、再び侵入してこないように侵入口となる隙間をふさぐことが重要です。その際、実際にコウモリが入ってきた箇所だけでなく、コウモリが侵入できそうなすき間をすべて埋めるようにしましょう。そうすることで、さらに確実なコウモリ対策ができます。以下を参考にしてみてください。

屋根と壁のすき間
窓やシャッターのすき間
ドアのすき間
配管口
換気口
通風口

そのほかにも、家の形状や状態によっては隙間があるかもしれません。一度、隅から隅まで確認してみるとよいでしょう。

コウモリ駆除に効く!②侵入防止グッズ

では、どのように侵入口をふさぐとよいのでしょうか?以下でおすすめの侵入防止グッズをご紹介します。

金網

イカリ消毒 防鼠金網ハード 1枚 40×45 線径1.0mm

ネズミやコウモリといった害獣の侵入口を遮断するための金網です。侵入口の形状に合わせて自由に変形できるようになっています。1枚のサイズが40×45センチ。網目の幅は約5ミリなので、コウモリが侵入できないサイズになっています。

パテ

チューレスねずばんパテ 1kg ネズミ侵入防止パテ

ネズミやコウモリが苦手なトウガラシの成分が含まれた接合材です。ちぎって埋め込むだけなので、簡単に設置することができます。色はグレーなので目立ちにくく、どこにでも設置しやすくなっています。また密着性が高く、効果が持続しやすいのも特徴です。
侵入経路をふさぐのはコウモリを追い出したあとの重要な作業です。これらのグッズを上手に活用し、万全なコウモリ対策をおこないましょう。

コウモリ駆除に効く!③超音波

コウモリ駆除に超音波が効果的であることはご存じでしょうか。コウモリは超音波を発しながら活動するため、駆除用の超音波をあてることでコウモリの波長を混乱させ、侵入をふせぐことができます。

野生動物対策器 動物撃退器

野生動物を感知すると自動的に超音波を発するようになっています。最大感知範囲は138平方メートル、感知距離は8~9メートルのため、軒下などコウモリが現れる範囲を確実に狙って設置するようにしましょう。

コウモリの超音波を利用した撃退法についてより詳しく知りたい方は、以下のページをご確認ください。
コウモリが出す超音波ってなに?それを利用した撃退法とは

コウモリ駆除に適した時期と時間帯

ここまで忌避剤をはじめとするコウモリ駆除グッズをご紹介してきました。続いては、駆除効果を高めるために重要な、駆除をおこなう時期と時間帯について解説します。

コウモリの駆除は春と秋におこなうと◎

コウモリの駆除を春(4~6月)と秋(9月・10月)におこなう理由は、コウモリの活動が落ち着いて穏やかな状態になっているからです。

コウモリのおもな活動時期は、夏と冬です。子どもを産み育てる繁殖期(7~8月)と、厳しい冬を乗り越える冬眠期(11月~3月)にわかれます。なぜ、この時期には駆除をしない方がよいのでしょうか。

繁殖期は体の小さな子どものコウモリが増えるため、追い出すときに誤って殺してしまう場合があり、危険であるといえます。コウモリは鳥獣保護管理法で守られているため、殺したり、傷つけたりすることは禁止されているのです。

冬眠期のコウモリも、体が動かなくなることから追い出すときに誤って殺してしまう場合があります。また、燻煙剤などを使用してもほとんど反応しないため、もういなくなったと思い込んで侵入口をふさぐと、そこに閉じ込められたコウモリが出られなくなってしまいます。
コウモリ駆除をおこなう際は、繁殖期と冬眠期を避けるようにしたいですね。

コウモリが活動をはじめる夕方を狙おう

コウモリは夜行性のため、昼間は眠り、夜間は昆虫などのエサを探すために飛び回ります。そのため、コウモリが活発に動き始める夕方を狙って追い出すようにすると、効果が表れやすくなるでしょう。

中には、夕方や夜にコウモリが家にやってくるというケースもあります。そうした場合、家がコウモリの休憩場所になっているかもしれません。コウモリを近寄らせないよう、さきほどご紹介した駆除グッズを使用しましょう。また、コウモリは光に反応するため、家の外の明かりを消しておくのもよいでしょう。

コウモリを駆除する際に注意すべきこと

ここまで、コウモリを駆除する方法やベストなタイミングをご紹介してきました。つぎは、実際に駆除するときに注意しておきたいことをご紹介します。

コウモリを追い出したあとは必ず掃除を

コウモリは目に見えないさまざまな菌やウィルスを持っているため、コウモリを追い出したあとはコウモリのいた場所を清潔な状態にしなければなりません。また、コウモリのフンや尿がある場合は絶対に素手で触らずに除去するようにしましょう。

もし、コウモリのいた場所がエアコンの配管など確認しにくいところだった場合、再びエアコンをつけたときに菌が飛散してしまうおそれがあるため、業者にクリーニングを依頼してきれいにしてもらうとよいでしょう。

自分で駆除するのが難しい場合は業者に相談を

コウモリ被害に悩まされている方の中には、もうコウモリの姿を見たくないという方もいるかもしれません。また、自分でコウモリを駆除するのが精神的につらいという場合もあるでしょう。

そんなときは、コウモリを駆除してくれる業者に相談してみましょう。業者に依頼すれば確実にコウモリを駆除してくれます。また、自分でやるとグッズを用意したり掃除をしたりと手間がかかりますが、業者に頼ればそういった手間が省けます。精神的にも安心でき、また健康被害を受ける心配もなくなるでしょう。

まとめ

コウモリの忌避剤を選ぶ際は、狭い空間ならスプレータイプの忌避剤を、天井裏などの広い空間であれば燻煙タイプの忌避剤を使うなど、環境によってどの忌避剤が適しているかを判断してください。

忌避剤を使ってコウモリを追い出せたら、その後は必ず侵入防止グッズで侵入経路をふさぎましょう。家にやってくるコウモリを追い払うために、超音波を設置するのもいいですね。駆除する時期や時間帯にも考慮すると、より高い撃退効果を発揮できます。

もし自分で駆除するのが難しい場合は、業者に依頼することも視野に入れましょう。業者に依頼するのはもっとも安全で確実な方法です。少しでも気になった方は、ぜひ見積りをとってみてくださいね。

コウモリ駆除を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「コウモリ駆除」をご覧ください。

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