ハクビシンを罠で捕獲するなら法律順守で!3つの捕まえ方と正しい対処

2023.9.11

ハクビシンを罠で捕獲するなら法律順守で!3つの捕まえ方と正しい対処

かつては人目につかない山林などで暮らしていたハクビシンは、近年、市街地や住宅街にも出没するようになってきました。その原因の多くは餌不足です。
ハクビシンは一戸建てだけではく、マンションに住み着いてしまうこともあります。

では、ハクビシンを見かけたときはどうすればいいのか。ハクビシンの生態と共に、対策方法をご紹介していきます。

ハクビシンの習性や被害

都心部でも見かけることがある野生動物の一つがハクビシンです。狸と思っていた動物が、実はハクビシンだったということもあります。

ハクビシンの特徴としては、鼻から頭蓋骨に向かって白い縁取りがあり、耳元まで伸びています。大きさはしっぽを含めて1mにもなる大型害獣です。また、丸い指や黒い短い手足をもっているので、電柱すら登れるほど運動能力が高い害獣なのです。

夜行性で、明るい昼間の時間帯はねぐらで寝ているため、ハクビシンを捕獲しようとしてもめったに見かけることはありません。
他の害獣とは違い、母子を中心として家族単位の群れで行動します。餌は果物や植物を中心に好んで食べるため、畑などの農作物の被害が多くなっています。
他にもハクビシンはなんでも食べるため、家で飼っている亀や金魚などを食べられてしまうケースもあるようです。

また、ハクビシンは同じ場所に繰り返し糞尿をする習性があり、家にすみつかれてしまうと糞尿被害がでます。ハクビシンの糞尿は衛生的にも問題がありますが、それだけでなく家に臭いが染み付くこともあります。

家の近くでハクビシンを見かけるようであれば早めの対策をおすすめします。

ハクビシンの習性や被害

ハクビシンの捕獲には許可が必要です。

ハクビシンを捕獲しようとしても勝手に素人が行うことはできません。ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象となっているのです。人家にて被害を与えますが、ハクビシンは特定外来生物指定ではないので、駆除対象の動物にはなっていません。
これを知らずに勝手にハクビシンを駆除してしまうと問題になる可能性があるので注意が必要です。

しかし、ハクビシンの被害は重大です。そのため地方自治体によっては、申請などをすると駆除をすることが可能なところもあります。事前に管轄機関に問い合わせをすることが重要です。

鳥獣保護管理法という法律が日本にはあり、ハクビシンは保護の対象ですが、しっかりと対応方法知ると駆除もできます。

ハクビシンを捕獲する方法

ハクビシンを捕獲する捕獲器は主に3つあります。

・餌式捕獲器
誘引餌を使用し、誘引条件に合った害獣を捕獲するトラップになります。ハクビシンは果物を非常に好むので、果実をトラップとして使用します。

・踏板式罠
動物の重さを利用した捕獲用箱わなです。体重の重いハクビシンには有効的に使用することができます。

・扉式罠
捕獲箱内部にあるワイヤーに触れることで、入口の扉が閉まる動物用捕獲わなです。ハクビシンなどの力が強い動物にも耐えることができるように改良された駆除罠もあります。

駆除だけが捕獲を目的としているわけではく、その生態調査や生息数などを調べるときに用いられることもあります。
こうした罠が近くにあるのであれば、犬や猫などのペットが誤って捕まってしまわないように注意が必要です。

ハクビシンを捕獲したらどうすればいいの?

許可を得ずに、勝手に害獣を駆除することは法律で禁止されています。しかし、「捕獲」はどうなのかというと、これも違法になるかもしれません。

たとえば、自宅にハクビシンが来るようになったとしても、捕獲して人里離れた場所で放すことは禁じられています。この行動は、「害獣に直接危害を加えた」とは言えませんが、鳥獣保護管理法によって禁止行為とされているのです。

捕獲や巣の移動についても、許可なく行ってしまうと罰則が課せられるおそれがあるので、注意しましょう。

もし思わぬ形でハクビシンを捕獲してしまったら、お住まいの地方自治体にすぐに連絡することをおすすめします。

ハクビシンの捕獲は業者に頼りましょう

ハクビシンの捕獲は大変難しく、行動範囲も広いので素人では完全なる駆除は難しいと言われています。もしハクビシンの痕跡を見つけたときには早めの対策が必要となってきます。

駆除だけでなく、寄せ付けない忌避したり、家に入り込ませないように遮断をしなければなりません。半端な対策をしてはいつまでもハクビシンに悩まされることになり、のちに健康被害に発展するおそれもあります。

そうなる前に、ハクビシンの生態や特性を理解し、効果的な対策を起こってくれる業者に頼るのをおすすめします。
ハクビシンの捕獲は業者に頼りましょう

まとめ

ハクビシンは一見可愛い動物にみえますが、その被害は拡大する一方です。年中、活動や繁殖が可能なハクビシンは、捕獲はもちろん、駆除も難しくなります。
放置しておくと、あっという間に個体数が植えて、被害が拡大していきます。そうならないためにも早めの対策が必要です。

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