お正月の門松の処分はどうしよう?罰が当たらない処分方法とは

2021.4.30

お正月の門松の処分はどうしよう?罰が当たらない処分方法とは

お正月に門松をお家の前へ飾る方はたくさんいるでしょう。しかし、お正月が終わったあと、門松を処分する方法は分からないという方が多いのではないでしょうか?

この記事では門松の処分方法に加え、門松の意味や門松を飾る理由、いつまで飾っておいても大丈夫なのかなども分かりやすく一緒に紹介します。お正月のおさらいなどにも、ぜひ参考にしてください。

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門松を飾る意味とは

お正月になると家の前に飾られる門松には、歳(とし)神様という神様がおりてくるという意味があるそうです。歳神様とは、諸説ありますが穀物や豊作あるいは先祖の神様で、一年を通して家を守ってくれる神様のことをいいます。門松を目印として飾ることによって、歳神様はお正月の間に家を見つけてやってくるのです。

また、門松は平安時代におこなわれていた「小松引き」という行事がその由来になっており、かつてはその名の通り「松」を飾っていたようです。「小松引き」はお正月に小さな松の木を引き抜き遊んだ行事で、長寿を祈願する意味もありました。それがのちには長寿のシンボルとして有名な「竹」が門松として飾られるようになったのです。

門松を飾る意味とは

門松はいつからいつまで飾るもの?

門松を飾るとよい期間というのはご存じでしょうか?門松は、縁起のいい末広がりの8の付く年末の28日か、きりのよい30日などから飾り始めるとよいそうです。
そしていつまで飾るのかというと、地域によって違いはあるようですが、基本的に1月7日までです。1月7日までは「松の内」と呼ばれ、門松やしめ縄を飾っておく期間のことで、歳神様が滞在している期間とされています。

逆に、飾り始めてはいけないのは「苦松」といわれる12月29日と、「一夜飾り」といわれる12月31日です。
「苦松」は苦待つ、苦難が待ちうけるという意味合いのほか、二重苦などの意味合いが連想されるため正月飾りを飾る日として避けられています。
「一夜飾り」は大晦日に飾っても歳神様が気がつかなかったり、間に合わないということで、よくないとされています。

また、門松やしめ縄を毎年使い回している方はいないでしょうか?門松やしめ縄は縁起物であるため、使い回すことはあまりいいとはいえません。そのため、毎年門松の処分をする必要があります。

門松の処分方法

もっとも適切な門松の処分の方法である「どんど焼き」という行事をご存じですか?

門松やしめ縄、またはお守りなどの縁起物の処分方法で一番好ましいのは、1月15日(小正月)の日に神社や土地の広い空き地を利用しておこなわれる「どんど焼き」です。地域によって「お焚き上げ」「左義長」など呼び方はさまざまで、空き地などが少ない地域などでは小学校のグラウンドを利用しておこなっている場合もあります。

門松やしめ縄などの縁起物は一度神様の宿ったものなので、一般のゴミで処分するのではなく、どんど焼きを利用するといいでしょう。どんど焼きは神様の宿ったものを神様に失礼のない方法で処分できる方法なので、多くの皆さんが利用しています。

門松の処分方法

神社のどんど焼きの日を逃した…こんなときはどうする?

どんど焼き以外にも、家庭で門松を処分する方法があります。庭で清めたあとにごみとして門松を処分するというものです。

庭で門松を処分するときは、まず庭を酒と塩で清めます。庭が広く、住宅街から離れた所にあるなど周りに迷惑がかからないようならば、火をつけて焚きましょう。庭を清めたあとに門松を焚き上げれば、神様にも失礼がないとされています。

庭がない場合は塩などで清めて丁寧に新聞紙に包んでから、新しい家庭用のごみ袋に入れて処分します。
その際は、ほかのゴミなどと一緒に出すのではなく、お守りやしめ縄などといった縁起物だけを入れて出しましょう。

どちらの処分方法も、これから迎える新しい一年を見守ってくださる神様に対する感謝の気持ちを忘れないでください。

さらにほかの処分方法としてよく利用されているのは、不用品回収業者に依頼することです。不用品回収業者は不用品の種類、大きさ、分別にかかわらずなんでも処分を請け負ってくれるため、処分したいものがたくさんある場合はおすすめです。
また、電話をかけて自分の希望日や希望時間などの相談をすれば、自宅まで来てくれるので自分で重たいものを運ばずにすみます。時間がない方、手間を省きたい方は業者に依頼してみるといいでしょう。

神社のどんど焼きの日を逃した…こんなときはどうする?

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まとめ

門松の処分方法で一番無難なのは、「どんど焼き」で焼いてもらうことです。そのほかには家の庭で処分するという方法や、不用品回収業者にお願いするという方法もあります。

不用品回収業者は手間を省きたい方におすすめですが、料金は業者によって違ってきますので、まずは見積もりをとってみることをおすすめします。

お正月は準備することも多く、大変かもしれません。しかし、せっかく新しい年を迎えるのですから、気持ちよく新しい年を迎えられるように、しっかり準備や後片付けをしましょう。そして、健康的でいい1年間を過ごしましょう。

不用品回収を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「不用品回収」をご覧ください。

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