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シーズン到来前に!学んでおきたい除雪の基礎知識

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街中の木々や自然の山々もすっかり色づき、冬の足音ももうそこまで聞こえてきそうな季節。冬がやって来ることに伴い降雪量が多くなるのは、北海道や東北地方のいわゆる「北国」に限った話ではありません。昨年の2月には東京都心でも20年ぶりの20cm台の積雪を記録し、交通機関に大幅に影響が出るなど、雪にさほど慣れていない人たちの生活にも被害を及ぼしました。暖冬傾向にあるとはいえ、今年も異常気象が発生し、大雪に見舞われてしまう可能性はないとはいえません。そのようなときに慌てないためにも、ここで「除雪」に関する基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。

DIYでやる雪かき

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家の屋根の雪かきであれば、ご自分でされる方も多くいらっしゃるとは思いますが、「雪がたくさん積もっているな」と思ったときに雪かきを始めるのは時すでに遅し。雪かきは思っている以上に重労働なので、雪が重たくなってしまう前に、早め早めに取り掛かることが非常に大切です。雪が少し積もって止んだ頃を見計らって、まとめてではなく少し面倒であっても数回に分けて除雪する方が、結果的には効率よく済ませることができます。

基本の道具編

【スノースコップ(雪用スコップ)】

雪かき道具の代表といえばコレ。アルミやプラスチック製のものなど、軽量化されているものが多く、重たい雪をかき出すには持ってこい。凍った雪を削るのに便利なので、先端が四角いものがオススメです。

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【スノーダンプ(ママさんダンプ)】

大きな角型シャベルに手押し用にパイプ状の取っ手がついたもの。広い範囲の雪を一度にすくって押し出すことで雪を運び出すことができます。

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Photo by amazon

 

基本のやり方編

【服装】

・長靴、防寒靴(水濡れせず滑りにくいもの)

・手袋、帽子、靴下、マフラー(寒さ対策に。マフラーの代わりに汗ふきになるタオルも可)

※雪かきをしていると体が温まってくるので、体温調整がしやすい重ね着をされることをオススメします。

【作業のコツ】

◆スコップの場合

腕の力だけで行なうのではなく、足と腰の力も十分に使うようにしましょう。体全体を使って持ち上げるようにすれば、より効率的に作業が出来ますし、腰を痛めることを防ぐことにもなります。雪をかき出す際には、サイコロ型に少しずつ切り出すようにすると、体に負担をかけずスムーズに作業を進めることが可能です。

◆スノーダンプの場合

上半身に力が入ってしまいがちですが、腰から進んでいくようにするとラクに作業が出来ます。まず小さな雪山を作って、そこに何度も雪を運び、雪山を大きくしていきます。その雪山を固めるために足で雪山を凹ませ、その箇所をスノーダンプで運んだ雪で埋めます。さらにその上をスノーダンプで雪を運びつつ通過することで雪を固めるようにします。これらの作業を繰り返して頑丈な坂道を作り、雪山を大きくして除雪します。

注意するべき除雪時の事故とその防止策

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冬の雪に関する事故には雪崩や路面凍結による交通事故などいくつかの種類がありますが、その中で忘れてはならないのが除雪中に起こってしまうもの。平成25年度の大雪による人的被害のうち約70%が、屋根の雪下ろしや雪かきなどの作業中に発生したものであるとの報告もあります。ここでは、その事故の種類と防止策について見ていきます。

1.屋根からの転落事故

屋根の上からの雪下ろしはいわば高所作業と同じ。足が滑って転落したり、屋根の上の積雪が落ちてくることによってバランスを崩したりしてしまうことで起きてしまいます。ヘルメットや命綱などの使用はもちろんのこと、作業前に建物の周りの雪を残してクッション代わりにするなどして、万が一転落した場合でも衝撃が少なくなるような工夫をしておきましょう。

2.屋根からの落雪による事故

晴れの日や新雪の場合など、雪がゆるくなっているときの軒下での作業では、屋根からの落雪に埋まってしまう、または直撃してしまうような事故が懸念されます。屋根に雪が残っていないかを必ず確認するようにしてください。落雪に埋まってたった15分経過しただけで生存率が急激に低下してしまうので、速やかに緊急の連絡を取れるように携帯電話を必ず持参、また家族やご近所の方にも除雪作業中であることを前もって伝えておくようにしましょう。

このほかにも除雪機による事故や、寒い中で重労働をしたことによる急な心筋梗塞の発症など、さまざまなものが考えられます。これらを未然に防ぐためにも、作業前には必ず準備運動をしっかりと行ない、また作業は二人以上でやること、そして少し疲れたと思ったら決して無理はせず休憩を入れるようにすることを心がけてください。

雪の種類別除雪方法

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ひとくちに除雪といっても、降る雪の種類や積雪量によって、適する除雪方法や道具は変わってきます。お住まいの地域などによってもそれらは異なることがありますので、ご自分で除雪をされる際の参考になさってください。

◆軽い降雪の場合

さらさらとした粉雪などあまり湿気を含まない雪が軽く降った場合であれば、「ブロワー」と呼ばれる送風機である程度吹き飛ばすことが可能です。また、樹脂製の「プッシャーラッセル」で軽く押し出し、道に寄せておくという方法もあります。

◆多めの降雪の場合

温暖多湿な地帯によく降る水分が多く含んだ綿雪などがたくさん積もった場合は、アルミでできた角スコップが適していてます。軽くて丈夫なので扱いやすいのが特徴です。

◆凍った雪の場合

アルミ製の角スコップが無力になってしまうほどに凍ってしまった圧雪や固くなった積雪には、スチール製の剣先スコップで切り分けたり、崩したりする方法が有効です。

専用の道具がなくてもできる!オススメ雪かき代用品

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昨年の関東地方のように、降雪地帯ではないところで急な大雪に降られた場合、専用の雪かき道具が家に揃っていない、慌ててホームセンターに買いに行っても売り切れていたというような状況に見舞われてしまうかもしれません。そんなときには、どのご家庭にもある日用品で代用することも実はできるのです。

■ほうき

毛が硬い素材でできている雪かき専用のほうきもありますが、1cmにも満たないような積雪であれば、ご家庭にある竹ぼうきなどでも十分に代用できます。

■ちりとり・フライパン

昨年の関東地方での大雪の際に、スコップ代わりに実際に使用された報告例が多数あった模様。重たい雪がたくさん積もったときには向きませんが、玄関前の積雪を片付けたい場合など、軽く雪かきをしたいときには重宝します。

■塩を撒く

雪が降ると凍結防止剤や融雪剤として高速道路で撒かれているもの、あれは実は塩なのです。0度を下回っても凍らないという水とは異なる食塩水の性質を利用して、雪や氷を溶かしています。ただし、塩を撒いたことの二次被害として、植物や作物が枯れたり、金属が錆びてしまうという「塩害」が発生する場合もあるので、緊急を要する場合以外にはあまり広範囲で使用しないようにしましょう。

まとめ

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ご自分で雪かきや除雪作業をされる場合、やはり多くの時間と労力を必要としてしまうもの。かといって降り積もった雪をそのままにしておくと、踏み固められたり凍ってしまったりすることで滑りやすくなり、大けがの原因となってしまうことがあります。本格的な雪シーズンが来る前に、雪が降ったらどのように雪かきを行なうのか、具体的にご家族で決めておかれることもオススメです。しかし、忙しくて除雪をする時間がない、体調を崩して雪かきを自分ですることができない、という場合には、業者に依頼するのも良い方法です。

お住まいの地域で除雪の業者をお探しの際には、『生活110番』の『雪かき、除雪』を是非ご利用ください。

 

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