注意が必要な自転車の処分。間違っていると起こるトラブルとは

2021.4.30

注意が必要な自転車の処分。間違っていると起こるトラブルとは

最近自転車がブームになっているようで、ロードバイクやクロスバイクなどのかっこいいスポーツタイプの自転車に乗っている人もよく見かけるようになりました。会社通勤でも使う人が増えているようです。

その自転車を、もし買い替えなどで処分したい場合、ちゃんとした方法をご存知でしょうか?自転車の処分には注意すべき点がいくつもあります。ここでは詳しい自転車の処分をご紹介しますので、ご存じない方はぜひ参考にしてください。

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処分の前に『防犯登録』の抹消を

自転車の防犯登録は手軽にできるため、ほとんどの自転車は防犯登録がされていると思います。しかし、この防犯登録を抹消するにはきちんと届け出をしないといけません。ここでは、その防犯登録の抹消についてご説明します。

手続きに必要なもの

防犯登録抹消手続きに必要なものは、以下のようになっています。

・登録されている人の身分証明書(運転免許証、保険証など)
・防犯登録カード(ない場合は自転車の本体や保証書などでもOK)
・委任状(本人以外が手続きに行く場合や、未成年の場合)
・譲渡証明書(知人や友人が防犯登録の抹消を行う場合)

手続きの方法

必要書類などを持って、「自転車防犯登録書」を掲げている自転車屋・ホームセンターや最寄の警察署(東京の警察署等では解除できないこともあります)で手続きすることができます。購入した店舗以外でも手続きはできます。

登録抹消しなければトラブルのおそれも

防犯登録の期限は7~10年(自治体によって違います)ですが、期限が切れたからと言ってデータベースから名前が消えるわけではありません。防犯登録を抹消せずに売ったり、他人に譲ったりすると、新しい保有車の方が窃盗の容疑をかけられてしまうことがあります。

また、手放した自転車を使用した犯罪などが起こった場合、防犯登録を消していないと容疑者として疑われてしまうこともあります。そういったことに巻き込まれない、他人に迷惑をかけないために、自転車の処分は防犯登録の抹消をした後に行うようにしましょう。
      処分の前に『防犯登録』の抹消を

粗大ごみとしてごみ出しする方法

ごみとして自転車を処分する場合、自宅までの回収を依頼するか、クリーンセンターに自分で持っていくという方法がありますので、それぞれご紹介します。

回収を依頼する

まずは自治体に電話して、回収依頼を予約します。回収してもらうにはごみ処理券を購入して張っておく必要があるので、コンビニやお店で購入しましょう。以上の2点が終わったら、予約した日に決められた場所に置いておけば回収してくれます。

引き取りまでに大体2~3週間ほど時間がかかります。費用は自治体によって変わりますが、1,000円以下が済むことが多いです。

クリーンセンターに直接もっていく

他に処分したいものがある場合は、クリーンセンターに直接持っていくのもいいでしょう。時間に余裕がある方、車を持っている方におすすめの方法です。

どちらの方法で処分するにも、防犯登録の抹消は必ず事前しておきましょう。

費用を抑える処分方法

粗大ごみとして自転車を処分するのは、少額ではありますがお金がかかってしまいます。お金をかけたくないという方は、売却するか知人や友人に譲るといいでしょう。

売却する

リサイクルショップや中古自転車専門店に売却する、オークションサイトやフリーマーケットサイトで売却するなど多くの売却方法があります。どの場合でも、まずは自転車の状態をチェックして、必要あれば補修するようにしましょう。状態が悪いと売れないことがあります。

▼チェックするポイントは、下記のような点になります。

・ペダルはスムーズにこぐことができるか
・チェーンがきしんだりしないか
・ライトはちゃんとつくのか
・鈴はなるか
・反射板はちゃんとついているか
・バッテリーが切れていないか(電気自転車の場合)

ライトや鈴は使用できなくてもあまり問題ないですが、直せるのであれば直しましょう。ペダルやチェーンなどに問題がある場合は、直せれば直し、不可能であればあきらめて粗大ごみで捨てましょう。また、錆や汚れは丁寧に落とし、パンクは100円ショップなどに売っているパンク修理用品などを使用して修理しましょう。

もちろん、防犯登録は事前に抹消しましょう。

友人・知人にゆずる

防犯登録は名義の変更はできません。友人や知人に譲るのであれば、一度抹消しなければいけません。抹消しないとすでに述べたように、友人や知人が窃盗の容疑をかけられてしまうことがあります。

防犯登録を抹消する際に、譲る相手と一緒にお店に行き、抹消と新規の登録を一緒にするといいでしょう。
      費用を抑える処分方法

楽に処分する方法

粗大ごみで自転車を処分すると時間やお金が、売るにも手入れなどの手間がかかります。もし手間をかけずにすぐに処分したいという場合は、回収業者に依頼するといいでしょう。

大体費用として1,000~3,000円くらいかかりますが、電話すればその当日に引き取りに来てもらえることが多いです。また、業者によっては防犯登録の抹消をやってもらえるところがあります。

とにかくすぐに処分をしたいという方におすすめです。

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まとめ

自転車の処分にはいろいろな方法がありますが、ほとんどの場合で防犯登録の抹消を事前にしなくてはいけません。防犯登録の抹消を怠ってしまうと、他人や自分自身がトラブルに巻き込まれてしまうかもいれないので、必ず行うようにしましょう。

他人の手に自転車が渡るような場合は、次に使用する人のことを考えて処分するようにしましょう。また、回収業者へ防犯登録の抹消をしてもらいたいのであれば、防犯登録の抹消をしてくれるのかどうか事前に問い合わせてください。

不用品回収・リサイクルを依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収・リサイクル」をご覧ください。

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