年賀状の作成はネットプリントで!どこがいいか比較してみました
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なにかと忙しい年末。
年賀状の準備がその忙しさを加速させる原因ひとつになっている方も多いかと思います。
忙しい中ですが、せっかく年賀状を作るならキレイに作りたいですよね。
でも、自分で年賀状ソフトを使って年賀状を作ると、どうしてもキレイに年賀状を作ることができないということもあるでしょう。
そんな方には、手間もかからずきれいに年賀状が作れるネットプリントの利用がオススメです。
ネットプリントのサービスを提供している業者はさまざまで、それぞれ特徴があります。
今回の記事では、人気のネットプリント業者を比較していきます。
ネットプリントとは?
そもそもネットプリントとは、パソコンやスマートフォンで作成したデザインや文書をコンビニにあるコピー機や業者に注文をして印刷をするサービスです。
年賀状は毎年何十枚何百枚と印刷しなくてはならないので、自宅のプリンターだと時間がかかってしまったり、インク切れをしてしまうでしょう。
そんなときネットプリントを利用すると、手軽に自宅のプリンターより高いクオリティで年賀状の作成が可能になります。
ネットプリントには2種類ある
ネットプリントには大きく分けて「コンビニ」と「業者」の2種類の方法があります。
コンビニでのネットプリントは、あらかじめ印刷したい画像ファイルをパソコンやスマートフォンから登録をしておいて、コンビニで印刷をします。
業者にネットプリントを注文する場合は、業者のサイトに用意されているデザインの中から好みなものを選び、はがきの枚数や仕上がりなどを決めて注文します。
ネットプリントのメリットとデメリット
ネットプリントにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
コンビニでのネットプリントと業者に注文する場合に分けて紹介していきます。
コンビニでのネットプリントの場合
コンビニでのネットプリントのメリットは、なによりも「手軽に印刷できること」です。
出先であっても印刷したいデザインをスマートフォンで登録することで、即座にコンビニで印刷が可能になります。
自宅で印刷しようとすると、初期費用やインク代が必要になります。
それだけではなく、メンテナンスをしていないと、使おうとしたときに正常に動かない場合もあります。
ですが、コンビニのコピー機はしっかりと定期的なメンテナンスされているため、よほどタイミングが悪くない限りはいつでも利用が可能です。
ただし、コンビニでのネットプリントを使うためには外出する必要があります。
当たり前ですが自宅では印刷ができません。
さらにデザインのアップロードに時間がかかってしまうことがあります。
ファイルの大きいデザインの場合は、想像以上に手間がかかってしまうかもしれないことをあらかじめ知っておきましょう。
そしてデザインにミスがあった場合、その場で修正ができないというデメリットもあります。
細かい修正のために家とコンビニを往復しなくてはならないかもしれません。
業者に注文する場合
業者へのプリント注文は、価格の安さが一番のメリットでしょう。
Web注文にすることで、業者は営業のコストを削減しているからです。
そして24時間いつでも注文が可能な点や、納期を選べることもメリットです。
印刷会社に直接持ち込む必要がなく、ネットでの対応となるので、どんなタイミングでも注文が可能です。
また、注文から納期までの期間が短く、日にちを選べることもポイントです。
しかし業者に注文するデメリットも存在します。
それは「事前に仕上がりを確認できないこと」です。
コンビニでのネットプリントなら1枚ずつ印刷して、仕上がりを確認して、その都度修正ができます。
ですが業者に注文する場合、印刷が終了するまで修正ができません。
修正が可能な業者もありますが、手数料などの別途費用が必要になることが多くあり、修正を重ねるとコストがかかってしまいます。
コンビニプリント紹介
まずは、コンビニでのネットプリントを店舗ごとに紹介していきます。
それぞれ特徴があるので、利用するコンビニのネットプリントがどんな仕様なのか、把握しておくとよいでしょう。
1.セブンイレブン
コンビニでネットプリントをする場合、事前に印刷したいデザインを登録しておく必要がありますが、セブンイレブンの場合はユーザー登録をしないですぐに登録が可能です。
「かんたんnetprint」というアプリでユーザー登録をしないでデザインを登録する場合、印刷有効期限はプリント予約日+1日となります。
期限は短いですが、急ぎで印刷したいものがあるとき、初めてコンビニのネットプリントを活用するときなどに利用すると便利でしょう。
もちろんユーザー登録をすることも可能です。
「netprint」でユーザー登録をするとプリント有効期限が予約日+7日と長くなります。
そしてセブンイレブンのネットプリントではnanacoが利用できるので、支払い時にnanacoポイントが貯められます。
登録したデザイン1つずつに予約番号が割り振られるので、デザインを配布したいときなどに便利です。
ただし印刷したいデザインが複数あるときは、デザインごとに予約番号を入力しなくてはならず手間に感じてしまうかもしれません。
また、セブンイレブンのネットプリントはフォト用紙のサイズがLしかありません。
2.ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクス
ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスでネットプリントを利用する場合は、「ネットワークプリント」というアプリをダウンロードします。
こちらはセブンイレブンとは違い、会員登録が必須です。
こちらのネットプリントは、ユーザー番号で登録したデザインをすべて印刷が可能です。
そしてA4光沢紙、2Lサイズでも印刷ができます。
ただしはがきには印刷ができないので、年賀状の作成にはあまり向いていないかもしれません。
3.ミニストップ
ミニストップでネットプリントをする場合も、事前にWebサイト「おきがるプリント」や専用のアプリ「おきがるプリント&スキャン」「かんたん写真プリント」でデザインを登録しておきます。
かんたん写真プリントはユーザー登録不要で利用が可能ですが、おきがるプリント&スキャンはユーザー登録の必要があります。
ミニストップでのネットプリントは、ほかのコンビニと比べて料金が安いことが特徴です。
おすすめのプリント業者紹介
ここからはネットプリントのサービスを行っている代表的な印刷業者を紹介していきます。
業者によってサービスの内容が異なるので、それぞれの特徴を把握し、自分に合った業者に注文をしましょう。
1.ネットスクウェア
ネットスクウェアの特徴は「とにかく安いこと」です。
通常の料金はカラー100枚で印刷料金7,009円+はがき代6,200円の13,209円となりますが、キャンペーンなどで印刷料金が大幅に割り引かれます。
年賀状の印刷の場合、注文するタイミングによっては通常価格から最大50%以上も割引することが可能となります。
そして安いだけでなくデザインも1,000種類以上と充実しています。
気に入ったデザインがあれば、サイトにある「かんたん見積もり」で金額を確認でき、注文も簡単に行えます。
17時までに注文をすれば、基本的に翌々営業日に出荷されるので、急ぎの際にも助かります。
ただし、ネットスクウェアでは「宛名の印刷ができないこと」には注意しましょう。
2.しまうまプリント
しまうまプリントの年賀状は「2,000種類以上の豊富なデザイン」が特徴です。
そしてデザインの印刷だけでなく、宛名の印刷、投函代行も無料で注文することが可能なので、印刷から投函まですべての工程をおまかせできます。
しまうまプリントはほかの業者とは異なり、基本料金が必要になります。
初回の注文では1.980円(税抜)2回目以降は500円(税抜)がかかるので、注文する際はできる限り1回にまとめるようにしましょう。
3.挨拶状ドットコム
挨拶状ドットコムの年賀状の特徴は「オリジナリティ溢れるデザイン」です。
1,000種類以上の個性的なデザインから気に入ったものを選びましょう。
そして宛名印刷は年賀状シーズンに限り期間限定で無料、ユーザー登録をすることで送料も無料になります。
料金はほかの業者に比べると価格は安いとはいえませんが、ほかの業者とはひと味違うデザインの年賀状を送りたいのなら挨拶状ドットコムがおすすめです。
今なら年賀状保管ケース「きずなばこ」が先着10万名にプレゼントされます。
4.おたより本舗
おたより本舗はネット通販受注件数3年連続1位の人気の高い業者です。
人気の理由は「業界トップクラスのデザインの豊富さ、納期の速さ」です。
また、注文時に仕上がりのイメージを確認できることも特徴です。
おたより本舗では送料無料、代理投函無料に加え、今年から宛名印刷が完全に無料となりました。
そしておたより本舗で用意された年賀はがきは定価の62円ではなく57円で提供してくれます。
5.ふみいろ年賀状
ふみいろ年賀状は「ユーザーへの心遣い」が最大の特徴です。
詳しく説明すると、ふみいろ年賀状では、「200%安心保証」というサービスを行っていて、もし印刷した年賀状に入力があっても、1回に限り無料で再印刷をしてもらえます。
それだけでなく、宛名印刷に使う住所の登録代行や、電話やめーるでの不明点のサポートもしてくれます。
うまく注文できるか心配という方も安心して注文ができることでしょう。
年賀状のネットプリントを初めて業者に注文する方には、ふみいろ年賀状をおすすめします。
ラクスル
ラクスルはチラシなどの印刷で有名な会社ですが、年賀状のネットプリントサービスも提供しています。
ラクスルの年賀状ネットプリントはかなり料金が安いサービスなのですが、2018年からサービスがリニューアルされてさらに、料金が安くなりました。
宛名印刷サービスは無料となっており、料金は、100枚で8,506円です。
4部から注文することができ、注文する量が多ければ多いほど、料金はお得になります。
キャンペーンなどを利用すればもっとお得にサービスを利用することもできます。
投函サービスも開始されることになっていて、年賀状の発送作業も行ってくれるようになりました。
デザインのテンプレートも豊富な種類をとりそろえていて、用途や図柄から選択することができます。
自分でデザインを作りたいというからは、ラクスルのホームページで年賀状の印刷用データのテンプレートを配布しているので、そちらをご利用になって年賀状を作成するようにしましょう。
ネットプリントはどんなポイントで比較する?
ここまでおすすめのコンビニでのネットプリントやネットプリント業者を紹介してきましたが、ではネットプリントはどんなポイントで比較すればよいのでしょうか?
まず最初に思い浮かべるのは「価格」だと思います。
ですが価格が安いことに越したことはありませんが、それだけで決めてはいけません。
価格と同じように重要視したいものが「仕上がり」です。
どれだけ安くても納得のいかない仕上がりの年賀状を送るのはどこか後ろめたさを抱いてしまうでしょう。
業者によって扱っているはがきの種類や印刷方法が異なるので、注文しようと考えている業者がどんな印刷方法で、どんな仕上がりなのかを事前に調べておくとよいでしょう。
そして印刷する方法が「写真タイプ」なのか「印刷タイプ」なのかを知ることが大切です。
写真タイプは、デザインを一般的な写真のようにプリントし、はがきに貼り付ける方法です。
元の写真の再現力が高いので、写真を使ったデザインの年賀状を作成する際に用いられることが多い印刷方法です。
プリントした写真をはがきに貼り付けるため、自宅のプリンターでは宛名の印刷ができない場合があります。
印刷タイプは、写真タイプトは違いはがきに直接印刷する方法です。
写真の再現力や色の鮮やかさでは写真タイプに劣りますが、こちらの印刷方法は文字がくっきり印刷されます。
また、こちらの印刷方法なら自宅での宛名印刷が可能です。
まとめ
年賀状のネットプリントにはさまざまな種類や業者があります。
年賀状は自分でデザインしたものを印刷する場合以外は、コンビニでプリントをするより、業者に注文したほうが価格も安く、手間もかからないのでおすすめです。
業者に注文するときは、価格だけでなくデザインや仕上がりも比較してみましょう。